Good Neighbors Japan
 
グッドネーバーズ 国内事業NEWS
 
4~6月は延べ16,145世帯に食品をお渡ししました
 
 
「おかわり!」が響く食卓
食品配付の様子
ひとり親家庭のための食品支援グッドごはんには、日々たくさんのご家庭から、様々な声が寄せられます。今年4~6月の3か月間は、お米や物価の高騰に不安を抱えるケースが非常に多く見受けられました。また、同期間中の配付世帯数は過去最多の延べ16,145世帯に上り、長引く物価高騰の中、多くのご家庭が食品支援を必要としている現状が浮き彫りになりました。そうした中、皆さまの継続的なご支援が、日々の生活の支えになっているという声を数多くいただいています。
「毎月いただくお米は、子どもとの生活に欠かせない安心の源です。お米があることで、「今日は何を作ろう」と前向きな気持ちになれますし、娘も「おかわり!」と言って笑顔で食べてくれます。」 「お米をいつも入れてくれて、とても有り難いです。毎日朝から晩まで働いて家事などしているのに、中高生の子どもをお腹いっぱいにできなくて、罪悪感でいっぱいでしたが、グッドごはんで頂いた食品を普段の食事にプラスすることで、子どもたちをお腹いっぱいにすることができています。」

親子参加イベントの開催
5月、人気セレクトショップ ビームス様のご協力により、グッドごはんを利用するひとり親家庭の親子に向けた、衣服の無料提供イベント「Happy Family Day」を開催しました。3度目の開催となる今回は、ビームス様のお声がけにより、アバハウスインターナショナル様、ノーリーズ様にもご参加いただきました。選んだ服を受け取った後、その服を早速着て帰るお子さんや、「久しぶりに息子と一緒に服を選びました」と声を弾ませる保護者の方もいらっしゃいました。
また、6月には目白大学の学生さんたちが主催する「フレグランスカップ(インテリアにもなる消臭カップ)作り」を行い、親子で一緒にものづくりを楽しむひとときとなりました。
 
 
 
みなさんのご支援のおかげでできたこと
 
みなさんのご支援のおかげでできたこと
 
 
大阪での活動をご紹介します!
 
大阪倉庫の様子
現在、首都圏・近畿圏・九州で活動を行っているグッドごはん。今回はその中で、「大阪倉庫」を拠点とした近畿圏における活動を皆さまにご紹介します!
大阪倉庫は、東京に続く第二のグッドごはん活動拠点として、2020年に稼働を開始。現在、大阪・兵庫・京都・奈良のグッドごはん利用者の方々に食品をお渡ししています。今年6月末までに近畿圏で食品をお渡しした世帯は、延べ57,842世帯です。
大阪倉庫は、大阪市中央区にあり、市外の配付会場にも食品を輸送しやすいのが特徴です。配付会場は、大阪府内を中心に現在14箇所ほど。その会場のほとんどは、ご厚意により配付当日のみお借りしているため、限られた時間内でスピーディーに作業を行います。一つの会場で100世帯、多い時には300世帯以上に食品をお渡しするため、スタッフだけでなくボランティアの方々のご協力が欠かせません。毎月2,000世帯分の食品を袋詰めする作業にも、ボランティアの皆さんが力を貸してくださっており、中には、大阪倉庫立ち上げ当初からご参加くださっている方もいます。
大阪のスタッフからは、こんなエピソードも聞きました。「配付場所を探している最中に、グッドごはんの活動に共感してくださった方が、家の軒先を配付場所として貸してくださったこともありました。ボランティアの皆さんや地域の方々のご協力がなければ、毎月2,000世帯ものご家庭に食品をお渡しすることはできません!」
多くの方々の温かい応援に支えられながら、大阪倉庫は今日も活動を続けています。最後に、いつもご支援いただいている皆さまへ、自身も大阪で生まれ育ったスタッフからメッセージです。「いつもグッドごはんの活動を応援してくださって、ほんまにありがとうございます!支援を必要としているひとり親の皆さんにこうして食品をお渡しできているのは、皆さまのご協力のおかげと日々感じています。引き続きグッドごはんへの温かいご支援をよろしくお願いします。ほんまおおきに!」
 
 
グッドごはん利用者 麻衣さん一家の紹介
 
麻衣さん(仮名)の息子さんたち
”兄弟の誕生日がありました”
昨年のニュースレターよりご紹介している、グッドごはんをご利用中の麻衣さん(仮名)。関西で中学校2年生と小学校6年生の息子さんを育てるシングルマザーです。
夏の過ごし方についてお話を伺ったところ、出かける予定は予算の都合で難しい、また、家に食品があまり無いのを見て、お子さんたちが朝食や昼食をいらないと気を遣うことがあり、学校や給食のない夏休み期間については悩みが尽きない様子でした。下のお子さんの悠斗君(仮名)は、将来は「勉強してお金を稼いでママを助けたい」と最近話しているそうです。
そんな中、嬉しい出来事もありました。「7月と8月が子どもたちの誕生日で、グッドごはんの支援のおかげで少額ですがプレゼントを買ってあげることができました!」とのこと。「ぼくに誕生日プレゼントくれるの!?」と、二人ともとても喜んでいたそうです。「子どもの笑顔がなかなか見られない日々なので、親としてとても嬉しかったです。」と教えてくれました。また、チケットをもらい、開催中の大阪・関西万博を楽しまれたそうです。
麻衣さんは今後もグッドごはんの利用を継続されますが、ニュースレターでのご紹介は今回が最後となります。今後も、グッドごはんを通して、麻衣さん親子を応援いただけますと幸いです。
 
 
 
「支援者様からの声」への返信をいただきました!
 
支援者の皆さまより頂戴したメッセージを、グッドごはんを利用中のひとり親家庭の方にお届けしたところ、沢山の返信をいただきました。その一部をご紹介します。

「子どもの笑顔が増えたのはお支えくださる皆様のおかげです。お腹を満たしてあげることで子どもの笑顔が増えます。不安そうな顔が減ります。今月はどんな物があるかな?と子どもにワクワクする気持ちを与えてくれます。何も入っていない冷蔵庫を見て絶望する気持ちを減らしてくれます。お米がないと生きていけない子なのでこんなご時世だからこそ凄く助かります。結果、私、母親の不安やストレスが軽減し母子の笑顔が増えています。事情があって母子家庭になりましたが、貧しいながらも皆様の優しさのおかげで幸せを見つけることが出来ています。優しい子に育ってくれています。本当にありがとうございます。」(東京都・匿名・40代)

支援者の皆さまの声も引き続き募集しています。以下のコメントフォームより、ご感想や利用者への応援メッセージなどをお寄せください!
forms.gle/smTe5dUB6fpbkv7m9
※このフォームで頂いたコメントには事務局からの返信ができません。感想以外のご連絡は こちらからお願いいたします。

 
 
 
GNJPスタッフより
 
スタッフ写真 こんにちは!グッドごはん大阪の永田です。いつもご支援いただき、誠にありがとうございます。
本格的な夏の日差しと気温になってきましたね。最近ハーブ栽培を始めたことで、ハーブティーとともに、何もしない、ぼーっとする時間を作るようになりました。心が落ち着いていくことに幸せを感じています。皆さまも、暑さ対策や水分補給を十分にしつつ、ほっとする一息の時間も持ちながら健やかにお過ごしください。
引き続き皆さまの温かいご支援と思いを利用者の方々に届けられるように活動を続けてまいりますので、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
 
 

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