グッドごはん活動報告 2021年10月配付
厚生労働省が2020年に公表した「2019年国民生活基礎調査」によると、2018年度の子どもの貧困率は14.0% (新基準)にものぼり、ひとり親世帯の子どもの貧困率は48.3%(新基準)で、約2人にひとりが相対的貧困の状態です。グッドネーバーズ・ジャパンはまずこのひとり親世帯へ焦点をあて、「ひとり親家庭等医療費助成制度医療証」を持つ家庭を対象に食品を提供しております。本事業を通し、生活に困難を抱える家庭が安定し自立した生活を送ることができる、その一助となるように支援してまいります。
2021年10月の配付報告
配付期間 | 10月中旬~下旬 |
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配付世帯数 | 1,042世帯(東京 526世帯、大阪 516世帯) |
配付世帯の 子どもの 合計人数 |
1,829人(東京 904人、大阪 925人) |
累計配付世帯数(のべ)(2017年9月から) | 17,903世帯 |
利用者からの声
10月は緊急事態宣言が解除されたため、2か月ぶりに対面で食品を配付しました。配付会場では、安心安全を最優先しながら食品をお渡しし、たくさんのコメントも寄せられました。
・「いつも、色々な食材をありがとうございます。最近は、お米を買う余裕もないくらいなので、本当に助かっております。助けて頂いている方々のためにも、食材を無駄にせず、大切に使わせていただいております。ありがとうございます。」
・「食べるものを支給していただけて大変助かっています。特に果物やお菓子は、普段買ってあげられないので、
いただいた時には子どもがとても喜んでいます。本当にありがとうございます。」
・「パスタソース、レトルトカレーを沢山いただけたのが、本当に助かりました。普段食べられないスパゲッティに子供たちが大喜びでした。お米だけあれば、いただいたカレーや牛丼レトルトで子供の喜ぶご飯になりました。ありがとうございます!」
・「米を雑炊、お粥、味噌汁やスープにいれる等、かさ増しして食べることが多かったのですが、こちらで定期的にお米を頂けるようになり、白米を食べる回数が増えました。野菜や副菜などもとても助かります。感謝。」
・「いつも温かいご支援をありがとうございます。頂いた子供向けのお菓子、とても喜んでいます。やっと対面での受取になるので、また子供と一緒に伺います!」
担当者より
10月は久しぶりの対面配付で、利用者のみなさんと直接お会いすることができました。食品をお渡しすると、ほっと安心したような顔や笑顔になり、それを見て我々スタッフもあたたかい気持ちになりました。
また今月は、J.P.モルガンの有志社員のみなさまより、写真のような食品パッケージを、合計131箱ご寄付いただきました。
たくさんのひとり親家庭に食品をお渡しできたのも、ご支援いただいている皆様のおかげです。あたたかいご支援ありがとうございます。そして今後もグッドごはんを応援してください!(高橋)