【ウクライナ危機】ヘルソン州での家屋修繕事業が終了しました

グッドネーバーズ・ジャパンは、日本NGO連携無償資金協力事業の一環として、日本外務省の支援を受けて2024年3月から2025年9月まで、「ウクライナ、ヘルソン州における一部損壊被災家屋の修繕事業」を実施しました。
今回は、事業終了にあたり現地から届いた動画をご紹介します。
喫緊の課題は「住宅」―避難先から帰れても最低限の生活環境がない―
ヘルソン州ノヴォヴォロンツォフカ村の行政担当者であるデニスさんによると、この村はヘルソン州で唯一占領されなかった村で、2022年から現在に至るまで戦争の最前線であり続けています。
ノヴォヴォロンツォフカ村では、学校や文化施設、医療施設などの生活に欠かせないインフラや、人々が暮らす住宅までもが攻撃の被害を受けました。ミサイルやドローンによる攻撃は、今も続いています。
本事業で窓や屋根を修繕した住宅には、まだ戦争の生々しい傷が残っています。

地元の建設会社と協力して「子どもたちが安心して眠れる暖かい家」に
本事業では、ヘルソン州のヘルソン市および周辺地域で、このような戦争の被害を受けた家屋を318軒修繕しました。
事業を担当した提携団体の担当者と修繕を担当した建設業者の担当者からもメッセージが届いています。
攻撃により、窓や屋根が破壊された状況では、ウクライナの長く厳しい冬を越すのはとても大変です。また、こうした破損部分から雨や雪が入ることにより、家がさらに傷んでしまう可能性がありました。
提携団体のドミトロさんは、この事業で屋根や窓を修繕したことにより、この地域に暮らす人々がやっと普通の生活を送れるようになり、子どもたちが安心して暖かく眠ることができるようになったと語ってくれました。
2025年9月で家屋修繕事業は終了となりましたが、グッドネーバーズ・ジャパンは、今後もウクライナ各地で、戦争の影響を受けた人々の命を守り、生活を再建するための事業を続けていきます。
今後も皆さまのご支援、ご協力をお願いいたします。
本事業のその他の活動報告
【ウクライナ危機】家屋修繕事業を進めているヘルソン州の現場の様子を動画でご紹介します
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