Good Neighbors Japan
 
事業開始式典の様子
 
タンザニアにて日本企業の製品を活用した水・衛生改善事業を開始
 
 
野外排泄が日常化する村で、子どもの命と住民の健康を守るトイレ普及
グッドネーバーズ・ジャパン(GNJP)は、タンザニア連合共和国イリンガ州キロロ県イデテ村にて、水・衛生環境改善事業を開始しました。タンザニアでの事業はこれが初めてとなります。
イデテ村は山間部に位置し、事業地へは未舗装道路を車で2〜3時間。大雨季には道がぬかるみ、四輪駆動車でも通行が困難になるため、行政サービスや支援が届きにくい地域です。
タンザニア農村部では、安全な水にアクセスできる人はわずか45.87%。63.07%の住民が使うのは、地面に穴を掘っただけの蓋もないピット式トイレです。下痢症やコレラなどの水因性疾患は、5歳未満の子どもの五大死因の一つとなっています。(WHO/UNICEF Joint Monitoring Programme for Water Supply, Sanitation and Hygiene 2022)

事業開始にあたって行った現地調査では、住民が畑や学校まで毎日往復4〜5時間かけて移動している実態も判明しました。学校のトイレは10年以上前に建設されたピット式で老朽化が進み、新設のニーズが高まっています。また畑にはトイレがなく、通学路や農作業中の野外排泄が日常化し、土壌や河川の汚染につながっています。
そこで着目したのが、日本企業・LIXILが開発した「SATOトイレ」です。少量の水で洗浄でき、虫や悪臭を防ぐシンプルな仕組みで、タンザニア全土に普及が進んでいます。本事業では、学校敷地内に新しい公衆トイレを建設するほか、住民から選ばれた6名を技術者として育成し、事業終了後も畑の近くなど必要な場所へ設置を広げられる体制をつくります。

6月20日には、事業の開始式典が現地で執り行われました。式典には、キロロ県の県長や水省・保健省の職員、村のリーダーなど行政関係者と住民の皆さんが参加し、合計120名が事業の門出を祝いました。公式に事業開始が宣言されたほか、会場ではイデテ村のマデゲ中学校の生徒たちが、衛生的なトイレの大切さを伝える劇を披露。子どもたちならではの表現に、温かい拍手が送られました。

日本企業の技術が、遠く離れたタンザニアの人々の暮らしを変えていく——GNJPは現地のグッドネーバーズ・タンザニアとともに、住民自身が衛生的な暮らしを守れる環境づくりに取り組んでまいります。この取り組みを、より多くの方に知っていただき、応援いただければ幸いです。

タンザニアの一人でも多くの子どもの命と住民の健康を守れるよう、温かいご支援をお願いいたします。
 
 
 
【世界難民の日】ウクライナから届いたメッセージ
 
 
現地スタッフからのメッセージ
 
 
夏休み特別配付とグッドすぺーすの活動をご報告
 
夏休み期間中のイベント
厚生労働省が公表した「2025年国民生活基礎調査」によると、子どもの相対的貧困率は11.0%と前回調査(11.5%)から大きな改善が見られず、母子家庭の8割以上が「生活が苦しい」と回答しています。学校給食のない夏休みは、こうしたひとり親家庭の「食の危機」がさらに深刻化する時期です。

そこで「グッドごはん」では、7月・8月の2か月間にわたり「夏休み特別配付」を実施しました。7月はお米を通常の2kgから5kgへ増量し、肉・魚も加えた食品セットをお届けしました。利用者の方からは、「お米5キロ涙が出そうでした。お肉、ハンバーグ、魚、夏休みにとても助かります」「冷凍のお魚や、お肉、ハンバーグ、夕飯に出すと子供がとても喜びました!」といった声が寄せられています。8月には、栄養バランスを補い季節感も味わえる冷凍野菜・冷凍フルーツを配付し、暑い夏を乗り切る食卓を支えました。

また、グッドごはん利用家庭の中高生を対象とした居場所支援「グッドすぺーす」では、夏休み期間中は希望者にお弁当を無料で提供したほか、日頃なかなか得られない体験の機会として、イベントも複数開催。料理教室やダンス体験に加え、会社見学、そして理数教室や英語教室といった学習面のサポートも行いました。

