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特定非営利活動法人グッドネーバーズ・ジャパン
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2007.12.28

バングラデシュ・サイクロン、シドル緊急支援 活動報告(途中経過)

11月15日夕方にバングラデシュを襲った「サイクロン」による犠牲者は、これまでに、およそ3,100人に上っています。犠牲者数は、今後さらに増える見込みで、1万人以上に達する恐れがあります。バングラデシュ政府の推計によると、90万世帯が被災し食料や水をはじめとする緊急支援を必要としています。

バングラデシュ災害被災地への緊急支援活動にご協力ください。皆さまの温かいご支援をよろしくお願い致します。

更新情報

12月28日 緊急支援 活動写真

11月30日 緊急支援 活動報告(ボランティア職員より)

11月30日 緊急支援 活動を通しての手記(ボランティア職員より)

11月26日 バングラデシュ・サイクロン被害調査報告

11月20日 バングラデシュ・サイクロン災害速報

11月20日 グッドネーバーズのバングラデシュにおける緊急支援活動方針

グッドネーバーズのバングラデシュにおける支援活動

12月28日 緊急支援 活動写真

バングラデシュサイクロン災害支援写真
バングラデシュサイクロン災害支援写真
バングラデシュサイクロン災害支援写真
バングラデシュサイクロン災害支援写真
バングラデシュサイクロン災害支援写真
バングラデシュサイクロン災害支援写真
バングラデシュサイクロン災害支援写真
バングラデシュサイクロン災害支援写真

11月30日 緊急支援 活動報告(ボランティア職員より)

グッドネーバーズ・バングラデシュは07年11月18日から20日までサイクロンの被害地域の調査を行いました。

事前調査チームは、チームリーダー、顧問教授、現地職員2名、そして私の計5名で構成され、被害現場を直接歩いて訪問し、調査を行いました。

初期調査期間の間はサイクロン被害直後だったためか、多くの施設がまだ復旧できておらず、放置された状態でした。河を渡るためにフェリーが到着する波止場が破壊され、車両などの物流運送手段を利用できず被害地域に救援物資を送るのが大変でした。

事前調査チームが訪問した2つの村

ナスパラ村: この村はボリシャル(Barisal)とポトアカリ(Patuakhali)の中間に位置する1,000世帯ほどが生活している村です。サイクロンにより被害が深刻でしたが、幸いにも車両で入ることができる地域だったため、救援物資は周りから少しずつではありますが、食料などを得られる状態でした。しかし被害状況が比較的軽く、あまり報道されていない被害地域であったため、政府やNGOからの直接的な援助はありませんでした。

ケプパラ付近の村: この村はフェリーの到着地(ポプアカリとクアカタの間に位置)。倒壊し、車両で移動できない地域に位置している上、村に入るための道も倒木が道を塞いでおり、歩くことも大変な状態でした。30分余り歩いたところには木の枝や衣類で作られた古びたテントの中で飢えに苦しむ人々が残されていました。この村は外部にあまり知られていない村であるため、まだ支援も届いていませんでした。陸路で救援物資を届けることが難しいため船を使わなければならない状況でした。

このように2箇所の村を訪問後、20日の夜ダッカに戻りました。

21日、グッドネーバーズはバングラデシュに緊急支援物資支給を決定し、すぐに緊急支援チームを構成、派遣を決定いたしました。今回のチームは総員10名で構成され、緊急救援物資の購入、救援品支給チケットを配布、救援物資の配給、また支援が可能である被害地域の村に調査目的で職員を派遣しました。

ブラシャルビバクに到着した緊急救護チームは更に2つのチームに分かれ、救援物資の調達と救援品支給チケットの配布をそれぞれ行いました。私は救援物資を調達するチームで活動し、写真撮影を行いました。今回の緊急支援チームが支給した物品はおおよそ米20キロ、雑穀20キロ、衣類などです。26日現在、すべての救援品調達を終え、梱包まで完了しました。午後に市場に行き運搬のためのトラックを借りて明日の早朝、被害地域の村に入り本格的に救援物資を配給する予定です。

バングラデシュサイクロン災害支援写真 倒木によって破壊された家とその家族
バングラデシュサイクロン災害支援写真 村のガイドと共に被害状況を調査
バングラデシュサイクロン災害支援写真 破壊された村の入り口
バングラデシュサイクロン災害支援写真 どこに援助が必要かを調査する調査チーム

11月30日 緊急支援 活動を通しての手記(ボランティア職員より)

これまでの事前調査チーム、また緊急支援チームの一員として一連の過程に係わり、感じたことをまとめたいと思います。

まず今回のサイクロンで、多くの被害を受けたバングラデシュのすべての村の住民たちのことを考えると胸が痛みます。さまざまな災害報道を通して事前に危険が警告されていたにもかかわらず、山も避難所もない場所で嵐が来るのを見ながら、成すすべもなくただ怯えて震えていた人々。おそらく非難する場所はやしの木や村の唯一のコンクリート2階建ての家だったのではないかと思います。現場で見た崩れた堤防や倒木、屋根がなくなり空っぽの家だけが残された状態を見ながらそのようなことを考えました。しかし人々はその日に起こった出来事を鮮明に覚えており、話してくれました。被災者ににどのように言葉を掛けたらいいのかわかりませんでした。

現在も多くの人が飢えに苦しんでいます。そして今まで一緒だった家族や友達を突然、失った人々がたくさんいます。少しでも彼らの役に立つように私たちは物資や救護品を持ってこの場所を訪れました。どのぐらい彼らの役に立てたのかは今はまだわかりません。しかし、少しでも被災者の人々を助けられることを願いながら、この場所で活動している職員やボランティア職員と共にできる限りの救援活動を行うつもりです。

