ハイチ大地震緊急支援・活動状況3
新着情報(2010年1月17日)
第一陣救護チームハイチに到着
韓国の現地企業の協力で首都ポルトープランスに入った。
現在、被災地には、食料、飲料水、医薬品などの持続的な配布が必要だが、被害現場の復旧と行政力の不足で円滑な配布が行わていない。この状態が長期化する場合暴動がおきる可能性もある。
しかし、物資配布時期は警備上の理由から、安全が確保されるまでもう少し時期を見なければならない。
現場の状況がよくなり次第、物品の配分や救援活動に万全を期さなくてはならない。そのためにグッドネーバーズは18日に、韓国と米国から追加スタッフを現地に派遣する予定。
重症患者が運ばれてくる。
地震で家を失った孤児たち
地震発生
2010年1月12日の現地時間午後5時(日本時間13日午前7時)頃、カリブ海地域のハイチで、マグニチュード7.0の大地震が発生。
震源は、首都ポルトープランスの中心部から南西に15キロと推定されています。
空港も閉鎖し、多くの建物が倒壊して多数の死傷者が出ています。崩れた建物の下に取り残されている人も多く、救出活動が続いていますが、多くの地域で停電したり、水道や電話も止まってしまい、夜になって作業は難航しています。
また、政府機関や国連の現地事務所の建物も被害を受け、多くの人の安否が確認されていません。
現地ではマグニチュード5を超える余震が続き、多くの住民が建物の外に避難しています。
住宅のがれきの下から遺体が相次いで見つかっており、犠牲者の数は、今後、大きく増えるおそれがあります。