グッドごはん活動報告 2021年5月配付
厚生労働省が2020年に公表した「2019年国民生活基礎調査」によると、2018年度の子どもの貧困率は14.0% (新基準)にものぼり、ひとり親世帯の子どもの貧困率は48.3%(新基準)で、約2人にひとりが相対的貧困の状態です。グッドネーバーズ・ジャパンはまずこのひとり親世帯へ焦点をあて、「ひとり親家庭等医療費助成制度医療証」を持つ家庭を対象に食品を提供しております。本事業を通し、生活に困難を抱える家庭が安定し自立した生活を送ることができる、その一助となるように支援してまいります。
2021年5月の配付報告
配付期間 | 5月中旬~下旬 |
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配付世帯数 | 758世帯(東京475世帯、大阪283世帯) |
配付世帯の 子どもの 合計人数 |
1,334人(東京822人、大阪512人) |
累計配付世帯数(のべ)(2017年9月から) | 13,054世帯 |
利用者からの声
グッドごはん利用者の方々から、お米やお菓子など豊富な種類の食品を受け取れることへの喜びのコメントが多く届いています。
・「いつもありがとうございます。子供もわたしも箱を開けるのが楽しみで、開けるときは2人とも笑顔になります。本当に感謝です。」
・「食品のみならず、アルコールやマスクも同封してくださってありがとうございます。」
・「いつも沢山の食品等を有難うございます。毎月何が届くのか子供がとても楽しみにしておりました。親子共々本当に感謝しております。有難うございます。」
・「食べ盛りの子供が居てしかも3人とも男の子なのでお米や食料はとても助かります。本当にいつも有難う御座います。」
・「お米が何より嬉しいですが、甘いものやジュースなど普段手に出来ない物に癒されて緊張が溶ける事もありホッとできました。」
・「送っていただいた食品がすごく多くて、ビックリしました。笑いと会話が増えました!ありがとうございます。」
・「普段利用しない食品を味わえ子供達の味覚にも幅が広がりました。残業で遅い時も手軽に利用できて助かります」
担当者より
緊急事態宣言の延長により当月は急遽、対面での食品配付から配送へと切り替えました。クラウドファンディングを通して皆様から頂いた寄付により各ご家庭に食品をお届けすることができました。ご支援ありがとうございました。
段ボールにさまざまな食品を詰めていく中で改めて支援をしてくださる皆様のお気遣いに心が温かくなりました。皆様のご支援が必要としているご家庭に届き、子どもたち・親御さんたちの笑顔が広がるようこれからも活動を続けてまいります。引き続き大変な状況下でありますが、困窮しているご家庭に少しでも寄り添えるよう努めてまいります。(福居)