グッドごはん活動報告 2022年9月配付
厚生労働省が2020年に公表した「2019年国民生活基礎調査」によると、2018年度の子どもの貧困率は14.0% (新基準)にものぼり、ひとり親世帯の子どもの貧困率は48.3%(新基準)で、約2人にひとりが相対的貧困の状態です。グッドネーバーズ・ジャパンはまずこのひとり親世帯へ焦点をあて、「ひとり親家庭等医療費助成制度医療証」を持つ家庭を対象に食品を提供しております。本事業を通し、生活に困難を抱える家庭が安定し自立した生活を送ることができる、その一助となるように支援してまいります。
2022年9月の配付報告
配付日・場所 | 23箇所26回(東京11箇所13回、大阪12箇所13回) |
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配付世帯数 | 1,308世帯(東京629世帯、大阪679世帯) |
配付世帯の 子どもの 合計人数 |
2,313人(東京1,088人、大阪1,225人) |
累計配付世帯数(のべ)(2017年9月から) | 30,605世帯 |
利用者からの声
9月も、安全に食品をお渡しできるよう感染対策を講じながら、対面で配付を行いました。個人の方や企業の方からいただいた食品寄付を多くのひとり親家庭の方にお渡しすることができました。利用者の方から、今月もたくさんのコメントが届いています。
・「毎月とても助かっております。特に食べ盛りの子供の年齢でもあるので、お米などは特に助かっております。」
・「事務局の方、支援者の方いつもありがとうございます。私は、10年前に夫が他界してから頼れる人もなく3人の子どもと母の介護をしてきました。物質的にも精神的にも支えていただいてます。自分しかいないと気を張っているのですが救われる思いです。」
・「先月初めて利用させて頂きました。物価が上がるばかりで負担が大きく、子供の成長は止まらず食欲も旺盛で食費もやりくりする中、今回お米等頂きまして本当に助かりました。ありがとうございます。」
・「野菜や果物がおいしかったです!ありがとうございます!」
・「食糧支援、大変助かります。まず削るのが自分の食費なので、体調に影響が出ていました。こういったご支援を頂けること、大変感謝しております。」
・「いつもお世話になっております。最近何でも値上げ値上げで生活に不安を感じます。ここを知ってから食料を援助して貰える事を知り不安も少し解消されるのと助けてくれると言う安心感があります。」
・「いつも寄り添ったご支援をいただき、物理的にも心理的にも救われております。子供たちと感謝の気持ちを忘れずに日々過ごしています。ありがとうございます。」
・「前回の果物、最近買えていなかったのでとても嬉しかったです。子供たちもとても喜びおいしいと味わっていました。お米の継続的な支援も大変有難く感じています。いつもありがとうございます。」
・「いつも御支援、ありがとうございます!食費も助かっていますが、皆様の温かい気持ちが心の支えであり、励ましでもあり、日々生きる糧となっています。甘えですが、もう少し利用させていただきます。宜しくお願いします。」
担当者より
9月のグッドごはんでは野菜や果物もお配りさせていただき大変好評でした。利用者さんからも「普段、果物は高くて主食にもならず買えない」、「特に子どもが喜んだのは果物でした」など、たくさんのコメントをいただきました。
また、続く物価高の中で主食となるお米の需要は、食べ盛りのお子さまのいるご家庭で更に高まっている様子でした。
いつもあたたかいご支援誠にありがとうございます。この支援の輪を広げていけるようスタッフ一同努めてまいります。今後ともグットごはんへの応援・ご協力をどうぞよろしくお願いいたします。(亀田)