グッドごはん活動報告 2024年12月配付
厚生労働省が公表した「2022年国民生活基礎調査」によると、2021年の子どもの貧困率は11.5%と前回調査(2019年)より改善傾向にあるものの、ひとり親世帯の貧困率は44.5%と半数近くが相対的貧困の状態です。グッドネーバーズ・ジャパンは困窮するひとり親世帯に焦点をあて、「ひとり親家庭等医療費助成制度医療証」を持つ家庭を対象に食品を提供しております。生活に欠かせない食を支援することで、ひとり親家庭の親子が困窮する今を乗り切り、子どもたちが自ら未来を切り開ける、その一助となるように支援してまいります。
2024年12月の活動報告

・冬休み期間中の困りごとに関するアンケート調査結果が、メディアに掲載されました
・株式会社ビームス様と共同で初の大阪での親子参加イベントを開催しました
・渋谷拠点にて親子参加イベント(クリスマスリース作り)を開催しました
・配付会場で、食品に加えて「冬を楽しむプレゼント」を利用者の皆さんにお渡ししました
新規登録 世帯数 |
365世帯(首都圏193世帯、近畿108世帯、九州64世帯) |
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配付日・場所 |
42カ所47回(首都圏24カ所25回、近畿12カ所13回、九州6カ所9回) |
配付世帯数 |
4,909世帯(首都圏2,182世帯、近畿1,810世帯、九州917世帯) |
配付世帯の 子どもの 合計人数 |
8,460人(首都圏3,621人、近畿3,196人、九州1,643人) |
累計配付世帯数(のべ)(2017年9月から) |
113,964世帯 |
利用者からの声
12月も、個人の方や企業の方からいただいた食品寄付を多くのひとり親家庭にお渡しすることができました。食品を受け取った利用者の皆さんから、今月もたくさんのコメントが届いています。


・「いつも有難うございます!前回、お餅を頂いたのでお正月にお雑煮にして食べました。
美味しかったです。」
・「先月クリスマスプレゼントでいただいたジェスチャーゲームは、久しぶりに家族でお腹を抱えて笑うほど楽しく遊ばせていただきました。仕事ばかりであまり子供の相手をしてあげられていなかったと反省するとともに、このような機会をつくるきっかけをいただいたことを感謝しております。ありがとうございました。」
・「育ち盛りの子供へお米やお菓子の支援をいただき、本当にありがとうございます。食が不足しなければ気持ちに余裕が出来ます。心より感謝申し上げます。」
・「お米が特に高いのでありがたいです。先月のフライドチキンは子供も喜んで、すぐに食べ尽くしていました。」
・「支援品はもちろんの事、出迎えてくださるスタッフの方々や、支援してくださる方々のおかげで、気持ちを強く持てています。たまにポキッと折れそうになる心も、皆様が応援してくれているという事が励ましに繋がっています。物価高で皆様大変な中、こんなにも支援をしていただける事は当たり前でない事を肝に銘じ、子供と幸せを感じて2025年も頑張って参ります。」
担当者より
2024年最後の配付日まで、無事にひとり親家庭へ食品を届けることができました。物価が高騰し出費が増えるこの季節に、ご寄付でいただいたクリスマスのお菓子などをお渡しすることができ、配付現場ではお子さんの喜ぶ姿が見られました。昨年も多くのひとり親家庭に食品をお届けできたのは、ひとえに皆さまの温かいご支援のおかげです。心より感謝申し上げます。
2025年も変わらぬご支援・ご協力を賜りますよう、どうぞよろしくお願い申し上げます。(石田)