グッドごはん活動報告 2025年7月配付
厚生労働省が公表した「2022年国民生活基礎調査」によると、2021年の子どもの貧困率は11.5%と前回調査(2019年)より改善傾向にあるものの、ひとり親世帯の貧困率は44.5%と半数近くが相対的貧困の状態です。グッドネーバーズ・ジャパンは困窮するひとり親世帯に焦点をあて、「ひとり親家庭等医療費助成制度医療証」を持つ家庭を対象に食品を提供しております。生活に欠かせない食を支援することで、ひとり親家庭の親子が困窮する今を乗り切り、子どもたちが自ら未来を切り開ける、その一助となるように支援してまいります。
2025年7月の活動報告

・給食のない夏休み、グッドごはん「夏休み “子どもの食を守る”支援プロジェクト」として配付内容を強化し、お米や生鮮食品を利用者へお渡ししました
・女優・安田成美さんのポッドキャストで、グッドごはんについてご紹介いただきました
・学校給食のない長期休み中の食事状況に関するグッドごはん利用者へのアンケート調査結果が、メディアに掲載されました
・九州拠点にて初の親子参加イベント(食品サンプル作り)を開催しました
| 新規登録 世帯数 |
251世帯(首都圏101世帯、近畿77世帯、九州73世帯) |
|---|---|
| 配付日・場所 |
40カ所44回(首都圏22カ所23回、近畿12カ所13回、九州6カ所8回) |
| 配付世帯数 |
5,545世帯(首都圏2,397世帯、近畿2,033世帯、九州1,115世帯) |
| 配付世帯の 子どもの 合計人数 |
9,332人(首都圏3,922人、近畿3,430人、九州1,980人) |
| 累計配付世帯数(のべ)(2017年9月から) |
150,893世帯 |
利用者からの声
7月も、個人の方や企業の方からいただいた食品寄付を多くのひとり親家庭にお渡しすることができました。食品を受け取った利用者の皆さんから、今月もたくさんのコメントが届いています。


・「いつも本当にありがとうございます。おかげさまで家計が大変助かっており、子どもの笑顔も増えました!今後とも何卒よろしくお願いいたします。」
・「夏休みは、特に光熱費や食費が嵩むので助かります。ありがとうございます。」
・「一人で子供を育てている親にとってこの食品支援は大変ありがたいです。これがある事で子供の為に他にお金を準備出来るのが本当に助かります。有難うございます。」
・「あたたかいご支援をありがとうございます。グッドごはん様からいただく食料品は、日々の暮らしの中で本当に助けになっています。特にお米はありがたく、娘はおにぎりが大好きなので「きょうはなんのおにぎりがいいかなー」と毎回とても楽しみにしています。その様子を見るたびに、支えてくださっている方々の存在に心から感謝しています。いただいた食べものを通して、食卓だけでなく心まであたたかくなっています。」
・「望んでひとり親になった訳ではありませんが、こんな状況にならなければ感じることができなかった皆様の優しさに触れることができて、ただただ感謝の気持ちです。」
担当者より
こんにちは。インターンをしております、徳竹です。皆さまからのあたたかいご支援のおかげで、7月もたくさんのひとり親家庭に食品をお届けすることができました。毎年、給食がない夏休みの時期は、日々の食事の準備や増える食費のやりくりに苦労されるご家庭が多く、特に厳しい時期です。さらに、続く物価上昇やお米の供給不足などへの不安の声も多く届いています。グッドごはんを通じて、ひとりでも多くのお子さんがお腹いっぱい食べられるよう、これからも支援を続けてまいります。引き続き、皆さまのご支援とご協力をよろしくお願いいたします。(徳竹)




