「食品支援を基盤にした困窮世帯の子どもの体験格差是正のための資金分配事業」実行団体の公募を開始します
認定NPO法人グッドネーバーズ・ジャパン(本部:東京都大田区、代表理事:小泉 智)は、一般財団法人日本民間公益活動連携機構(所在地:東京都千代田区、理事長:二宮 雅也、英文名:Japan Network for Public Interest Activities、略称:JANPIA)が公募する「2024年度 物価高騰及び子育て対応支援枠<第3回> 休眠預金等活用法に基づく資金分配団体」に選定されました。
この度グッドネーバーズ・ジャパンは、当事業の資金分配先として、食事や体験機会の困難を抱えるひとり親家庭等への支援に取り組む実行団体の公募を開始いたしました。
1.事業概要
1-1.事業名
食品支援を基盤にした困窮世帯の子どもの体験格差是正のための資金分配事業
1-2.本事業の目的
食の貧困や体験の格差に苦しむ子どもへの支援を促進し、低所得のひとり親家庭等の子どもたちを取り巻く環境の改善
1-3.助成対象団体
東京都、大阪府、福岡県、佐賀県のいずれかにおいて、低所得のひとり親家庭等への食品支援と体験活動の提供をする団体(団体の所在地は問いません)
1-4.採択実行団体数(予定)
7団体程度を予定
1-5.助成金額
1団体当たり:1,000万円~1,700万円程度
1-6.助成期間
2025年5月(予定、契約書締結後)から2026年2月
1-7.期待する活動概要
低所得のひとり親家庭等の子どもたちを取り巻く環境を改善するため、食支援および体験活動を提供する。
ー 支援目標の目安 ー
<食支援>
・支援対象の世帯に対して、毎月(6月~2月)食糧支援を実施する(精米・副菜・お菓子・飲料など)
・支援世帯数:1月あたり7団体計31,680世帯程度
<体験活動>
・支援対象の親や子どもへの体験活動プログラムを毎月(6月~2月)提供(学習支援・居場所づくり・自然体験活動・アート活動など)
・支援世帯数:1月あたり7団体計140世帯程度
・支援人数:1月あたり7団体計280人程度
<情報発信・ネットワーク>
・各団体で地域での情報発信15か所以上
・各団体で情報発信3種類以上(チラシ・HP・メールマガジンなど)
・各団体で10組織以上とのつながりがある
各支援規模についてはご相談をお受けします。
2.審査・公募について
2-1.審査の流れ
・選考は、公平で公正な選考を行うため、第三者の外部有識者・専門家等から構成される審査会において内定を確定します。
・応募書類、申請内容等の確認のため、申請書類提出後、事務局による面談を実施します。日程調整等のご協力をお願いいたします。
・提出書類の不備がある団体は、審査の対象にならない場合があります。申請書類は複数ありますので、申請前に必ず確認の上、ご申請をお願いします。
・審査結果は、メールにて通知します。文書での通知は行いません。
2-2.選定基準
支援対象団体は、次の選定基準に基づき選定を行います。
・審査にあたっては、事業に真摯に取り組み、支援期間後も地域社会と向き合い続ける姿勢を持つことに加え、支援対象団体の基盤強化や活動だけでなく、相互支援を通じて地域および全国の活性化を目指すことを目的としていることから、関係者(他地域の地域ネットワーク団体、行政、社会福祉協議会、企業、住民など)と適切な関係性を持ち、連携・対話を行える団体であるかどうかを重視します。
ガバナンス・コンプライアンス | 支援を経て、支援対象団体として十分なガバナンス・コンプライアンス体制を整備できるか |
事業の妥当性 | 業務実団体がとらえている課題について、問題構造の把握が十分に行われているか、また、課題解決と担い手育成に対して事業計画(課題の設定、目的、事業内容)が妥当であるか |
実行可能性 | 業務実施体制や計画が適切か |
継続性 | 非資金的支援による効果や仕組みが、支援終了後も継続することが見込まれるか |
先駆性(革新性) | 社会の新しい価値の創造、仕組みづくりに寄与するか |
波及効果 | 事業から得られた学びが組織や地域、分野を超えて社会課題の解決につながることが期待できるか |
連携と対話 | 多様な関係者との協働、事業の準備段階から終了後までの体系的な対話が想定されているか |
2-3.公募期間
2025年3月12日(水)~3月31日(月)23:59 締切厳守
2-4.公募要領
公募内容の詳細につきましては、必ず以下の公募要領をダウンロードしてご確認ください。
2-5.申請に必要な書類
・定款
・事業報告書(前年度)
・貸借対照表(前年度)
・損益計算書(前年度)
※前年度(2024年度)の事業報告書、賃借対照表、損益計算書の提出ができない場合は、2023年度の事業報告書、貸借対照表、損益計算書をご提出ください。
以下の様式1~7の書類
・様式1_実行団体公募 申請様式・助成申請書
・様式2_事業計画書
・様式3_資金計画書
・様式4_コンソーシアムに関する誓約書
・様式5_団体情報
・様式6_役員名簿
・様式7_ガバナンス・コンプライアンス体制現況確認書
(補足)
・上記の様式はファイル名を変えずに提出してください。
・「様式1_助成申請書」に「代表者の印」(法人印)として印鑑登録済みの印を捺印の上、PDFデータに変換して提出してください。
・その他の様式2~7は、ファイルの形式を変えずにご提出ください。
・「様式4_コンソーシアムに関する誓約書」コンソーシアムで申請されない場合は必要ありません。
・「様式6_役員名簿」はエクセル様式厳守となります。エクセルファイルにはパスワードをかけ、パスワードは役員名簿のアップロード後に、当事務局(kodomo_kyumin@gnjp.org)宛にメールでご連絡ください。
(積算の手引き)
実行団体向けの積算の手引きについては、以下のファイルをご確認ください。
2-6.申請書類の提出方法
2025年3月31日(月)23:59までに申請に必要な書類をメールに添付して、以下の宛先までお送りください。
休眠預金活用事業 子ども支援 事務局
kodomo_kyumin@gnjp.org
※申請書類はzipファイルに1つにまとめてください。
※zipファイル名は「申請書類_〇〇(団体名)」にしてください。
※役員名簿のファイル名は「〇〇(団体名)_役員名簿」にしてください。
※役員名簿には必ずパスワードを設定してください。
2-7.選考方法と結果のお知らせ
選定のための審査は、外部有識者で構成される審査委員会を4月中旬(予定)までに行います。
選定結果は4月下旬(予定)までに申請団体に通知し、調整後に公表します。
なお、実行団体の公募に申請した団体の情報(団体名・所在地・事業名・事業概要)を、募集終了時に弊団体のHPに掲載します。助成が決定した実行団体・申請事業の名称、事業計画(収支含む)の概要、助成金額も弊団体のHPに掲載します。資金分配団体は審査の結果、実行団体に指定されなかったことに関して一切の責任を負いません。
3.オンライン公募説明会 アーカイブ動画
2025年3月17日に開催したオンライン説明会のアーカイブ動画をご紹介します。
4.お問い合わせ
特定非営利活動法人グッドネーバーズ・ジャパン
休眠預金活用事業 子ども支援 事務局
03-6423-1768(ガイダンス後、電話の5を押してください)
kodomo_kyumin@gnjp.org