世界中の子ども達に笑顔を。途上国の子どもの教育支援・緊急支援を行う国際NGOグッドネーバーズ・ジャパン

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2026.01.20 お知らせ

支援は “人とのつながり” ― 子どもスポンサーさまネパール訪問記

― 支援が子どもたちの成長を支え、自分自身の気づきにもなる ― 

2025年、グッドネーバーズ・ジャパン(GNJP)の「海外子どもスポンサー・ひとりの成長を見守るコース」の支援者である中田さまと渡邊さまが、支援を続けているネパールの子どもたちを訪問しました。 
手紙や写真でつながっていた子どもに、直接会うために――。 
それは「支援する側・される側を超えた人とのつながり 」を感じる旅であり、「支援することの意味」をもう一度見つめる時間でもありました。 

支援を始めたきっかけ 

中田さま
「自分には子どもがいないので、自分が30歳を過ぎた頃に、1人のお子さんの将来をサポートしたいと思いました。」

渡邊さま
「もともと人的支援がしたくて教師の免許を取りました。初任給をもらった時に、働いている間は給料の一部で社会貢献しようと思って支援を始めました。」

GNJPの「海外子どもスポンサーシップ」は、教育・保健・生活環境の改善を通じて、アジア・アフリカの子どもたちが健やかに成長できる環境をつくる取り組みです。
お二人はそれぞれの想いから、子どもたちの未来に寄り添う一歩を踏み出しました。

「会いに行く」決意―手紙から生まれた想い 

遠い国で暮らす子どもたち。これまで手紙での交流を続けてきたお二人が現地訪問を決めた理由は、子どもから送られてきた手紙にありました。 

中田さま
「ビカシくんがいつも手紙に絵と文章を書いて送ってくれていました。一年生の頃は自己紹介が中心でしたが、学年が上がるにつれて色々なことを紹介してくれるようになりました。
去年届いた手紙には、自分の家から見える山々の絵が描かれていて、『もしあなたが僕の町に来てくれたら、この山を見てほしい。花輪で歓迎したい』という言葉に心が動きました。
ビカシくんが実際に暮らしている場所をこの目で見て、ビカシくんに会いに行きたいと思うようになりました」

中田さまが受け取ったビカシくんからのお手紙
ビカシくんが絵に描いた山をバックにお話しされる中田さま

渡邊さま
「ラクシュマンくんを長年支援していてお手紙ももらっていたんですけど、なかなかお返事を書けずにいたんです。
でもお返事書いてみようと思って初めて出して、そこからやりとりが始まりました。
その中で『あなたが僕の村に来てくれたら花輪をあげたい』と書いてあって、それを読んで「会いに行こう」と思ったんです

ラクシュマンくんから送られた絵を一緒に見る渡邊さま

はじめて会う子どもたち

初めて対面した時、子どもたちはどんな様子でしたか?

中田さま
「おうちの近くで車を降りた時、ビカシくんが家の前で兄姉や近所の子どもたちと待っていてくれました。ビカシくんの姿を見つけた時は本当にうれしくて感動して、駆け寄っていって握手をお願いしました。
ビカシくんは今小学5年生。日本の5年生に比べると体格が小さくて線が細いなあと思いました。でもとっても笑顔が明るくて元気な子。お勉強をすごく頑張っていて、将来『警察官やお医者さんを目指したい』と話してくれました」

左から中田さま、ビカシくん、一緒にご訪問されたご姉妹

渡邊さま
「写真の通りのラクシュマン君でした。手紙に『やんちゃ』と書いてあったのでパワフルな子かと思いましたが、 知らない国から来た私たちを見て緊張している様子でした。
唯一私に喋りかけてきたのが『あなた家族いますか?』って。『あなたと同じ年の孫がいてるよ』って言ったら、周りの大人がびっくりしていました」

左からラクシュマンくんのお母さん、渡邊さま、ラクシュマンくん、一緒にご訪問されたご友人

学校訪問で感じたこと

中田さま
「教室を見学すると、窓にはガラスがなく、冬は寒さや雪が吹き込む。椅子や机も十分ではなく、床に座って学ぶ子もいると聞きました。
一方で、グッドネーバーズの支援で設置された浄水設備により、子どもたちや地域の方も安全な水が飲めるようになった話も聞きました。また、教室のホワイトボードに『Good Neighbors』の文字を見た時、自分の寄付が確かに役立っていると実感できました

渡邊さま
学校訪問は、私の人生のターニングポイントになりました。授業中のキラキラした顔がもう本当に忘れられない。
みんなとても賢くて可愛くって、私もたくさん質問したんですけど、子どもたちも『日本の総理大臣は今誰ですか?』『日本の国の花は何ですか?』とかたくさん聞いてくれました。すごいピュアな感じを受けましたね。
『あ、私一番これがしたかったんやな』と、自分の夢を思い出しました。

