Good Neighbors Japan
 
グッドネーバーズ 国内事業NEWS
 
7~9月は延べ7,471世帯に食品をお渡ししました
 
 
給食の無い夏休みの支えとなりました
食品配付の様子
記録的な猛暑となった7~9月は、グッドごはんも暑さと戦いながらの活動となりました。いつも以上に、食品の衛生管理やボランティアの方々・スタッフの体調管理に気を付けながら、延べ7,471世帯・延べ14,639人の子どもたちに食品をお渡しました。学校の給食が無い夏休み期間中は、経済的・精神的に更なる負担を感じる親御さんが多い中、皆さまのご支援が多くのひとり親家庭の支えとなりました。
「7月の配布は、本当に救世主のようで、給食のない毎日で不安がありましたが、気持ちが少し楽になりました。また、いただく食品が毎回バラエティに富んでいて、楽しみにしています。」
「夏休みに入り、食料品の必要量が倍になりました。給食のありがたさや、支援をいただけるありがたさを実感しています。いつも本当にありがとうございます。」
#BeAHEROプロジェクトのご報告
俳優の水石亜飛夢さんが、今回2度目となるクラウドファンディングを実施され、集まった沢山のご寄付により、7月の配付では野菜や果物、冷凍のお肉や魚を追加でお渡しすることができました。食品を受け取ったご家庭からは、多くの喜びの声が寄せられました。
「二年以上、肉や魚や野菜や果物を買うことが出来ていません。ですので、先月はたくさん頂けてとても嬉しかったです。ありがとうございました。」
 
 
 
みなさんのご支援のおかげでできたこと
 
みなさんのご支援のおかげでできたこと
 
 
子どもの未来を左右する「体験格差」
 
イベント参加者の様子
「体験格差」という課題をご存知でしょうか。
文部科学省の調査研究によると、家庭環境や経済状況等の違いから、学校外での子どもの体験機会に格差が生まれています。遊びやスポーツ、自然・文化との触れあい等、子どもの頃の多様な体験の積み重ねは、子どもの知的好奇心や自己肯定感を高め、子どもの将来にまで大きく影響すると考えられています。(『令和2年度青少年の体験活動に関する調査研究結果報告』より)
グッドネーバーズ・ジャパンは、子どもたちが置かれた環境によらず、様々な体験を通して好奇心や自信を育む機会を得ることが大切だと考え、その機会をつくる一環として、グッドごはんを利用するご家庭を対象に様々な体験イベントの開催に取り組んでいます。
これらのイベントに参加した家庭の親御さんに、学校外での体験についてアンケートを実施したところ、回答者の84%が「体験させたいが経済的な余裕がないため十分に体験させていない」と回答。経済的、時間的な制約から、子どもの希望を叶えてあげられず子どもに申し訳なく思うという声が多く見受けられました。
「野球をやりたいと言ったので見学体験をしたが、親の送迎があり車を持っていないため、係の仕事ができないので、断念した。子どもには本当に申し訳なかったが、入部してから色々子どもにも言われることを考えると難しいと判断した。」
「お友達からテーマパークに誘われたが、金銭的にどうしても無理だった。子どもは大変悲しみ、怒り、私も本当はみんなと一緒に行かせてあげたいが難しい。」
今夏、私たちが3社の企業様のご協力のもと開催したイベントでは、学校や家庭だけではできない体験に目を輝かせる子どもたちの姿が多く見られました。(キッコーマンしょうゆ塾ルフトハンザカーゴの貨物機を観に行こう!カルビースナックスクール
子どもたちが社会に出る前に、自身の可能性や能力を高め、大人になった時に自分の価値を最大限発揮し活躍することは、社会にとっても大きなメリットとなります。私たちは今後も、子どもたちの興味・学びの幅が広がるきっかけを一つでも提供できるよう活動していきます。
 
 
グッドごはん利用者 美穂さん一家の近況
 
配付会場での様子
”やまと君が配付会場に来てくれました”
グッドごはんを利用中の美穂さん(仮名)が、元気いっぱいの双子の息子さんと一緒に、9月の食品配付へ来てくれました。美穂さんも息子さんたちも、しばらく体調不良が続いていたそうですが、みんな元気になり、お子さんたちが毎月楽しみにしているグッドごはんに連れて行きたかったということでした。
お兄ちゃんのやまと君(仮名)は、最初は人見知りをしていましたが、徐々に慣れてきたようで、最後はお菓子とジュースを手にしてニコニコ。弟くんは、配付会場を走り回ったり、ボランティアさんやスタッフへ話しかけたり、活発な様子を見せてくれました。その日の配付では、お気に入りのクッキーがちょうど2つ入っていたこともあり、2人とも大喜びでした。
翌日、美穂さんからはこんな嬉しい連絡がありました。
「昨日は息子達を紹介させていただきありがとうございました!皆さんに構っていただけて嬉しかったのか、帰宅後も興奮収まらぬといった状態でした。今日の保育園の帰り道でも、「グッドごはんいく?」と言っていたので、もしよろしければまた連れていかせてください。」
 
 
 
支援者様からの声
 
安田成美さん 俳優やナレーターとして幅広くご活躍されている安田成美さんが、国内子どもスポンサーとして、グッドごはんを応援してくださっています。ご本人からの応援メッセージをいただきましたので、ご紹介いたします。
「安田成美です。子ども達への食の支援という活動に共感し、1年ほど前に国内スポンサーに申し込みました。子どもたちが元気に成長できるよう、これからも”グッドごはん”を応援します。」

支援者の皆様の声も引き続き募集しています。以下のコメントフォームより、ご感想や利用者への応援メッセージなどをお寄せください!
forms.gle/smTe5dUB6fpbkv7m9
※このフォームで頂いたコメントには事務局からの返信ができません。感想以外のご連絡はこちらからお願いいたします。
 
 
 
「支援者サービス課」より
 
スタッフ写真 皆さま、こんばんは!グッドネーバーズ・ジャパンの「支援者サービス課」です。今回は、私たちの仕事内容を紹介する動画を作成いたしました。画像をクリック/タッチして、是非ご視聴ください!
「支援者サービス課」では、各種お問合せ対応、ご支援金の入金管理や領収証発行、また本メールを含むメールニュースの配信など、ご支援者さまと繋がる様々な業務を担当しています。
皆さまより頂戴する温かいご支援を、グッドごはんを利用されている方々に届けるため、そしてグッドごはんの現状や活動報告を皆さまへ分かりやすくお届けするため、日々業務にあたっております。これからも温かいご支援を、どうぞよろしくお願いいたします。
 
 

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