【平成30年7月豪雨】真備町で中高生の自習スペースを運営しています
避難先で思うように学習できない中高生に、 夜も安心して勉強できる環境を提供
「受験生なのに、避難所では集中できないし、夜遅くまで電気をつけて勉強できない」
「避難所や学校で開放されている自習室は日中しか使えない。夜も勉強しないと学習時間が足りないのに」
受験や試験を控えた学生にとって、夜間の学習時間の確保は彼らの進路や将来に関わる重要な問題です。グッドネーバーズ・ジャパンが活動している倉敷市の災害ボランティアセンターや子どもの支援組織等による全体会議でも、被災した子どもの学習スペース、特に夜間勉強できる場所がない、という訴えを何度も耳にしました。
しかし、私達が周辺の学校に行った聞き取り調査によると、避難所にいる子どもたちに開放している自習室はあるものの、夏休み期間中のみだったり、夕方で閉まってしまうなど、夜に学習できる環境を提供しているところはありませんでした。
そこでグッドネーバーズ・ジャパンは9月より避難者の多い真備町で、中高生を対象とする自習スペースの運営を始めました。自習スペースは夜11時まで利用可能で、子どもたちの送迎も当団体のスタッフが行います。子どもたちが勉強に集中でき、保護者も安心して子どもの帰りを待てる、居心地の良い場所を提供していきたいと思います。
この事業はジャパン・プラットフォームの助成事業です
【自習室ご利用希望のかたのお問合せ】
endo@gnjp.org または nakagawa@gnjp.org 担当: 遠藤・中川
【取材等のお問合せ】
pr@gnjp.org 担当: 飯島