Good Neighbors Japan
 
 
食品配付の様子
 
【グッドごはん】休校で増える食費
 
 
現在は首都圏11カ所、近畿圏12カ所で食品を配付しています。
「グッドごはん」では、国内のひとり親家庭を対象として、毎月1000世帯以上の家庭に食品を配付しています。
2022年上期は、2月の配送での配付を除いて、感染症対策のもと対面での配付を行いました。皆さまのたくさんの温かいご支援とご協力に、改めて感謝申し上げます。

春の卒業・入学シーズンは、利用者の方からこのようなお悩みの声を多数いただきました。
「お米がすぐになくなります。現在春休みで給食が無く、普段以上に食費がかさみます。」
「シングルマザーになり間もないのですが、コロナで仕事を失い、学校も休校で子供の昼夜の食事の回数も増えとても厳しいです。」

春休みなどの長期休みや、新型コロナウイルスの影響による学校や保育園の休校・学級閉鎖の期間では、子どもが自宅で昼ごはんを食べる機会が増え、食費がかさみます。さらに、先日私たちが実施したアンケート(以下に結果の一部を掲載)では、世帯年収200万円以下で生活するグッドごはん利用者の割合が3年前の調査よりも増えており、新型コロナウイルスの経済的影響が目に見える形で現れています。

「子どもが欲しがるお菓子を買ってあげられない。」「もっと食べたいと子どもに言われても食べさせてあげられない。」
「グッドごはん」は、こうしたひとり親が抱える悩みを少しでも減らしたいと考えています。
より多くの家庭に届けられるよう配付拠点を増やしており、現在は首都圏11カ所、近畿圏12カ所で配付しています。

利用者の方から、ご支援いただいている皆さまへ感謝の声が届いています。
「お金の心配は絶えませんが、なんとか子どもの前で笑っていられるのは、こうして支えてくださる方々のおかげだと思います。」
「不安な気持ちになった時など、こうして支えてくださってる方がいるんだ。と思うと涙が出てきます。今は支援していただいている側の人間ですが、いつか、恩をお返しできるように頑張りたいと思います。」

今後も「グッドごはん」の応援をどうぞよろしくお願いいたします。

より多くの家庭に食品を届けるために
どうか力を貸してください。
 
 
 
グッドごはん利用者アンケートより
 
 
利用者の2021年の収入と就労形態
 
 
【ウクライナ危機】食糧支援と子どものこころのケア
 
チャイルド・フレンドリースペースでの様子
ロシアによる軍事侵攻が長期化するウクライナでは、2022年5月現在、ウクライナの人口の約4分の1、約1,300万人が国内外への避難を強いられています。そのうち近隣諸国へ逃れたウクライナ難民は、698万人を超えました (6月1日時点, UNHCR)。

「戦闘が近づくにつれ、砲撃とサイレンが毎日街中に鳴り響くようになりました。だから、自宅から避難することにしたんです。」
ウクライナの南部ムィコラーイウに住んでいたタチアナさん(37歳)は、4人の子どもと自分の母親を連れて、ルーマニアの国境付近の町イサクチャに避難してきました。タチアナさんの夫と父親、ペットを自宅に残すという厳しい決断をしました。

グッドネーバーズは、ウクライナ国内およびルーマニアへ移動した難民を対象に、食糧や医薬品の配布、難民の移動支援、難民の子どもたちが安心して遊べるチャイルド・フレンドリースペースの設置など、さまざまな支援を行っています。

食糧配布の支援では、ウクライナ内外に拠点を構える複数の現地パートナー(現地NGOや行政機関)と協力し、5月までに、オデーサをはじめとする8州で、22,652世帯に食糧を届けました。戦争が長期化し、ウクライナ国内の物価が急速に高騰している状況を鑑み、継続的な食糧支援を進めています。

さらに、ルーマニア国内の教会などに4つのチャイルド・フレンドリースペース(CFS)を設け、5月までに、1,655人の子どもたちを支援してきました。また、心理的支援プログラムの導入により、戦争でトラウマを抱えたり不安や緊張を感じたりしている子どもたちとその家族を支援しています。その他にも、ユニセフと共同で、国境を越えて避難してきた子どもたち16,000人を対象に、子どもの保護に関するプロジェクトを4月12日から開始しています。
募金はこちらから
 
 
GNJPからのお知らせ
 
 
レコードで廻そう、支援の輪。
レコードエイドの新サービス開始
「レコードエイド」は、自宅に眠っている中古レコード・CD・DVDをエコストアレコード(FTF株式会社さまが運営)に買い取っていただき、その買取金額に同社が10%上乗せした金額がグッドネーバーズ・ジャパンに寄付されることで、子どもたちの支援につながる仕組みです。その「レコードエイド」が、2022年6月1日にリニューアルし、新たに以下の2点が可能になりました。
①オーディオ・楽器買取
レコードに加えて、オーディオ機器・楽器も寄付買取ができます。
②一部寄付買取
支援者さまの要望に応じて、買取金額の一部を寄付、一部を支援者さまにお渡しすることができます。全額寄付するのには少しハードルが高いと感じる方にも、よりお気軽にご寄付いただけます。

