グッドごはん活動報告 2025年1月配付
厚生労働省が公表した「2022年国民生活基礎調査」によると、2021年の子どもの貧困率は11.5%と前回調査(2019年)より改善傾向にあるものの、ひとり親世帯の貧困率は44.5%と半数近くが相対的貧困の状態です。グッドネーバーズ・ジャパンは困窮するひとり親世帯に焦点をあて、「ひとり親家庭等医療費助成制度医療証」を持つ家庭を対象に食品を提供しております。生活に欠かせない食を支援することで、ひとり親家庭の親子が困窮する今を乗り切り、子どもたちが自ら未来を切り開ける、その一助となるように支援してまいります。
2025年1月の活動報告

・年末募金キャンペーンの報告を公開しました。
・渋谷拠点にて親子参加イベント(キリン免疫ケアセミナー)を開催しました。
新規登録 世帯数 |
324世帯(首都圏154世帯、近畿111世帯、九州59世帯) |
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配付日・場所 |
46カ所51回(首都圏26カ所27回、近畿14カ所15回、九州6カ所9回) |
配付世帯数 |
4,932世帯(首都圏2,130世帯、近畿1,868世帯、九州934世帯) |
配付世帯の 子どもの 合計人数 |
8,487人(首都圏3,585人、近畿3,240人、九州1,662人) |
累計配付世帯数(のべ)(2017年9月から) |
118,896世帯 |
利用者からの声
1月も、個人の方や企業の方からいただいた食品寄付を多くのひとり親家庭にお渡しすることができました。食品を受け取った利用者の皆さんから、今月もたくさんのコメントが届いています。


・「はじめて利用しましたが、子どもも沢山の食料品をみて大喜びしていました。」
・「子どもたちがいよいよ高校卒業間近となり、グッドごはんの利用もあと少し。食べ盛りの子どもにお弁当を作り続けられたのはこちらの配付のおかげです。」
・「食品が高いと、買わない、食べない、この選択しかないので、大変助かっています。」
・「とても価格が高騰しているお米を始め、お菓子やジュースなどを子どもに食べさせる事が出来ています。グッドごはんの支援がなかったら、とても苦しい状況でした。」
・「先月、初めて利用させていただきました。こんなにたくさんもらっていいの!?とビックリしましたし、感動しました。これからの生活が不安で暗い気持ちになったりもしましたが、皆さまのおかげで、こうして支えてくださる方々がいるんだ、と明るい気持ちになりました。ありがとうございます。食品だけではなくて、皆さまの温かい気持ちも受け取ることができました。本当に感謝しています。」
担当者より
いつも温かいご支援をいただき、ありがとうございます。皆さまのご支援のおかげで、2025年も「グッドごはん」をスタートすることができました。1月はおめでたいお正月や冬休みで旅行等とにぎやかな話題の多い季節ですが、グッドごはんを利用する多くのご家庭は経済的に暮らしが厳しく、寒さが身に染みる季節でもあります。そのため、食品をお渡し、こんにちは!とスタッフが声をおかけする事で、少しでも温かい気持ちになっていただければと願っています。
今年もこれまで以上に多くのひとり親家庭、お子さまを支援できるよう努めてまいります。引き続きグッドごはんへのご支援・ご協力のほどよろしくお願いいたします。(山本)