【石川県能登半島沖地震】被災地に雑巾を支援しました
2023年5月5日に石川県珠洲市で、震度6強の強い地震が発生しました。その影響で、市内では建物が倒壊する被害が多数報告されています。また、さらなる余震や土砂災害の警戒のため一部地域の住民は、避難生活を余儀なくされていました。この度の災害により被災された方々に、心よりお見舞い申し上げます。
グッドネーバーズ・ジャパンの職員は5月7日現地に入り、被害状況の確認を行いました。また、当団体は国内の災害に備え、日ごろから清掃などの復旧作業に大量に必要となる雑巾やタオルを備蓄しております。この度の災害を受け5月8日、事務所に保管していたタオル2箱と雑巾1箱分を石川県の珠洲市 市民ふれあいの里健康増進センターに寄付しました。


石川県珠洲市の避難状況(5月8日午前8時30分時点)
石川県珠洲市では、当初14か所開設された避難所が徐々に閉鎖され、5月8日午前8時30分時点で7か所運営されています。
・宝立公民館:4名
・上戸小学校:1名
・正院小学校:11名
・蛸島公民館:7名
・日置ハウス:2名
・日置公民館:1名
・大谷公民館:1名
5月8日午後5時ごろにすべての地域で避難指示が解除されましたが、正院小学校の10名ほどについては、家屋の全壊により、しばらく避難所生活が続くとされています。


珠洲市社会福祉協議会 総務管理課長 / 地域福祉センター長 奥佐公子さまより
5月5日に珠洲市では震度6強の地震があり、その日は祝日だったのですが、珠洲市社会福祉協議会の職員が可能な限り出勤し、これまで一連の地震被害の対応(被災者の安否確認、被災状況の確認、復興に向けた活動など)を続けてきました。
まだまだ大きな地震も続いており、また大雨の影響もありますが、復興に向けて着実に進んでいきたいと思います。職員の中には、自宅が被災していても、応急対応(瓦屋根へのブルーシートがけ)や修復が出来ていない職員もいる状況です。
今回いただいたタオル及び雑巾については、地震によって被害のあった家屋の清掃や、大雨によって濡れてしまった場所のふき取り等に利用しようと思います。今回、タオル及び雑巾をご寄贈いただいた企業の皆様、この度は誠にありがとうございました。
被災された方々にお声がけし、有効に活用させていただきます。
この度の雑巾のご提供者様
この度の雑巾は、これまでに企業からご寄付いただいたものになります。今回の発送分に含まれる雑巾をご提供いただいた企業はこちらです。(順不同・敬称略)
- カルビー株式会社
- ラルフローレン合同会社
ご協力ありがとうございました。
被災地にお住いの方へ
長く降り続いている降雨により、さらなる被害も予想されます。どうぞご家族の安全を最優先に気をつけてお過ごしください。
被災地にお住まいのご支援者の皆さまで、ご寄付に関するご相談がございましたら、sup@gnjp.org までご一報ください。その他、ご不明点等ございましたらご遠慮なくお問い合わせください。