世界中の子ども達に笑顔を。途上国の子どもの教育支援・緊急支援を行う国際NGOグッドネーバーズ・ジャパン

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ふるさと納税で、ひとり親家庭のフードバンク「グッドごはん」をご支援ください

ふるさと納税は、自分が納める税金の使い道を自分の意志で決めることができる制度です。このふるさと納税を通じて、ひとり親家庭のためのフードバンク「グッドごはん」を応援することができます。 

今、国内のひとり親世帯の5割近くが相対的貧困状態にあり、衣食住・教育等において標準的な生活を送れないほど低い所得で暮らしています。 

グッドネーバーズ・ジャパンが運営する「グッドごはん」は、困窮するひとり親家庭に食品を無償配付することで、子どもたちが十分な食事をとり、健やかに成長していける社会を目指す支援事業です。  

ふるさと納税を通じて、グッドネーバーズ・ジャパンと共に、社会問題解決の一翼を担いませんか?あなたのご寄付が、子どもたちの明るい未来を創り出します。 

ふるさと納税によるご寄付のメリット

ふるさと納税とは、自分が選んだ自治体に寄付を行い、その寄付金額を一定の範囲内で所得税や住民税から控除できる制度です。この制度を利用することで、自分が納める税金の使い道を自分の意志で決めることができます。

【ふるさと納税×グッドごはん】 3つの取り組み

今も食品支援を必要とするひとり親家庭は増え続けています。私たちはふるさと納税のご支援を活かし、より多くの子どもたちを救うために、配付内容の質向上、活動地域・規模の拡大、こころを支える活動を行います。

①G-Callふるさと納税

「お金がなく、主食のお米さえも買えません」「お米を食べて体も心も元気になりました」 
主食、とりわけお米は食卓の要であり、子どもたちの健康にも欠かせないものです。しかし、そのお米すら十分に買うことができず、切り詰めていたという家庭がグッドごはん利用者の中には少なくありません。 
グッドごはんの食品配付では、希望するご家庭全てに毎月お米を配付できるよう努めていますが、利用者の増加により十分に調達することが難しくなっています。 
そのような中、G-Callふるさと納税 WEBサイトを運営する株式会社ジーエーピー様より「食べきれないほどの返礼品を受け取る人がいる一方で、経済的に苦しんでいる人がいる。返礼品で食料品を受け取るのであれば、食料を必要としているところに渡したい。」というお客様の声をきっかけに、G-Callふるさと納税 WEBサイト【子ども支援企画】を立ち上げてくださいました。 
返礼品のお米が、食に困っている家庭へ届くこの新しい仕組みで、より多くのご家庭にお米を届けることが可能になります。

②渋谷区へのふるさと納税

(2023/12/31)受付を終了しました。たくさんの温かいご支援をありがとうございました。

ひとり親家庭が抱える困難は、家計や食事だけではありません。グッドごはん利用者を対象に当団体が過去に実施したアンケート調査1では、子育てや生活で困った時に他者へ助けを求めることに「抵抗がある」「どうやって助けを求めれば良いのかわからない」「時間や気持ちに余裕がなくて助けを求められない」と回答した人が7割に及びました。
※1アンケート実施日程:2022年4~5月 有効回答数:594名 
ひとり親家庭の貧困は外からは見えづらく、当事者が日々孤立感を深めていくことが懸念されます。  このことから、私たちは今後、食品配付に加えて、より直接的に利用者のこころに寄り添う活動にも取り組んでいきたいと考えています。  
具体的には、東京都渋谷区に設けている事務所を拠点に、次の活動にも注力してまいります。 
・グッドごはん利用者相談窓口事業:グッドごはん利用者が生活や子育ての悩みなどを気軽に相談できるよう、相談窓口を設けることで、利用世帯が深刻な状況に陥る前に救い出せるセーフティーネットの一端を担うことを目指します(相談内容によっては専門家や協力機関に支援を繋ぐ場合もあります)。 
・利用者交流会:利用者同士で子育ての工夫や日常的に活かせる情報を共有し合う場を設け、利用者同士の交流や新たな繋がりを築く機会を提供します。 
・利用者参加イベント:家庭の経済状況などにより、子どもが触れる体験機会の量や質に差が出る「体験格差」という課題があります。子どもたちが置かれた環境によらず、様々な体験を通して好奇心や自信を育む機会を得られるよう、利用世帯が親子で参加できるイベントを開催し、体験機会を提供します。

③佐賀県へのふるさと納税

佐賀ふるさと納税

グッドごはんの活動はこれまで、首都圏と近畿圏で展開されてきましたが、ひとり親家庭の貧困は多くの地域で課題となっています。中でも九州の子どもの貧困率は鹿児島県の20.6%、福岡県の19.9%を筆頭に国全体よりも高いという調査結果があります1。その背景の一つには、ひとり親世帯率の高さが挙げられ、九州のひとり親世帯率は1.76%2と、日本全体の1.30%を上回っています。一方で、食品支援は足りていないという現状があります。 
そこでグッドネーバーズ・ジャパンは本年、九州に新しく倉庫を開設して「グッドごはん」によるひとり親家庭への食品配付を開始することにしました。佐賀県・福岡県を皮切りに、九州での支援事業を展開してまいります。 
また子どもや社会的弱者が影響を受けやすい自然災害時の支援事業にも取り組みます。
1毎日新聞ウェブ「子育て貧困世帯 20年で倍 39都道府県で10%以上」(2016/2/18)
22020年国勢調査から、一般世帯総数に対するひとり親世帯数(他の世帯員がいないもの)の割合をグッドネーバーズ・ジャパンにて算出

 困窮するひとり親家庭の現状

「子供たちは給食と夜ごはんのみ。親の私は1日1食、食べない日もあります」

「給食のない長期休みは子どもの体重が減ってしまい、とても不安になります」

「野菜や果物やお魚などを食べさせてたいのですが、高いので買えません」

今、日本の子どもの7人に1人は相対的貧困と言われ、衣食住・教育等において標準的な生活を送れないほど低い所得で暮らしています。とりわけ、ひとり親家庭はおよそ半数が相対的貧困状態と深刻な状況にあります。

グッドネーバーズ・ジャパンが、グッドごはんを利用するひとり親家庭を対象に実施したアンケート調査では、約40%が過去一年間で食料を買えなかった経験が「よくあった」もしくは「ときどきあった」と答えました。また、親と子の食事回数を調査したところ、半数以上の親が自分自身は1日2食以下と答え、自分の食事を削って子どもの食生活を必死で守る親の姿が浮き彫りになりました。しかし、それでも食費を賄えず、子どもの食事すら制限されるケースも少なくありません。特に学校給食のない休日は、全体の4割近くが子ども自身の食事が1日2回以下と答えました。

食事を満足にとれない生活は、子どもの健康はもちろん、社会生活そのものや将来にも影を落とします。まずは全ての子どもたちが食に困ることなく暮らせる環境をつくる必要があると私たちは考え、とりわけ厳しい状況に置かれているひとり親家庭を対象に、フードバンク事業”グッドごはん”を実施しています。

お腹を満たすだけではない、食品支援の効果

食の支援は、孤立しがちなひとり親家庭の心も満たし、前を向いて生きる力にもなります。 食品を受け取ったご家庭からは、「甘いものを食べて勉強に集中できた」「浮いたお金で学用品を買えた」「一人じゃない、明日からまた頑張ろうと思える」といった嬉しい声が寄せられています。

グッドごはんの食品を受け取った利用者親子からのメッセージ

あなたのご支援で救われる子どもたちがいます。どうか、温かいご支援をよろしくお願いいたします。