「冬は子どもの手もあかぎれで真っ赤」ひとり親家庭への居住支援に向けた取り組みを始めました
グッドネーバーズ・ジャパンでは、9月より当団体が運営するフードバンク「グッドごはん」を利用するひとり親家庭のお住まいの課題解決のために、居住支援に向けた取り組みを始めました。
詳細なニーズを把握するため、2025年9月より東京都23区内にお住いのグッドごはん利用者を対象にアンケート*を行い、お住まいを取り巻く現状、課題、今後の見通し、そして利用してみたい取り組み等をお聞きしています。
(※本記事に掲載しているアンケート回答データは、2025年10月11日時点の暫定値となります。)

家賃は、一般的には手取り額の25%~30%ほどが目安と言われています。今回のアンケート結果では、60%以上の方が年間収入に占める家賃の割合が30%以上と回答されました。家賃が手取り額の30%を超える場合、可処分所得(自由に使えるお金)が減り、子どもの養育に使うことができる費用も制限され、そして貯蓄・将来資金の確保が難しくなることが想定されます。また経済的不安が常態化することにより、日常の生活における精神的ストレスの増加が考えられます。
そしてアンケートの自由記述においても、住居に関する様々な課題の声が寄せられています。
<寄せられた住居に関する課題の声(アンケートの自由記述より)>
・家賃の値上げの話が出て、一度は断って現状維持になりましたが、次は値上がるかもしれないという不安があります。
・家賃を払うのが困難の為、都営、区営住宅に応募していますが当たりません。
・お湯が急に冷たくなったり、備え付けの部品が壊れたりと、年数が経ってるので備品が古くなっています。
・隙間が多く、トイレは窓も換気扇も無くカビがすごいです。喘息の末っ子の体調が心配です。
さらに一部の方にはインタビューを行い、現在のお住まいに係る具体的なお困りごとやお悩みごと等をお伺いしているところです。
グッドネーバーズ・ジャパンでは、この度のアンケートやインタビューにて得た情報の分析を進め、お住まいに関して困難を抱えるひとり親家庭の方々が安心して生活できるよう、まずは東京都23区内にお住まいのグッドごはん利用者の方々を対象に、住居に関する相談対応や必要に応じた不動産業者への同行支援などを行っていきたいと考えています。
*アンケート調査概要
・実施日程:2025年9月16日~(本記事に掲載しているアンケート回答データは、2025年9月16日~10月11日までの暫定値となります。)
・対象者:グッドネーバーズ・ジャパンのフードバンク事業「グッドごはん」の利用者 ※利用者は、原則としてひとり親家庭等医療費受給者証保有者に限る(ひとり親家庭等医療費受給者証とは、18歳未満の子どもを養育し、所得が限度額未満かつ生活保護を受けていないひとり親家庭等に交付される医療費助成制度の医療証)
・回答方法:アンケート回答フォームへの入力(オンライン)
・有効回答者数:315名
・居住地域:東京都23区
○本件に関するお問い合わせ先
グッドネーバーズ・ジャパン 居住支援事業担当:house@gnjp.org




