海外子どもスポンサー限定イベント「TONARIトーク」で現地駐在員が子どもの様子や活動について紹介しました
2023年10月20日(金)、海外子どもスポンサー向けのオンラインイベント「TONARIトーク」を開催しました。
「TONARIトーク」では、モザンビークとエチオピアの現地駐在員が現地の様子や活動について、資料や動画とともに紹介しました。さらに、文化・習慣の違いや支援活動を行う上での難しさなど、現地にいるからこそ感じることについてもお話しました。
本記事では、「TONARIトーク」の様子をご紹介します。
TONARIトーク
【概要】
イベント名:TONARIトーク
日時:2023年10月20日 (水) 19:00~20:00
実施方法:Zoom
内容 : 団体紹介、モザンビークとエチオピアの子どもスポンサー事業の紹介、Q&A
団体紹介・海外子どもスポンサーについての説明
まず冒頭に、グッドネーバーズ・ジャパンで支援者の方とのコミュニケーションを担当する細川より、団体概要および海外子どもスポンサーについての説明をしました。
現地駐在員からモザンビークとエチオピアの事業紹介
その後、モザンビーク駐在員の平良とエチオピア駐在員の高橋から、それぞれの国概要や活動紹介、そして子どもたちの動画上映を行いました。
モザンビークの事業地であるキャベネ地区は、水道や電気など基本的なインフラが整っておらず、教育・衛生・保健など多くの面で課題を抱えている地域です。動画では、グッドネーバーズが支援している2人の子どもたちに日々の生活の様子を紹介してもらいました。
エチオピアについては、首都アディスアベバ近郊のリデタ地区において行っている、教育支援、保健・栄養支援、収入向上支援についての説明を行いました。動画にはグッドネーバーズが2014年から支援を続けている女の子が登場し、自宅や学校での様子を教えてくれました。参加者の方々には、実際に現地の子どもたちがどのような生活を送っているのか、またグッドネーバーズ・ジャパンがそこでどのような支援を行っているのかを、より鮮明にイメージしていただけたと思います。
質問タイム
質疑応答の時間では、参加者の方から、「支援を行う上での大変なことを教えてほしい」というご質問をいただきました。これに対し、モザンビーク駐在の平良は言語面や労働文化の違いを挙げ、エチオピア駐在の高橋は限られたリソースの中で、大勢の中から最も助けが必要な人だけを選ばなければいけないことへの苦悩をお話しました。
「TONARIトーク」を終えて
今回のイベントは、海外子どもスポンサーの皆さまに、海外事業地の様子をより具体的にお伝えし、子どもたちの存在をより身近に感じていただきたいと思い企画をいたしました。ご参加いただいた皆さま、本当にありがとうございました。
グッドネーバーズ・ジャパンは、今回ご紹介したモザンビークとエチオピアを始め、各国での支援を継続していきます。支援の内容や様子を皆さまに分かりやすくお伝えできるよう、今後もこのようなイベントを開催する予定です。
引き続き、子どもたちを温かく見守っていただけますよう、どうぞよろしくお願いいたします。