【エチオピア】JPF「ソーシャルグッドタイムズ」で紹介されました
グッドネーバーズ・ジャパンは、ジャパン・プラットフォームから助成金を受け、2023年よりエチオピア西部にあるツォレ難民キャンプ にて、生計向上・平和構築事業を実施しました。
その支援活動の概要や実際の難民キャンプの様子、スタッフの想いを「ソーシャルグッドタイムズ」にて詳しく紹介していただきました。
支援の背景
エチオピアには難民キャンプが20か所あり、本事業地であるツォレ難民キャンプは南スーダンとスーダンから約43,000人の難民を受けて入れています。
多くの難民が生計手段を持たず、行政や国際機関からの食糧配付や生活費支給に頼らざるを得ないため、難民の滞在は長期化しています。
一方、もともと住んでいた4,500人ほどの地域住民たちも、国内で低い水準の平均収入で暮らしていました。その中で、支援が難民に集中していたり、盗難被害が発生したりするちな現状況に対して不満が鬱積しており、個人レベルでの争いが発生するなど両者は緊張関係にありました。
支援の概要
このような状況を改善するため、グッドネーバーズ・ジャパンは生計向上および平和構築支援に取り組み、難民の自立的な生活をサポートし、また難民とホストコミュニティ住民間の平和的な関係を構築する仕組みづくりやイベントを実施しました。
動画の中では、生計向上支援の一環で難民キャンプ内と地元住民の土地に建設された製粉所の様子が紹介されています。グッドネーバーズ・ジャパンが建設し、難民によって運営されている製粉所では、製粉のおつかいで来た子どもたちや、実際に穀物を測って代金を受け取り製粉する難民の姿が見られました。
また、起業支援を受けた難民が始めた売店や、平和構築事業として実施されたスポーツ大会や音楽イベントなどで難民と地域住民が交流する様子もご覧いただけます。
最後に
多くの方に支えらえた支援が、支援を必要としている人々のもとに届き、その生活に活かされている様子をお伝えできることは、貴重な機会です。改めて、支援くださっている皆さまと「ソーシャルグッドタイムズ」の皆さまに感謝申し上げます。
私たちはこれからも、長期化する滞在避難生活の困難や貧困のサイクルを解消するため、紛争の影響を受けた人々やコミュニティへの支援に取り組んでまいります。引き続き、温かいご支援をよろしくお願い申し上げます。
なお当事業について、団体作成の活動報告記事と動画も下記よりご覧いただけます。
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