ご自宅に聞かなくなったレコードが眠っている方は、ぜひ一度「レコードエイド」のご利用をご検討ください。
詳細はこちら
ちびっこおえかきコンテスト開催終了
【ちびっこおえかきコンテスト】開催終了のお知らせ
第1回(2013年度)から第8回(2020年度)まで毎年開催してきました、公益財団法人ベネッセこども基金との共催イベント「親子でチャレンジ国際理解!ちびっこおえかきコンテスト」は、新型コロナウイルスの影響により現地での取材が難しく、今後コンテストを継続していくことは困難と判断し、終了させていただくことになりました。

本コンテストは、就学前の子どもたちとその保護者を対象とし、未来を担う子どもたちが世界に触れるきっかけを作り、広い視野を養うことを目的に開催して参りました。これまでに、のべ773園 14,293名の子どもたちと保護者にご参加いただき、子どもたちの素敵な想いがつまった作品を発展途上国に住む子どもたちに贈り届けることができました。
ご参加いただいた皆さまには、心より感謝申し上げます。
 
「ちびっこおえかきコンテスト」専用サイトはこちら(2022年9月12日をもって閉鎖)
 
GNJP×マタニティマーク
【GNJP×マタニティマーク】都営三田線に広告掲載
グッドネーバーズ・ジャパンは、「子どもの笑顔にあふれ、誰もが人間らしく生きられる社会」というビジョンのもと、国内ではひとり親家庭のフードバンク「グッドごはん」を運営し、海外でも子どもの環境を改善するための活動を行っております。
今この世界に生きている子どもたちだけではなく、「これから生まれてくる子どもたち」、そしてその命を守るママや周囲の人々の環境も良くなってほしいという願いから、妊産婦さんに優しい環境づくりを推進するマタニティマークに賛同し、その普及をサポートいたします。
掲載車両 : 都営三田線(1編成) 優先席付近の連結部分ガラス面
掲載期間 : 2022年3月26日より1年間
 
 
【ハイチ地震】879世帯に家屋修繕資材を配布
2021年8月14日、ハイチの南西部でマグニチュード7.2の地震が発生し、多くの人々が家を失い、厳しい避難生活を強いられました。避難所が混み合っているため路上での厳しい生活を強いられるケースや、路上や避難所内においてレイプ等の被害に遭う危険もあり、一刻も早い家屋の修繕が求められていました。

こうした状況を受け、グッドネーバーズ・ジャパンは2021年10月より、グッドネーバーズ・ハイチとの連携のもと、ハイチ共和国南県マニッシュ地域・グランダンス県ペステル地域で家屋修繕資材の配布事業に取り組みました。両地域では被害が大きかったことに加え、天候の影響やアクセス面から支援活動は難航しましたが、3月中旬、ついに両地域あわせて879世帯への家屋修繕資材の配布を完了することができました。

物資を受け取った方々はとても喜んでおり、生活再建へ希望を取り戻す大きなきっかけになったとのことでした。改めまして、皆さまの温かいご支援、ご協力に感謝申し上げます。
 
OWNDAYS株式会社さまとのメガネを届ける支援活動のご紹介
メガネブランド「OWNDAYS」さまと共同で行っている「ひとり親支援プロジェクト」をご紹介します。「グッドごはん」利用者であるひとり親家庭の満7歳~満18歳未満の子どもを対象に、メガネを届ける支援活動を実施しています。

今回、支援を受ける方を対象にアンケート調査を実施したところ、経済的事情があったり、ひとりで家事・育児・仕事に追われていることで時間的、精神的に余裕がなかったりし、メガネを購入するハードルが高くなっている実態がわかりました。同時に、たくさんの喜びの声や視力が上がったという声が届きました。

ひとり親家庭の親子が困窮する今を乗り切り、子どもたちが自ら未来を切り開くための支えになれるよう、これからも支援を続けていきます。
詳細はこちら
 
 
 
 
支援を受けている子どものお手紙を紹介します!
 
アダネ君
 
名前:アダネ君 住んでいる国:エチオピア 年齢 : 6歳
 
アダネ君からの手紙
 
海外子どもスポンサーになってください
 
海外子どもスポンサーになってください
 
 
 
GNJPのスタッフより
 
 
こんにちは!インターンの加來です。
新型コロナウイルス感染拡大が少し落ち着き、マスク着用や海外渡航制限の緩和が話題になるのを見かけます。私は今大学3年生なのですが、年度が明けてようやくまともに大学に通って授業を受けるようになりました。入学からオンライン授業ばかりの大学生活が続き、大学に行くのも多くて週に1回という状態でした。グッドネーバーズ・ジャパンが「グッドごはん」の活動で支援しているひとり親家庭の方のなかには、コロナの影響で収入が減少された方、職を失った方、学級閉鎖等で子どもの面倒を見なければならず働く時間が減ってしまった方など、コロナの影響を受けて生活に困っている方が大勢いらっしゃいます。コロナによるストレスがない生活に戻ってほしいと願うばかりです。
グッドネーバーズ・ジャパンは「グッドごはん」を通して、ひとり親家庭の支援を必要とする方、子どもたちの健やかな成長を支援者さまとともに支えてまいります!ご寄付、ご支援、よろしくお願いいたします。

 
 
 
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