ハイチ大地震緊急支援・活動状況2
新着情報(2010年1月16日)
第一陣救護チームドミニカ共和国に到着
ドミニカ共和国首都サントドミンゴに16日明け方2時(現地時間15日午後1時)到着。
ハイチ緊急支援チームの4人は、ドミニカ国駐在のOCHA(国連の人道問題調整事務所)に救援活動のためのNGO登録をした。
昼間には救護物資がハイチに入っているので共に入ることができるが、 夜は略奪などの危険があるため移動はひかえた方が良いとのこと。
また、ドミニカ共和国に送った緊急用テントを、トラックでハイチで搬入する方法を調査中。
車両借りて、現地時間16日明け方からドミニカ共和国とハイチの国境地域に移動し、4人がハイチに入る予定。
その後、2名は残って調査、2名はサントドミンゴに戻って必要な物資を準備($15,000相当)した後再入国する予定。
地震発生
2010年1月12日の現地時間午後5時(日本時間13日午前7時)頃、カリブ海地域のハイチで、マグニチュード7.0の大地震が発生。
震源は、首都ポルトープランスの中心部から南西に15キロと推定されています。
空港も閉鎖し、多くの建物が倒壊して多数の死傷者が出ています。崩れた建物の下に取り残されている人も多く、救出活動が続いていますが、多くの地域で停電したり、水道や電話も止まってしまい、夜になって作業は難航しています。
また、政府機関や国連の現地事務所の建物も被害を受け、多くの人の安否が確認されていません。
現地ではマグニチュード5を超える余震が続き、多くの住民が建物の外に避難しています。
住宅のがれきの下から遺体が相次いで見つかっており、犠牲者の数は、今後、大きく増えるおそれがあります。