グッドごはん活動報告 2022年2月配付
厚生労働省が2020年に公表した「2019年国民生活基礎調査」によると、2018年度の子どもの貧困率は14.0% (新基準)にものぼり、ひとり親世帯の子どもの貧困率は48.3%(新基準)で、約2人にひとりが相対的貧困の状態です。グッドネーバーズ・ジャパンはまずこのひとり親世帯へ焦点をあて、「ひとり親家庭等医療費助成制度医療証」を持つ家庭を対象に食品を提供しております。本事業を通し、生活に困難を抱える家庭が安定し自立した生活を送ることができる、その一助となるように支援してまいります。
2022年2月の配付報告
配付日・場所 | 2月(順次配送) |
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配付世帯数 | 1,384世帯(東京 749世帯、大阪 635世帯) |
配付世帯の 子どもの 合計人数 |
2,366人(東京 1,245人、大阪 1,121人) |
累計配付世帯数(のべ)(2017年9月から) | 22,381世帯 |
利用者からの声
2月は、新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、配送での配付を行いました。今月も様々な食品をご寄付で頂き、多くのひとり親家庭の方に配付することができました。利用者の皆さまより、今月も素敵なコメントがたくさん寄せられました。
・「コロナに負けず、活動頂き感謝しかありません。精神的につらいとき、支えがあるだけで、気持ちが楽になります。いつもありがとうございます。」
・「いつも色々な食品、美味しくいただいてます♪自分では買わないようなものもたくさん入っているので楽しみです♪」
・「いつもありがとうございます。コロナ感染の状況をみて配送や対面とご対応大変な中でも手配してご連絡下さり本当にありがとうございます。直接会って話したりは親にとってほっとする時間ですが、宅配は子どもが開けるのをワクワクしたりとどちらも良きだなぁと感謝しております。」
・「いつもありがとうございます!! お米等の食糧品、大変有り難く頂戴しております。子供たちは、毎月楽しみにしております。そして…取り合い(笑) 笑いが絶えず幸せなひとときです。」
・「とうとう下の子の保育園でもコロナ陽性者が出てきてしまい、蔓延防止措置の休園協力で1か月以上下の子と一緒。とうとう昼食さえどうしようかと思っていた時にグッドごはんさんからの配送、とても嬉しかったです。」
・「今回もたくさんの色んな食品をご支援いただきまして、本当にありがとうございます!娘はポテトチップスが入っていたのがとても嬉しかったようです。先月末は娘の小学校が休校続きで給食がなかった為、食費がかさんでしまいました。そのタイミングでのこ支援だったので、とても助かります。ご支援いただきました皆様、グッドごはんのスタッフの皆様、いつもあたたかいお心遣いに深く感謝いたします。」
担当者より
先月まではしばらく対面での配付を行うことができていましたが、2月は配送での配付となりました。利用者さんからは、学校の相次ぐ休校により昼食を家で作らなければならなかったという声がたくさん寄せられました。多くのひとり親家庭の方にとって1食分の食費や手間が増えれば増えるほど負担がかかります。
また、2月はメディアやSNSでの紹介を見てくださった方よりたくさんのご寄付を頂きました。ありがとうございます。
いつもあたたかいご支援ありがとうございます。応援してくださる皆さまのおかげで活動が続けられています。今後ともグッドごはんの応援よろしくお願いします!(大谷)