世界中の子ども達に笑顔を。途上国の子どもの教育支援・緊急支援を行う国際NGOグッドネーバーズ・ジャパン

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2024.04.11 活動報告

グッドごはん活動報告 2024年3月配付

厚生労働省が公表した「2022年国民生活基礎調査」によると、2021年の子どもの貧困率は11.5%と前回調査(2019年)より改善傾向にあるものの、ひとり親世帯の貧困率は44.5%と半数近くが相対的貧困の状態です。グッドネーバーズ・ジャパンは困窮するひとり親世帯に焦点をあて、「ひとり親家庭等医療費助成制度医療証」を持つ家庭を対象に食品を提供しております。生活に欠かせない食を支援することで、ひとり親家庭の親子が困窮する今を乗り切り、子どもたちが自ら未来を切り開ける、その一助となるように支援してまいります。

2024年3月の活動報告

学生インターンもグッドごはん現場で活動しながら、フードロスやひとり親家庭を取り巻く問題を学んでいます
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世帯数
295世帯(首都圏125世帯、近畿92世帯、九州78世帯)
配付日・場所

58カ所62回(首都圏31カ所33回、近畿19カ所20回、九州8カ所9回)

配付世帯数

3,549世帯(首都圏1,730世帯、近畿1,474世帯、九州345世帯)

配付世帯の
子どもの
合計人数

6,082人(首都圏2,897人、近畿2,541人、九州644人)

累計配付世帯数(のべ)(2017年9月から)

75,370世帯

利用者からの声

3月も、個人の方や企業の方からいただいた食品寄付を多くのひとり親家庭にお渡しすることができました。食品を受け取った利用者の皆さんから、今月もたくさんのコメントが届いています。

・「子供がお弁当持参の生活になり、お米を頂ける事に大変助かっております。」

・「たくさんの食料をありがとうございます。子供達も好きなものが入ってるとニコニコ笑顔で喜んでます。いつも時間に追われて料理する余裕もなくなってしまうことがあり、その時にこちらでいただいたレトルト食品を利用させてもらってます。本当に助かってます。」

・「春休みに入り、食事の回数も増えたのでとても助かっています。息子に遠慮させることなく思う存分食事を食べさせてあげれるのでほんとに感謝してもしきれないです。」

・「先日初めて利用させて頂きました。不安が少し解消され、温かい気持ちになりました。」

・「お米や食品とても助かりました。菓子まで頂いて子供たちに見せたら『すげー、缶のお菓子やん!食べていいとー?』と言って、とても喜んでいました。なかなかお菓子を買ってあげれず我慢させていたので、子供たちの嬉しそうな顔を見て涙が出そうになりました。本当にありがとうございましたm(_ _)m」

・「この様な支援にとても感謝しています。お米などもとても助かって嬉しいです、ありがとうございます。季節の変わり目ですので、皆様も体調にはくれぐれも気をつけて過ごされて下さい。」

担当者より

グッドごはんの支援対象条件となる「ひとり親家庭等医療費助成制度医療証」は、子どもが18歳になって最初の3月31日までの家庭が受給されています。この3月も、お子さんが18歳でグッドごはんの利用を終了される家庭があり、「おかげさまで高校を卒業できます」「まだまだ出費が必要ですが前向きに頑張っていきます」などのお声をいただきました。皆さまの温かいご支援により、ひとり親家庭のお子さんが成人するまでの食生活を支え、親御さんの助けになることができ、心より感謝いたします。
この春、未来へと一歩を踏み出す18歳へエールを送るとともに、今後もグッドごはんを利用する子どもたちへ、皆さまからのご支援を引き続きお願い申し上げます。(明石)


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