こうした取り組みを通じて、子どもたちが「お腹いっぱい食べられた」「楽しい思い出ができた」と感じる夏を過ごすことができました。これもひとえに、皆さまからの温かいご支援のおかげです。子どもたちの笑顔のために、これからも力を尽くしてまいりますので、引き続き応援のほどよろしくお願いいたします。
 
 
GNJPからのお知らせ
 
 
地震で全壊したお寺の本堂
令和8年熊本地震緊急支援
7月28日に熊本県宇城市と氷川町で最大震度7を観測した令和8年熊本地震を受け、GNJPは氷川町を中心に、妊産婦や乳幼児、子どもたちへの支援を続けています。
地震の影響による断水や厨房機器の故障などで昼食を提供できず、午前中のみの保育となっていた6つの保育園に対し、氷川町や関係機関と連携して食事の配送を支援。お弁当や冷凍食品に加え、必要に応じてパックごはんや子ども向けレトルト食品を調達し、各園の状況に応じた食料支援を行いました。その結果、8月17日から一部の園で終日保育が再開しました。
被災地では、時間の経過とともに必要な支援も変化しています。現在は、保育園の設備や機材の復旧など 、子どもたちが一日も早く日常を取り戻すための支援が必要となっています。GNJPは引き続き関係機関と連携しながら、必要な支援を届けてまいります。

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建物の被害状況を確認する職員
ベネズエラ地震緊急支援
6月24日に発生したベネズエラ地震から2か月以上が経過しました。被害の大きかったラ・グアイラ州では、ホテルやアパートなどが倒壊したまま残り、多くの人々が道端にテントを張って避難生活を続けています。日中は30度を超え、湿度も70%以上となる厳しい環境です。
GNJPは8月1日、現地パートナー団体とともに同州カティア・ラ・マールのマモ地区で285世帯、8月9日にはピースウィンズ・ジャパンと共同で90世帯に衛生用品キットを配付。計375世帯に、石けんや歯ブラシ、シャンプーなどを届けました。
「Muchas gracias(本当にありがとう)」と笑顔で声をかけてくださる方も多く、GNJP職員の雨宮は「持ち運びやすいようリュックサック型にしたところ、『家まで持ち帰るのが楽』と喜んでいただけました」と話します。
現在は、心理社会的支援の講師養成や、子どもが安心して過ごせる「Child Friendly Space」の設置準備も進めています。GNJPは今後も、被災した方々のニーズに寄り添いながら支援を続けてまいります。

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ぼくらの養育費動画
「ぼくらの養育費」動画放映中
日本では7割以上のひとり親家庭が養育費を受け取れていません(厚生労働省「令和3年度 全国ひとり親世帯等調査」)。離れて暮らす親にも支払い義務がある大切なお金ですが、取り決めや請求に伴う負担、DVなどの安全上のリスク、相手との連絡困難などから、多くの家庭で受け取れていないのが実情です。この課題を広く知っていただくため、15秒のPR動画を制作しました。動画は、東京・渋谷109フォーラムビジョン(1時間に1回)と大阪・アメリカ村AMEMURA.VISION(1時間に4回)にて毎日放映しています。特設ページでも公開中ですので、ぜひご覧いただき、ハッシュタグ「#ぼくらの養育費」で、感じたことをシェアしてください。

動画をご覧いただける特設ページはこちら
村上宗隆選手の寄付プロジェクトと協働
村上選手「Beve」× 食料支援プロジェクト
メジャーリーガー・村上宗隆選手が立ち上げた寄付プロジェクト「Beve」と協働し、食の支援を必要とする人々を支えるプロジェクトを開始しました。Beveは「意志を着よう。世界を揺らそう。」をコンセプトに、一人ひとりの想いを社会課題の解決へつなげる取り組みです。村上選手は「食卓から、みんなの明日をつくりたい」とメッセージを寄せています。日本にも十分な食事を確保できない家庭があり、世界では貧困や紛争・災害により食に困る人々がいます。本プロジェクトのご寄付やTシャツ売上の一部は、国内の「グッドごはん」や海外での緊急食料支援、学校給食支援などに活用予定です。ぜひご参加ください。

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グローバルフェスタJAPAN出展が決まりました
今年も、国内最大級の国際協力イベント「グローバルフェスタJAPAN」に出展いたします!開催日は10月17日(土)・18日(日)、会場は新宿住友ビル三角広場と新宿中央公園。国際協力やSDGsに取り組む多彩な団体が集まり、ブース出展のほか、世界各国のグルメが楽しめるキッチンカー、親子で楽しめる体験ワークショップ、豪華ゲストによるステージなど見どころ満載です。会場での対面参加はもちろん、オンライン配信もあるのでどこからでもご覧いただけます。GNJPのブースでは、毎年ご好評いただいているコーヒー豆を販売予定。皆さまのご来場を心よりお待ちしております!
 
