ミャンマー・サイクロン緊急支援 被災した少女の事例紹介
更新情報(2008年5月25日)
グッドネーバーズは、現地援助団体MBCUを通して活動していいます。
今回は、ある避難民少女の話をご紹介させて頂きます。
避難民 ナダードゥンちゃん8歳
「9人家族が狭い部屋を一つ借りて、暮らしていた頃がなつかしい」と話すのは、サイクロンで家を失った女の子ナダードゥンちゃん(8歳)です。
木材と藁で作られた彼女の家は、サイクロンにより壊れてしまいました。ナダードゥンちゃんは、「家が壊れていくことに驚いて体をかがめ身を守っていたら、家が残っていませんでした」と話します。
彼女のお母さんネレウエンさん(42歳)は、「今まで毎月家賃を払っていた家が、サイクロンにより壊れ、再び家を建て直さなければいけないと考えると不安で動揺しています。幸いに今は、隣の人が助けてくれて、家族全員が隣のお家にお世話になっています。家族全員と一緒にいる事が出来てうれしいけれど、住まわせてくれている隣の人に申し訳ないと思っています。」と話します。
ミャンマーで家を建てるには、日本円で1万円から1万5千円のお金が必要となります。ナダードゥンちゃんの家族の収入は、成人となり工場で働いているお姉さんと、肉体労働をしている両親の稼ぎを合わせても1ヶ月5千円にもなりません。そして、お父さんは、「病気を抱えているため、自分が家族の荷物になっているのではないかと思うと申し訳けなく心が痛い。そんな中、グッドネーバーズのコメの配給を受けられるというニュースは、何よりも嬉しかった。ミャンマー最大のコメ生産地は、サイクロンの被害で日々、コメの値段が高くなり苦しいが、今回支援されたコメで少なくとも15日間過ごせるので助かる。」と話します。
サイクロンは、ナダードゥン家族のような多くの貧しい家庭を襲いました。もうすぐミャンマーでは雨期が始まります。その前に、暴風雨を防げる家を建てるのがナダードゥン家族の希望です。
ナダードゥンちゃんは、グッドネーバーズの運営するミンガルラドン児童ケアセンターへ通っています。彼女は将来、先生になりたいと思っています。彼女の家庭は貧しいため、学校に通う事が出来ません。彼女は、学校へ入学するための登録金(300円~400円)と制服代(650円)が払うことが出来れば学校に通うことができます。彼女は、友達と一緒に勉強することを一番楽しみにしています。
皆様の温かいご支援をお待ちしています。
皆様のご支援・ご協力をよろしくお願いいたします。
災害緊急支援のお願い
郵便局でのお振込み
*この募金は終了しました。
口座番号 : 00900-9-78879
加入者名 : NPO法人グッドネーバーズジャパン
金額 : ご寄付頂きます金額をご記入ください。
通信欄 : ミャンマー災害支援
また、領収書が必要でしたらその旨をご記入ください。
※ご依頼人・払込人住所:必ずお名前、電話番号、郵便番号、住所をご記入ください。
銀行口座でのお振込み
銀行名 : 三井住友銀行 天満橋支店
口座番号 : 普通 1418620
口座名義 : 特定非営利活動法人グッドネーバーズジャパン
※払込依頼人名の続けて「ミヤン」とご記入ください。ミャンマー災害支援金として使用させて頂きます。
※銀行振込みによるご寄付の場合、領収書の発送は出来ません。ご希望の際は、郵便局よりお振り込みください。