『希望の手紙コンテスト』バングラデシュへ手紙を届けました
2014年に実施した『夏休み!親子でチャレンジ希望の手紙コンテスト』はDVDを家庭で鑑賞し、途上国で暮らす子どもに手紙を届けるコンテストです。入賞した8名の手紙が、DVDの 主人公、バングラデシュのアリフくんのもとへ届けられました。

祖母と妹の3人暮らしで、家族を養うために工事現場で働いていたアリフくん。現在はどんな暮らしを送っているのでしょうか。
仕事をやめ、学校に通えるように
現在アリフくんはグッドネーバーズの支援で、妹と同じように毎日学校に行き、勉強に励んでいます。

「勉強でわからないことがあったら、妹に聞くんです。家族のために働いていたので小学校には行けませんでしたが、再び通えるようになりました。僕はもう仕事に行かなくていいんです。」


以前は早朝から夕方まで働いていたアリフくん。仕事をやめて自由な時間も増えました。この日は妹と一緒に町へ出かけ、市場で買い物をしました。彼の学校での様子を、先生に聞きました。

「アリフは授業にも積極的に参加し、友達とも仲良く過ごしています。困難な境遇にあったアリフへの支援に感謝しています。 バングラデシュの児童労働問題は依然深刻ですが、彼のように学校に通える子どもが増えることを願っています。」
祖母と妹との新しい生活
学校以外でもアリフくんの暮らしには大きな変化がありました。
安定した収入源のために、グッドネーバーズは牛一頭と畑を支援しました。牛乳があれば自分達で飲むのはもちろん、売ることもできます。アリフくんは牛に餌をやったり、水場で体を洗ったり、毎日大切に世話をしています。
将来子牛が生まれたら、市場で売って生活の支えにしたい、と話してくれました。

日本のみんなへ「お手紙ありがとう!」


「日本にいるお友達、手紙と応援ありがとう!みんなに心から感謝しています。」
バングラデシュには、幼いながらも家族のために働かなくてはならない子どもが大勢います。
一人でも多く、アリフくんのように学校に通い家族と幸せに暮らせる子どもを増やすため、グッドネーバーズは活動しています。このような活動は、皆様のご支援なしには継続できません。
例えば100円あれば、バングラデシュの乳幼児に栄養たっぷりの食事を一回提供することができます。皆様の温かいご支援をよろしくお願いいたします。