グッドごはん活動報告 2024年6月配付
厚生労働省が公表した「2022年国民生活基礎調査」によると、2021年の子どもの貧困率は11.5%と前回調査(2019年)より改善傾向にあるものの、ひとり親世帯の貧困率は44.5%と半数近くが相対的貧困の状態です。グッドネーバーズ・ジャパンは困窮するひとり親世帯に焦点をあて、「ひとり親家庭等医療費助成制度医療証」を持つ家庭を対象に食品を提供しております。生活に欠かせない食を支援することで、ひとり親家庭の親子が困窮する今を乗り切り、子どもたちが自ら未来を切り開ける、その一助となるように支援してまいります。
2024年6月の活動報告
・渋谷拠点にて親子参加イベント(キッコーマンしょうゆ塾 第2弾)を開催しました。
・TBSラジオ 「サステバ」で、「グッドごはん」の取り組みが紹介されました。
新規登録 世帯数 |
359世帯(首都圏178世帯、近畿108世帯、九州73世帯) |
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配付日・場所 |
49カ所53回(首都圏30カ所32回、近畿13カ所14回、九州6カ所7回) |
配付世帯数 |
3,307世帯(首都圏1,576世帯、近畿1,331世帯、九州400世帯) |
配付世帯の 子どもの 合計人数 |
5,790人(首都圏2,644人、近畿2,327人、九州819人) |
累計配付世帯数(のべ)(2017年9月から) |
86,038世帯 |
利用者からの声
6月も、個人の方や企業の方からいただいた食品寄付を多くのひとり親家庭にお渡しすることができました。食品を受け取った利用者の皆さんから、今月もたくさんのコメントが届いています。
・「給料日前はいつもあと1週間乗り切れるかなと不安になりながら過ごすので、こちらでいただく食料品が大変ありがたいです。」
・「物価高で満足に子どもにご飯を食べさせられないかと心配もありましたが、グッドごはんさんから頂き、少し不安もなくなりました。大切に食べさせて頂きます。ありがとうございます。」
・「いつも心温まる支援をありがとうございます。社会とのつながりを感じることもでき、感謝しています。」
・「グッドごはんは生きる生命線です。お腹だけでなく心も満たされています。支援してもらえることが当然ではなく、自分も支援する側になれるよう頑張る目標になっています。」
・「いろんなものが高騰している中、子供達の食事はきっても切り離せないのでグッドごはん様の支援にとても助けられています。」
担当者より
初めまして、インターンの内藤と申します。皆さま、いつもご支援くださり誠にありがとうございます。
今月は渋谷で、キッコーマン株式会社様との共同イベントである、「しょうゆ塾」を開催し、しょうゆの味の秘密や作り方、搾りかすの再利用方法などについて学びました!
イベントは大好評で、搾りかすを興味深そうに触ったり、匂いを嗅いだりする子ども達の姿が印象的でした。イベント後の配付では、お子さんが食品を目にした際に、嬉しそうに駆け寄る姿を見て、皆さまのご支援が子どもたちの笑顔に直接繋がっているのだと、実感いたしました。
引き続き、皆さまのご寄付で親御さん、そして子どもたちの笑顔を咲かせられるよう尽力いたしますので、今後ともお力添えいただけたら幸いです。(内藤)