チャドのヨナスクールの卒業生が通える中学校を建設中
ファシャアテレ地域に中学校。早婚の防止にも期待
グッドネーバーズは、2010年に故パク・ヨンハ広報大使の呼びかけで建設されたヨナスクールをきっかけに、「ホープスクール」という、学校建設のプロジェクトを開始しました。ホープスクールはチャドだけではなく、アフリカ中にその影響が広まり、2015年にはアフリカの9カ国で、36の学校が建設され、2万6000人以上の子ども達が学校に通えるようになりました。
この活動がチャド政府にも認められ、グッドネーバーズが中高等学校の運営もできることとなりました。これに伴い、2015年より、ヨナスクールにあった幼稚園1クラスと給食室の一部を改修し、中等教育を行う教室を作り、現在ヨナスクールの卒業生を含む35名の7年生と、22名の8年生が勉強しています。

この地域では、成績がよく比較的余裕のある家庭の子どもは中高等教育に進むことができますが、そうでない子どもは小学校が最終学歴となってしまいます。しかし、より良い仕事に就いたり、自らの環境を変えて生き抜く知恵を身に着けるには初等教育だけでは不十分です。
現在ヨナスクールの近くでは、より多くの子ども達が中学校に通えるよう、新たに中学校の建設が始まっています。
2015年9月に国連サミットで採択された「持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals, SDGs)」でも、目標の中に、すべての子どもが男女の区別なく無償かつ公正で質の高い初等・中等教育を修了することが掲げられていますが、この地域では、女の子は小学校を卒業すると結婚させられてしまうことが多く、この中学校が早婚の防止にもつながると期待されています。