ネパールでは今なお、教育・衛生・インフラなどの課題が多く残っています。
GNJPは、学校の整備や衛生施設の建設、地域のリーダー育成を通じて、「地域全体で子どもを支える環境づくり」を進めています。
ご支援の一つひとつが、確実に現地の変化につながっています。

支援を通じて見えた希望 

中田さま
「ビカシくんが夢を語ってくれたことで、彼の心が安定していて、未来への希望を持てる状態にあることを感じました。ビカシくんだけではなく、学校で出会った多くの子どもたちが教育を受け、環境が少しずつ良くなっていけば、やがてネパールという国自体が変わっていく可能性も感じました

ビカシくんから受け取った手紙を一緒に見る中田さま

渡邊さま
「お昼ごはんの時に、レストランでお母さんと翻訳ツールを使ってコミュニケーションをとろうとしたら、お母さんは字が読めなかったんです。それが私の中で衝撃でした。
ネパールはアジア最貧国の一つで、多くの人が海外に出稼ぎに行かざるを得ない状況です。だからこそ、勉強して力をつけることが将来の選択肢を広げることにつながる。
現地の通訳の方も、大学を出て日本に語学留学してネパールに戻られたそうですが、大卒でも仕事が見つからないことがあると聞きました。
子どもたちに力をつけてあげることの大切さを改めて感じました。

教育は、貧困の連鎖を断ち切る最も確かな手段です。子どもたちの夢が家族を、地域を、そして国を変えていきます。

訪問を通して感じたこと 

ビカシくんへのお土産を渡す中田さま

中田さま
「訪問前、私は『大変な地域に暮らす子への経済的支援』をしているイメージでした。でも実際に会ってみると、広大な自然の中で、ビカシくんは元気に山をかけ回り、家族と仲良く暮らしています。
その姿を見て、これは苦しい環境にいる子の支援ではなく、日本とは違う環境でより良い暮らしを提供するための支援であり、不便なことはあってもそれは不幸せではないのだと知ることができました

渡邊さま
「お母さんに『ラクシュマンくんは何かお手伝いしてくれますか?』と聞いたら『一生懸命勉強してくれることが一番うれしい』と言っていました。
若いお母さんが一生懸命、たくさんの家事をこなし、家族を支えている姿に感動しました。生活は大変だけれども、子どもたちはお母さんの愛情に包まれています。子どもの心が真っすぐに育つ土台は、このような親子関係にあると思いました。
今回ラクシュマンくんや家族に会えて、親戚が増えた感じがしました。今まではなんとなく遠い存在で、寄付だけしているという感覚でしたが、会ってみて“身近なつながり”になりました

ラクシュマンくんからお花を受け取る渡邊さま

支援は「与えること」ではなく、「共に生きること」。現地を訪れたお二人の言葉から、その実感が伝わってきます。

支援を続ける人、これから始める人へ

中田さま
「今回、ネパールを訪問したことで、ネパールやバジュラという同じ地域に、日本人のサポーターの方がたくさんいることを知り、心強く思いました。今回ネパールに行かなければ、私もずっと1対1のお手紙だけだったと思います。
家の中で一人で地道に活動している感覚でしたが、グッドネーバーズのサポーターチームの一員として、同じ思いを持った人たちと一緒に支援している、というつながりが感じられたのが良かったと思います

渡邊さま
「私は1対1が良かったので『ひとりの成長を見守るコース』での支援にこだわったんですが、グッドネーバーズには『みんなの成長を見守るコース』もあるので、もっと気軽に、いろいろな国のお子さんをご覧になったらいいのかな、と思います

※「みんなの成長を見守るコース」は月1,000円から海外の子どもを支援できるコースで、毎月メールでアジア・アフリカ6か国の子どもの成長をお伝えしています

GNJPより ― あなたの支援が未来を照らします

ネパールの子どもたちは、日々の暮らしの中で「学ぶこと」「夢を見ること」「家族を支えること」に向き合っています。
その背中を支えているのが、日本からの一人ひとりの想いです。

支援は、誰かを助けるだけではなく、自分自身の心を豊かにするもの。

中田さま・渡邊さまの体験は、支援が「届く」ことのリアルを教えてくれました。
あなたの継続的なご支援が、今日もどこかで、子どもたちの笑顔を育んでいます。

あなたも参加しませんか

グッドネーバーズ・ジャパンでは、海外子どもスポンサーを募集しています。
海外子どもスポンサーシップを通じて、ビカシくん、ラクシュマンくんのようなアジア・アフリカの子どもたちに、あなたの支援を届けてください

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