世界中の子ども達に笑顔を。途上国の子どもの教育支援・緊急支援を行う国際NGOグッドネーバーズ・ジャパン

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2008.02.22 現地スタッフから

ケニア スラム街より、変化を願って

文:前グッドネーバーズ・ケニア事務局長 パク・ソンラク

水と仕事を求めて ― 都市部に駆け込む

その国土の半分が野生動物保護区であるケニアは野生動物の楽園として知られている。ケニアの人々は国土を分け合いながら動物たちと調和した暮らしを送っている。熱帯雨林やジャングルと違い、保護区は壮大な草原。ケニアの動物たちはその草原を水を求めて移動する。

ケニアの人々もまた住む場所を求めて移動する。ケニアの人々は、その自然環境に応じ、農業を営んできた。総人口3千万人のうち、5百万人が首都ナイロビに住む。
そして多くの人々が、政府の土地に違法に泥で固めた小屋を作り、苦しく厳しい生活を送っている。ケニア、ナイロビのキベラ地区は世界最大規模のスラム街で有名だ。

変化への動き

コロゴチョの教育センター コロゴチョの教育センター

1995年以来、グッドネーバーズ・ケニアはダンドラ(Dandora)とコロゴチョ(Korogocho)のスラム街で、彼らの3つの基本的な価値の為に活動している。

第1に、子ども、若者たちの保護、そして人権を改善するため、初等教育、保健、そして職業訓練を提供している。また子ども達の合唱団も結成している。
2番目としては、限られた資金の中でより多くの人々のプラスになるよう、性教育と育児教育の提供だ。またHIV/エイズ予防キャンペーンと健康診断も行っている。
3つめに、スラム街の生活改善の為、そして子ども達が明るい未来を思い描けるようにする為、住民、地元コミュニティー、そして専門家と協力している。短期・長期のボランティアが彼らの仕事を達成できるように支援もしている。

グッドネーバーズ・ケニアは毎年、直接的に400人を超す子ども達にサービスの提供をしている。そして20人以上の専門家とボランティアが子ども達のために働いている。これらの活動はスラム街、ダンドラとコロゴチョに住む十万人規模の人々に影響を与えているとみている。

教育センターで学ぶ子ども達 教育センターで学ぶ子ども達

夢に向かって

貧困、教育が受けられない、そして飢え、という状況に置かれている人々に対し深い悲しみを感じている。貧困は罪ではない。しかし貧困に苦しむ彼らは、飢え、逆境に直面したとき、貧困と闘わなければならない。

グッドネーバーズ・ケニアが活動している地域において、毎年、彼らに希望や夢を聞いている。 彼らは、若い時6つ、7つの夢、希望を持っている。しかし大きくなるにつれて、それらはたったひとつの希望に変わってしまう。
お金を稼ぐことだ。

ほとんどの十代の若者は、ただ仕事を得てお金を稼ぎたいのだと言う。
グッドネーバーズ・ケニアは、そんな若者に対し、様々なプロジェクトを通しいろいろな仕事があることを伝えている。そして彼らの夢がかなうように、新しい経験や挑戦を彼らにしてもらっている。

ある日、私はグッドネーバーズ・ケニアの小学校を卒業した少女に、道で会った。彼女は将来デザイナーになりたいから一生懸命勉強しているんだと言っていた。驚きだった。
私はこの彼女のようにケニアで勉強する全ての人が成功に向かって努力し、決して夢をあきらめないでほしいと願っている。

ケニアの職業訓練センター ケニアの職業訓練センター

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