2015年9月、国連ニューヨーク本部で行われた「国連持続可能な開発サミット」において、持続可能な開発目標(SDGs: Sustainable Development Goals)が採択されました。
これは過去15年間、世界の目標とされたミレニアム開発目標(MDGs:Millennium Development Goals)の次のステップとして、新たな課題やMDGs後も残された課題に対するために、より包括的・具体的な開発の実現を目指すものです。
今回のサミットでは、潘基文国連事務総長や安倍総理、バラク・オバマ米国大統領など193カ国のリーダーが参加し、持続可能な開発目標として17項目のゴールと169項目のターゲットを設定しました。グッドネーバーズも国連経済社会理事会(ECOSOC)の総合協議資格を持つNGOとして国連の招待を受け、イ・イルハ総代表を含む3人の代表団が本サミットに参加しました。
イ・イルハ総代表(中央)を含む3人の代表団
2015年までのミレニアム開発目標(MDGs)では、世界各国が貧困問題の解決という共通の責任を持ち力を注いだものの、格差社会や環境問題などいくつかの分野で課題が残りました。SDGsはこれらに着目し、法律・政治の透明性・医療・福祉など社会的インフラの改革により、人や国の間で生じる不平等を改善し、また次世代に豊かな生態系を残せるよう、消費や生産形態など日常生活における改善も目指します。
つまり、日本を含む国連に加盟するすべての国は、SDGsをもとに、2015年から2030年までに、貧困や飢餓・エネルギー・気候変動・平和的社会など、持続可能な世界を作るための目標を達成すべく力を尽くすことが求められているのです。
持続可能な開発(SDGs)17項目の目標
出典:国際連合広報センター
サミットに参加するグッドネーバーズ代表団
SDGsはただ貧しい人や国家のためだけのものではありません。途上国と先進国、公的機関と民間、女性と男性、若者と高齢者すべてが持続可能な発展のため、一緒に歩むことを目標にしています。
グッドネーバーズはサミットに先立ち、21日から24日まで持続可能な開発目標と連携した国連機関や国際NGOによる会議やイベントにも参加し、グッドネーバーズの目標を実現する戦略策定の機会としました。今後もサポーターの皆様や国連、市民社会とのより強いパートナシップを基に、持続可能な開発目標に対する取り組みを拡大し、子どもの笑顔にあふれる社会を作ることに全力を注ぎます。