世界中の子ども達に笑顔を。途上国の子どもの教育支援・緊急支援を行う国際NGOグッドネーバーズ・ジャパン

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2024.05.16 活動報告

グッドごはん活動報告 2024年4月配付

厚生労働省が公表した「2022年国民生活基礎調査」によると、2021年の子どもの貧困率は11.5%と前回調査(2019年)より改善傾向にあるものの、ひとり親世帯の貧困率は44.5%と半数近くが相対的貧困の状態です。グッドネーバーズ・ジャパンは困窮するひとり親世帯に焦点をあて、「ひとり親家庭等医療費助成制度医療証」を持つ家庭を対象に食品を提供しております。生活に欠かせない食を支援することで、ひとり親家庭の親子が困窮する今を乗り切り、子どもたちが自ら未来を切り開ける、その一助となるように支援してまいります。

2024年4月の活動報告

大阪倉庫での配付の様子

・渋谷拠点にて、グッドごはん利用者対象のグループ交流会を開催しました。
 利用者さん同士のグループワークを通して、悩みを共有し語り合うことで、生活のヒントを得たり、悩みを共感してくれる人がいるという、安心感を得てもらうことを目的として、グループ交流会を開催しました。

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世帯数
330世帯(首都圏155世帯、近畿107世帯、九州68世帯)
配付日・場所

58カ所61回(首都圏30カ所32回、近畿19カ所20回、九州8カ所9回)

配付世帯数

3,633世帯(首都圏1,728世帯、近畿1,499世帯、九州406世帯)

配付世帯の
子どもの
合計人数

6,335人(首都圏2,827人、近畿2,639人、九州869人)

累計配付世帯数(のべ)(2017年9月から)

79,003世帯

利用者からの声

4月も、個人の方や企業の方からいただいた食品寄付を多くのひとり親家庭にお渡しすることができました。食品を受け取った利用者の皆さんから、今月もたくさんのコメントが届いています。

・「私が仕事で、学校がお休みの日などのお昼やおやつなどに本当に助かっております。お米も本当に本当に助かります。」

・「成長期の娘はいつもおなかがすいたと言っていますが、1日の食費には限りがあるので、私の朝昼を削って食べさせています。こちらで頂ける食品が本当にありがたく、おかずやお菓子など一つ一つ大事にいただいています。」

・「全てが高い中、この様なご支援を頂けることに感謝しつつ、更に頑張ろうという気持ちになります。ありがとうございます。」

・「配付日に子供に『今日はガラガラ(キャリーケースのこと)の日だよ!』と言うと目を輝かせて喜びます。いつも助かっています。ありがとうございます。」

・「毎月、皆様からの支援により生き抜く事が出来ています。本当にありがとうございます。」

・「物価が高く、ひとり親に限らないと思いますが、生活が厳しくなる状況が続いているなと思います。そんな中で1人親家庭に心を向けてくださる方々がおり支援を受けられている事は、本当に幸せなことだと感謝しております。」

担当者より

4月は春休みや進学によるお子さんの環境の変化、学校関連で金銭的な負担の多い月となっております。そのような状況ですが利用者の方からは「大変だったけどご支援いただいた食品で乗り越えました」、「いつもご支援頂きありがとうございます。心の支えになっています」というお話を聞きました。
今後も一人でも多くのひとり親家庭に食品をお渡しできるよう活動を行ってまいります。引き続き皆さまからの応援をよろしくお願いいたします。(衛藤)


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