グッドごはん活動報告 2021年2月配付
厚生労働省が2020年に公表した「2019年国民生活基礎調査」によると、2018年度の子どもの貧困率は14.0% (新基準)にものぼり、ひとり親世帯の子どもの貧困率は48.3%(新基準)で、約2人にひとりが相対的貧困の状態です。グッドネーバーズ・ジャパンはまずこのひとり親世帯へ焦点をあて、「ひとり親家庭等医療費助成制度医療証」を持つ家庭を対象に食品を提供しております。本事業を通し、生活に困難を抱える家庭が安定し自立した生活を送ることができる、その一助となるように支援してまいります。
2021年2月の配付報告
配付期間 | 2月中旬~下旬 |
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配付世帯数 | 948世帯(東京617世帯、大阪331世帯) |
配付世帯の 子どもの 合計人数 |
1,686人(東京1,061人、大阪625人) |
累計配付世帯数(のべ)(2017年9月から) | 9,919世帯 |
※東京での活動はジャパン・プラットフォームの助成を受けて実施しております
※大阪での活動は令和二年度独立行政法人福祉医療機構 社会福祉振興助成を受けて実施しております
利用者からの声
利用者の親御さんからだけでなく、子ども達からもたくさんのメッセージが寄せられています。
・「いつかおんがえしができるよう、がんばります。」
・「いつもたくさんいろいろな物をおくってくれてありがとうございます♡みなさんも、お体気をつけてください!」
・「たくさんいつもぼくの大こうぶつが入っていました。ありがとう。勉強の字がうまくなるようにがんばります。」
・「パワーをありがとう!!」
・「いつも食品を提供してくださり本当にありがとうございます。皆様もくれぐれもお体に気を付けてお過ごしください。」
担当者より
2月はメディアでご紹介いただく機会が増え、その影響から多くの企業や個人の皆様がご支援をお申し出くださいました。
その一方で、食に困っている方からの問い合わせも同じように増加した事から、まだまだ情報が行き渡っておらずに声を上げられない生活困窮者が多くいるように感じられます。
支援を必要とする方達が気軽に相談ができ、その方に合った支援を受ける事ができる世の中になる事を願ってやみません。
(間宮)