大阪マラソン2027チャリティランナー募集
GNJPは、2027年2月28日(日)開催の大阪マラソンのチャリティパートナーとして寄付先団体に決定しました。「チャリティランナー」は7万円以上の寄付を集めることで出場でき、集まったご寄附はエチオピア、ウクライナ、モザンビークなどでの教育・安全な水・平和構築・復興支援に活用されます。エントリー締切は2026年10月19日(月)17:00。ランナーとしての参加以外に、応援としてのご寄付も可能です。当団体は認定NPO法人のため寄附金控除の対象です。「みんなで結ぶ虹」をテーマに、大阪から世界へ想いを届けてくださる皆さまのご参加をお待ちしています。

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【グッドごはん】ボランティア募集
GNJPでは、ひとり親家庭を対象とした食品配付活動「グッドごはん」を毎月実施しており、東京、神奈川、大阪、福岡、佐賀の各配付拠点でお手伝いいただけるボランティアを募集しています!活動内容は「食品配付」と「倉庫作業」の2種類。食品配付では配付当日の準備や受付、サポートなどを、倉庫作業では食品の搬入・整理・配付準備などを行っていただきます。時間や曜日を選んでお申し込みいただけるので、学生の方も社会人の方も、未経験の方でもご都合に合わせてご参加いただけます。ボランティア参加証明書の発行も行っておりますので、企業のボランティア休暇や学校の単位取得制度にもぜひご活用ください。皆さまのご参加をお待ちしております!

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公式サイト新連載「未来をつなぐ遺贈寄付」がスタートしました
当団体はこの度、遺贈寄付に関する情報を分かりやすくお届けするため、公式サイトにて「未来をつなぐ遺贈寄付」と題した記事の連載を始めました。(第一回記事)。 遺贈寄付とは、ご自身の想いや財産を社会貢献活動などに役立てる寄付の方法です。近年は遺贈寄付への関心が高まり、実行件数も増えています。
本連載は9月・12月・3月・6月の全4回に渡り、遺贈寄付の仕組みや手続きの流れ、寄付によって実現する支援、寄付者のエピソードなどをご紹介していきます。
ご自身やご家族のこれからを考えるきっかけとして、ぜひご覧ください。
なお、当団体では遺贈寄付に関するご相談やお申し込みを常時受け付けております。
詳細情報をまとめたパンフレットやオリジナルエンディングノートもご用意していますので、ご希望の方はお気軽にお問い合わせください。

 
 
 
支援を受けている子どものお手紙を紹介します!
 
クスムちゃん
 
クスムちゃん 住んでいる国:ネパール 年齢:11歳
 
クスムちゃんからの手紙
 
海外子どもスポンサーになってください
 
海外子どもスポンサーになってください
 
 
 
GNJPのスタッフより
 
 
こんにちは、広報課の佐藤です。いつも温かいご支援ありがとうございます。
この数か月、国内だけでなく世界各地で地震や豪雨などの自然災害が相次いでいます。被災地の様子を伝えるニュースを目にするたび、災害はいつ、どこで起こるか分からず、決して遠い出来事ではないとあらためて感じます。

GNJPでは、災害が起きた際、現地の状況やニーズを確認しながら、必要とされる支援を届けています。そして、その活動を支えているのは、日頃から私たちの活動に関心を寄せ、支えてくださる皆さまの存在です。

広報として活動をお伝えする中で、皆さまから託されたご支援が、実際に現地の方々の生活を支える力になっていることを実感しています。これからも、現地の声や活動の様子を丁寧にお届けしてまいります。今後ともGNJPの活動へのご理解とご支援を、どうぞよろしくお願いいたします。
 
 
 
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