【ネパール】栄養と衛生の支援事業 学校菜園プロジェクト
いつも温かい応援をありがとうございます。
今回はネパールの学校給食と、私たちが実施している学校菜園活動についてご紹介します。
※この事業は外務省「日本NGO連携無償資金協力事業」です。
ネパールの学校給食の現状
後発発展途上国であるネパールは、教育以外にも医療やインフラ整備など予算を必要とする分野が多く、学校給食制度があってもその予算は1人1日わずか15ルピー(16円程度)です。
この限られた予算では、子どもたちへ栄養バランスのとれた給食を提供することが難しく、インスタント食品だけが配られる日もあります。
ネパール極西部に位置するドティ郡にある学校では、給食は米や豆だけの日も少なくありません。
学校の先生は、「本当は子どもたちに栄養のある給食を提供したいのですが、野菜やお肉を毎日提供することができません。特にお肉は月に2回しか買えません。」と私たちにありのままを語ってくれました。
また、給食を食べるテーブルと椅子もないので、子どもたちは地面に座って給食を食べることが日常です。
そこで私たちは、ドティ郡の小中学校で学校菜園づくりを開始しました。
学校菜園で収穫した野菜を給食に活用し、栄養バランスのとれた給食を子どもたちに提供するとともに、子どもたちが菜園を通じて食事と栄養について学ぶ機会をつくることを目的としています。
学校菜園づくりは、学校の先生や保護者、生徒たちみんなで協力して行います。

この日は、学校菜園の土を耕し、なす、オクラ、からし菜等の野菜の苗づくりを行いました。これらの野菜はネパールでも親しまれており、ネパール語で「タルカリ」と呼ばれる野菜のおかずによく使われています。
子どもたちは、自分たちで栽培した野菜を収穫して、給食で食べる日を心待ちにしています。

学校の教師からは、「学校菜園で収穫できた野菜は学校給食に役立つだけではなく、子どもたちの栄養状態を改善したり、ジャンクフード摂取を減らすことにも役立つと思います。」といった前向きな声を聞くことができました。

おわりに
グッドネーバーズ・ジャパンは、ドティ郡の子どもたちの健やかな成長のため、現地の人々とともに活動を進めてまいります。
この事業は食材の提供にとどまらず、子どもたちが栄養ある食事をとることで心身ともにより健康になり、学力によい影響をもたらすことも期待されます。
また、一時的な支援ではなく、栄養に関する研修も行い、菜園の運営をサポートすることで、継続できる仕組みづくりも重視しています。
ネパールの子どもたちの健康や学校生活、そして子どもたちを取り巻く環境がより充実するよう、今後も現地に寄り添った支援を続けてまいります。引き続き温かいご支援をどうぞよろしくお願いいたします。
募金にご協力お願いします
※グッドネーバーズ・ジャパンは「認定NPO法人」です。ご寄付は寄付金控除の対象となります。
▼ クレジットカードで寄付
▼ 郵便払込で寄付
最寄りの郵便局で、窓口にある「払込取扱票」または 「郵便振替払込請求書兼受領証」に必要事項をご記入の上、お振込ください。 ご記入いただく事項は、下記の通りです。
| 口座番号 | 00900-9-78879 |
| 加入者名 | NPO法人グッドネーバーズジャパン |
| 金額 | ご寄付いただきます金額をご記入ください |
| 通信欄 | 「ネパール」とご記入ください。領収書が不要でしたらその旨をご記入ください |
| ご依頼人・払込人住所氏名 | 必ずお名前、電話番号、郵便番号、住所をご記入ください |
▼ 銀行振込で寄付
銀行でのお振込みの場合は、以下の口座にお振込みください。
| 銀行名 | 三菱UFJ銀行 本郷支店 |
| 口座番号 | 普通 1155337 |
| 口座名義 | トクヒ)グツドネーバーズ ジヤパン |
| 振込依頼人名 | 振込依頼人名に続けて「ネパール」とご入力ください 例)ヤマダ ハナコ ネパール |
▼ ヤフーネット募金で寄付(Vポイントの寄付も可能です)
皆さまのご支援ご協力、どうぞよろしくお願いいたします。





