仮設住宅に安全でおいしい水を支援
家庭用浄水器の大手メーカーBRITA Japan株式会社様がグッドネーバーズ・ジャパンを通し、大槌の仮設住宅全戸分である2105台のポット型浄水器と交換用カートリッジを寄贈され、10月26日(水)に、大槌町役場地域整備課にて贈呈式が行われました。
商品のご紹介と共に使い方を教えて下さるBRITAの社員さん
大槌町には現在、49か所の土地に約2105戸の仮設住宅があります。上下水道も整備され、各住宅には水質検査をクリアした水道水が届いていますが、地下水を利用している地域もあり飲料水としてそのまま利用するには抵抗感を持つ住民もいるそうです。
そこで、安全でおいしい水があれば仮設住宅の生活環境の改善につなげることができるのではないかと、BRITA Japan株式会社様がポット型浄水器と交換用カートリッジを寄贈して下さり、大槌町役場地域整備課によって町内の仮設住宅全戸へ配布されました。
浄水器を利用した方々からは「水道水も安心して飲める」「飲み水だけでなく調理にも使えて、お米がとてもおいしく炊ける」といった喜びの声が届いています。
今回のご支援を担当して下さった同社の社員さんは、グッドネーバーズ・ジャパンが行っている「河川清掃ボランティア-鮭P」に参加されたボランティアさんのお1人でした。その社員さんが、大槌のために何かできないかと、グッドネーバーズ・ジャパンに提案して下さったのです。ボランティア活動で生まれた「絆」が、新たな支援に繋がりました。