世界中の子ども達に笑顔を。途上国の子どもの教育支援・緊急支援を行う国際NGOグッドネーバーズ・ジャパン

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2015.02.19 現地スタッフから

カンボジア デイケアセンターで美術を教えています

デイケアセンターで美術を教えています

こんにちは、シン・ナソです。 カンボジアの水祭り(雨季が終わる11月に毎年行われるカンボジア最大の祭り)が終わり、デイケアセンターに新入生の子ども達がやってきました。 私は、新しい子ども達との出会いが楽しみで、ずっと心待ちにしていました。
しかし、新入生の中にはデイケアセンターを嫌がり、家に帰りたがる子どももいました。考えてみれば、子ども達は今まで自分が過ごしてきた社会、つまり家庭から離れるという初めての経験をしているのです。そう考えると、子ども達の不安な気持ちも当然です。
私は先生達と一緒に、新入生のためにどういった授業を行うかを話し合い、センターでの毎日の日課や、トイレの使い方などを子ども達に覚えてもらう時間を設けました。そしてその合間に、美術の授業の準備を進めました。

デイケアセンターの新入生の子ども達

美術の授業では、初めは自分の顔を描かせてみようと考えていましたが、まだ小さな子たちばかりだったので、まずは図形を学ぶ内容に変更しました。図形を描く授業なら楽に進められるだろうと思っていましたが、それは大間違い。クラスの中の30~40%の子ども達が、鉛筆をどう握るかさえ知らなかったのです。
そこでまずは鉛筆の使い方から教え、それができるようになってから、易しい図形を選んで教えていきました。すると、子ども達は最初よりも上手に描けるようになりました。
当初私は、自分で全てを準備し授業を行うべきだと考えて取り組んでいましたが、実際に授業を進めていくうちに、言葉の壁を感じました。私の話を理解するのは子ども達にとって難しいようでした。また私はいつかここを去る立場なので、先生達が授業を行うのが一番良いのではないかと思いました。 そこで、授業の内容や必要な物を用意し、先生に説明をして引き継ぎ、私はサポート役に回ることにしたのです。

ホワイトボードに図形を描く子ども達

授業中の子ども達の様子は、普段とは明らかに違いました。例えばよく問題を起こし、時々他の子を叩いてしまう子が、美術の授業では予想外の集中力を見せてくれました。
その姿から、「一つの側面だけで、その子の全てを判断してはいけない」ということを私は教えられました。私達が授業のために一所懸命準備すると、それだけ子ども達は喜びを感じ、応えてくれるのです。このような子ども達の様子を見て先生も学ぶことがあるのではないかと感じました。

表情は真剣そのもの

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