ハイチ大地震緊急支援・活動状況5
新着情報(2010年1月22日)
3,000人に2週間分の第一回食料配布を実施
現地時間21日午後2時、農林部建物内側の運動場で食料配布を実施した。略奪などの事態に備え、米軍兵約50人が護衛にあたった。
グッドネーバーズは、12日の地震発生以降、1度も支援物資を受け取れずにいた首都ポルトープランス市デミアン地区の住民のもとを訪れ、総750世帯3,000人を対象に2週間分の米と豆を配布。準備した米と豆は2時間で配布が終了した。1世帯当たり4.54キロのコメ2袋と908グラムの豆2袋ずつを配布した。
明日(22日)は残った物資を配分した後、医療支援のための場所確保およびセッティング予定。
地震発生
2010年1月12日の現地時間午後5時(日本時間13日午前7時)頃、カリブ海地域のハイチで、マグニチュード7.0の大地震が発生。
震源は、首都ポルトープランスの中心部から南西に15キロと推定されています。
空港も閉鎖し、多くの建物が倒壊して多数の死傷者が出ています。崩れた建物の下に取り残されている人も多く、救出活動が続いていますが、多くの地域で停電したり、水道や電話も止まってしまい、夜になって作業は難航しています。
また、政府機関や国連の現地事務所の建物も被害を受け、多くの人の安否が確認されていません。
現地ではマグニチュード5を超える余震が続き、多くの住民が建物の外に避難しています。
住宅のがれきの下から遺体が相次いで見つかっており、犠牲者の数は、今後、大きく増えるおそれがあります。
![ハイチ地震の震源地の地図](https://www.gnjp.org/wp/wp-content/themes/gnjp/assets/img/report_image/2010/pic_haiti_20100115_2.gif)