また現地では多くの人たちが助けを必要としています。小さくても構いません。物資だけでなくバングラデシュ起きている現実を知ることだけでも大きな助けになるはずです。

既に幾つかの報道機関はバングラデシュの被害を終わったことのように扱ってしまっています。多くのみなさんにバングラデシュの人々が被害に苦しんでいることを知ってほしいと思います。こんなことを考えるのは欲張りなのでしょうか。

バングラデシュのサイクロンは去っていきましたが、このサイクロンはバングラデシュの住民たちに大きな傷を残しました。バングラデシュの人々の心と体に平穏が訪れることを願っています。

11月26日 バングラデシュ・サイクロン被害調査報告

グッドネーバーズは2007年11月18日から21日まで、深刻な被害を受けたバングラデシュ南部のボルグナ(Barguna)、ポトアカリ(Patuakhali)、ボリシャル(Barisal)の被災現場へ5名の調査チームを派遣し、被害状況の調査活動を行いました。

調査チームの報告によると、被災地では、ほとんどの建物が倒壊し、すべての木々は倒れ、人々は全ての家畜を失いました。被災地域は、通信が途絶えている状態です。

被災地域の人々はこれまで、日々の生活を日当の収入に頼り過ごしてきました。数多くの子どもたちが被災者となり、災害に苦しんでいます。そして、多くの被災者が家族を失い、人々は何もかも失いました。

被災者に今、最も必要なものは、その日を生きるための食料です。人々が農作物の種を畑にまき、収穫するまで最低でも2ヶ月はかかります。この2ヶ月間、被災者への定期的な食料支援が必要です。

もう直ぐ、この土地にも冬がやってきます。被災地の人々は、冬の寒さを凌ぐ服も毛布もありません。冬の風を凌ぐ家もありません。明日を生きる食料もありません。

被災地では、人々が泣き崩れ、叫び、食料を求め、助けを待っています。この被災現場の状況を踏まえ、グッドネーバーズは11月23日から、現地入りをし、第一次的な緊急支援活動(食料、飲料水、薬)を展開しています。

被災者へ緊急に、食料支援、飲料水の確保、衣服の支援、医療支援、シェルター支援、トイレ建設支援、作物の種と肥料の提供が必要です。

グッドネーバーズの緊急支援活動をご支援ください。

バングラデシュ・サイクロン被災状況
バングラデシュ・サイクロン被災状況
バングラデシュ・サイクロン被災状況
バングラデシュ・サイクロン被災状況
バングラデシュ・サイクロン被災状況
バングラデシュ・サイクロン被災状況

11月20日 バングラデシュ・サイクロン災害速報

11月15日夕方にバングラデシュを襲った「サイクロン」による犠牲者は、これまでに、およそ3,100人に上っています。犠牲者数は、今後さらに増える見込みで、1万人以上に達する恐れがあります。バングラデシュ政府の推計によると、90万世帯が被災し食料や水をはじめとする緊急支援を必要としています。

バングラデシュサイクロン被害地図

グッドネーバーズは、深刻な被害を受けたバングラデシュ南部のボルグナ(Barguna)、ポトアカリ(Patuakhali)、ボリシャル(Barisal)の被災現場へ5名の調査チームを派遣し、現在、被害状況の調査活動を行っております。グッドネーバーズは、詳しい被害状況を踏まえた上で、緊急支援活動を積極的に展開していきます。

今回の台風被害で家族6人を失ったある農夫は、「残った3人の家族が飢え死にしてしまう恐れがある」と話しています。高温、雨天の厳しい環境のもと、生存者が食料や水を必要としており、厳しい状況が続くバングラデシュの被災地です。一刻も早い被災者への緊急物資の配給と救援活動が求められています。

今回のサイクロン被害は、1991年に14万人以上の犠牲者を出した被害に匹敵する大災害となっています。バングラデシュでは現在、被災者が食料や水をはじめとする緊急支援を待っています。

11月20日 グッドネーバーズのバングラデシュにおける緊急支援活動方針

活動地域 バングラデシュ南部のボルグナ(Barguna)、ポトアカリ(Patuakhali)、ボリシャル(Barisal) *首都ダッカから車両で8時間の距離
緊急支援物資 米15キロ、油2キロ、砂糖2キロ、塩1キロ、マッチ1箱、
薬20錠、浄水製品を含む緊急物資(1セット18USD)を2000家庭に配給予定
支援規模 2,000世帯への緊急物資総額:36,000USD(3,960,000円)
物資配給手続き費用:1,000USD(110,000円)
被災救援緊急募金総額:37,000USD(4,070,000円)
※1USDを110円として円換算

グッドネーバーズのバングラデシュにおける支援活動

世界最貧国のひとつバングラデシュでは毎年、国土の約70%が浸水するほどの洪水と台風により、食糧の被害を受け、これまでも多くの被災者を出してきました。2ヵ月前にも同国で洪水被害が発生しており、グッドネーバーズは3度に渡り、米、塩、砂糖、マッチを含む緊急支援物資(各家庭15キロ)をシラズカンジ(Sirajiganj)地域に住む2,000以上の家族へ配給しています。3度目の支援物資の配給は、11月12日、13日の2日間に渡り行われたばかりでした。

下の写真は、2ヶ月前に発生した洪水による被害に対する緊急支援物資配給の際の写真です(11月12、13日)。

バングラデシュ緊急支援活動:グッドネーバーズ
バングラデシュ緊急支援活動:グッドネーバーズ
バングラデシュ緊急支援活動:グッドネーバーズ
バングラデシュ緊急支援活動:グッドネーバーズ