チャド:ヨナスクール 初めての卒業生が誕生
アフリカ、チャドのファシャアテレ地域にある「ヨナスクール」で2014年3月、初めての卒業式が行われ、18名の子ども達が学校を旅立ちました。
ヨナスクールは、グッドネーバーズの広報大使としてボランティア活動に尽力されていた故パク・ヨンハさんの呼び掛けにより、日本の皆様からもたくさんのご寄付をいただいて建設された小学校です。
故パク・ヨンハさんご自身も基礎工事を手伝い、2010年に273名の生徒達を迎えて開校したヨナスクールは、それまで学校のなかったファシャアテレ地域に大きな希望の光をもたらしてくれました。2つの教室から始まったヨナスクールも、今では6つの教室と幼稚園を併設し、700名以上の子ども達の夢を育む場所となっています。
さらにその周辺には飲料水ポンプと診療所も作られ、子ども達だけでなく地域全体の健康を支えています。
ファシャアテレで初めての「卒業式」
ファシャアテレ地域の外からも子ども達がこの学校に通い、住む人が増え、自治会が結成されるなど、地域活性を担ってきたヨナスクールが開校してから4年。待望の卒業生が誕生し、地域の皆が喜びを分かち合いエールを送りました。
卒業する18名は、困難な境遇にあった子ども達ばかりです。しかし教育を受け自分達の可能性を知った彼らは、それぞれに夢を持ち未来を見据えています。 次回は卒業生3人をご紹介します。
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