ネパール地震緊急支援 現地の状況について
グッドネーバーズ・ネパールのロー事務局長より、現地の状況について
スタッフは現在、 震源地近くのゴルカプロジェクト地域を中心に被災対応にあたっており、状況の調査や現地政府や病院の聞き取り調査を行っています。
カトマンズ中心部の被害は少ない様に思われますが、遺跡や建物の多くが倒壊しています。また、カトマンズ近郊の多くの村では70%~80%の家屋が倒壊しました。
ゴルカプロジェクト地域では、支援対象の子ども達が4つの村に1000人ほどいます。私達は先日、その中の1つの村にテントや毛布、食糧等を約200家族に配布しました。現在は緊急支援物資の配布を行っており、その後は心のケアやモバイルクリニックの実施、避難シェルター建設等の事業を行う予定です。
現在必要な支援物資はテント、毛布、非常食であり、国内の被災をしていない地域やインドからの調達も視野に入れています。
この度の災害は、緊急支援から復興段階に移行するまで、約6か月程度を見込んでおり、継続的な支援が必要です。 どうぞ皆様のご支援をお願いいたします。


少年が留守にしている間に、彼の家が倒壊していました。彼は、家の下敷きになって亡くなった母親と祖母の救出作業を見つめています。