現地スタッフの日誌より
このような環境で暮らしている子どもの一人がイオップ・ワグダレス君。私達の支援の対象者で、エチオピアの首都アディスアベバに住んでいる9歳の少年です。彼はとても明るく、友達と遊んでいる時は幸せそうな笑顔を見せています。しかし彼の生活がよくなるには、父親の心の病が影を落としています。
ある日、さっきまでとは全く違って悲しそうな様子で泣いているイオップくんを見つけました。彼を慰め、どうしたのか尋ねると、イオップくんは短くこう答えました。
「お父さんが大好きなんだ。」
イオップくんは授業に出ることもできなくなっていました。彼は空っぽの孤独を感じていたからです。私達は一日中彼と一緒にいて、食事を提供しているグッドネーバーズ・エチオピアの建物で、相談にのったりアドバイスをしたりして彼を癒そうとしています。でもその後は、近所の人たちが見守るだけの誰もいない家にイオップくんは帰ります。誰もいない家は彼をとても失望させてしまいます。
子どもスポンサー