世界中の子ども達に笑顔を。途上国の子どもの教育支援・緊急支援を行う国際NGOグッドネーバーズ・ジャパン

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2023.07.11 活動報告

【モザンビーク 食糧危機】食糧配付を行いました

ここ数年、新型コロナウイルスの感染拡大により経済活動が制限されるなかで、収入が減ったり、今まで買えた食料品も買えなくなるなど、世界中の多くの人々が生活への影響を受けました。

さらに昨年2月にウクライナ侵攻が始まったことで、食糧・燃料・飼料の価格が高騰し、世界規模で食糧危機が深刻化しています。特に貧困層への影響は大きく、世界の82か国で3億4,500万人もの人々が食糧危機に直面しています。

グッドネーバーズ・ジャパンが活動するモザンビークも例外ではありません。食糧不足の深刻度を表すIPC※という指標において、人口の10%にあたる290万人がPhase3の「急性食料不安」に直面しているのです。なかでも北部のカーボ・デルガド州では、紛争によって人々が移住したことや、農業に携わる人々が減ったことで食料生産が低下しました。こういった供給面の制約も食糧危機に拍車をかけています。

※IPC: Integrated Food Security Phase Classification(総合食料安全保障レベル分類)

グッドネーバーズ・ジャパンは、2023年3月より、「モザンビーク共和国カーボ・デルガド州における紛争被災者を対象とした緊急食糧支援※」を開始しました。モザンビーク国内で2番目に多く避難民を受け入れているメトゥージェ郡にて、食糧配付を行っています。悪化する食糧・栄養状況の中にいる人々の命と生活を守ることを目的にしています。

※当事業は、ジャパン・プラットフォームの中東・アフリカ食料危機支援事業です。

 

トラックで食糧キットを輸送する様子

1回目配付

食糧配付にあたり、メトゥージェ郡の対象4地域において事前調査を実施し、国連世界食糧計画の定める選定方法に基づき、対象世帯を選定しました。他団体の支援を受けていない地域において、ひとり親世帯や、高齢者の数多い世帯、ハンディキャップを抱えた家族がいる世帯など、計470の脆弱世帯が選ばれました。

国内避難民に限らず、ホストコミュニティ(避難民が来る前からそこで暮らしていた人々)も含めた地域全体から、脆弱性に基づいて支援対象世帯を選ぶことで、国内避難民とホストコミュニティの間の緊張を緩め、適正な配分を行っています。また、それと同時に、紛争地域以外でも悪化している食糧危機に対応するねらいです。

地域リーダーより、食糧の説明を実施

5月初旬、対象470世帯に対し、現地政府の基準である1日に必要な量(2,100キロカロリー/人/日)に合わせ、1世帯あたり豆10キロ、油5リットル、トウモロコシの粉50キロを配付しました。これらの材料で、モザンビークで広く食べられている、シマというトウモロコシの粉をお湯で練ってつくる主食と、シマと一緒に食べる煮豆を作ることができます。

食糧を受け取る住民

当事業では、月に一度、4ヶ月間に渡り、今回を含め計4回の食糧配付を実施する予定です。

限られた予算で最大限支援を届けることができるよう、現地関係機関と協力し活動を続けてまいります。

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