Good Neighbors Japan  
グッドネーバーズ 国内事業NEWS
 
1~3月は延べ5,954世帯に食品をお渡ししました
 
 
過去最多の配付世帯数となりました
食品配付の様子
今年1月~3月は、皆様のご支援のもと、延べ5,954世帯・延べ11,253人の子どもに食品をお渡しすることができました。2月には、「グッドごはん」の活動開始以降初めて、1ヶ月の配付世帯数が2,000世帯を超え、3月には、昨年同月比1.8倍の方への食品配付となりました。

物価上昇の傾向は引き続き収束せず、1~3月だけでも累計9,500品目が値上げとなりました。(帝国データバンク調べ)
「グッドごはん」利用者の方々から寄せられるコメントにも、値上げについての言及が目立ちます。
「毎月の物価高にシングルの者でなくても、皆さん大変かと思いますが、この様にご支援をしていただけますこと感謝いたしております。」「光熱費が高くなっていたり、削れるのは食費なので本当に助かっています。」

また、マスク着用の自己判断や「5類」への移行など、社会では収束ムードも漂う新型コロナウイルスですが、感染により仕事を休まざるを得ない状況に変化はなく、特に非正規雇用で働く多くのひとり親にとっては、まだまだ気の抜けない状況が続いています。
今後も増加が見込まれる「グッドごはん」利用者のため、利便性向上、また更なる食品寄付の確保に向け、配付拠点の新設や2tトラックのチャーターなど、日々新しい取り組みを進めています。毎月の活動報告は、こちらのHPでも掲載しております。
「公開グッドごはん」を開催しました!
3月3日(金)、東京・板橋倉庫にて「公開グッドごはん」を開催しました。当日は、1部・2部合わせて100名(32法人含む)もの方々にお越しいただきました。当日の様子の詳細は、こちらからご覧ください。
 
 
 
みなさんのご支援のおかげでできたこと
 
みなさんのご支援のおかげでできたこと
 
 
グッドごはんのスタッフにインタビューを行いました
 
スタッフインタビューの様子
今回は、支援者のみなさまからいただいた質問に、グッドごはん担当の綿貫(以下、綿)がお答えします。聞き手は、支援者サービス部・細川(以下、細)です。

細:グッドごはんの現場で働くスタッフは、配付以外にどんな仕事をしているのですか?
綿:メール・電話の対応や届いた食品の確認、計量、配付の準備、ボランティアさんや食品調達の調整など、配付がない日もとても多忙な毎日です。
そんな私たちの一日をご紹介する動画を作りましたので、良かったらご覧ください。
youtu.be/S9LazqODVQ0

細:活動の中で難しさを感じること、大変なことなどがあれば教えてください。
綿:利用を希望される方が毎月100人以上のペースで増えているのに対して、十分な食品を確保するのが、実は一番大変です。量だけでなく、主食、主菜、副菜等バランスを考えて各家庭に食品を配っているため、ご寄付でいただく食品に加えて、月によっては足りないものを購入し、偏りのないよう工夫しています。

細:綿貫さんの、グッドごはんを利用される方への想い、そして今後のグッドごはんの展望や方向性について、教えてください。
綿:利用者の方々とのやり取りから、ひとり親家庭の置かれている状況の厳しさを日々痛感していますが、配付会場で利用者さんやお子さんの嬉しそうな姿を見たりメッセージをもらったりすると、支援を届けられて良かったと心から思います。
今後は、利用者さんが食品を受け取りに来やすいよう配付場所を増やしたいと考えていて、2023年は、東京23区全てに少なくとも1つ、配付場所を作りたいと思っています。また、首都圏・近畿圏以外の地域でも活動を開始できるよう、計画中です。
そして、食の支援以外の繋がりや相談業務についても検討していまして、子どもたちが笑顔で安心して暮らせるよう、サポートできればと思っています。
 
 
グッドごはん利用者 美穂さん一家の近況
 
外で遊ぶ美穂さんの子どもたち
”4月から年長さんになりました”
前回号よりご紹介している、「グッドごはん」を利用中の美穂さん(仮名)。双子の男の子を育てるお母さんです。
息子さんたちは、4月から保育園の年長さんになりました。二人とも、園で泣いている子がいたら頭を撫でたり、危ない遊びをしている子がいたら止めたりと、年長さんとして成長を感じさせる姿を見せてくれているとのこと。
双子のお兄ちゃん、やまとくん(仮名)には発達障害があるため、来年の小学校入学に向け、入学先を特別支援学校にするかなど、周りに相談しつつ考え始めているそうです。

また、物価高の家庭への影響についてもお話しをお聞きしました。「電気代が約2倍に膨れ上がり、1月や2月は辛い日々を過ごしていました。子ども達が起きている間は暖房をつけていましたが、夜彼らが眠った後、リビングは自分1人しかいないため何もつけずに過ごし、少しでも電気代を浮かそうと上着を2・3枚着てやり過ごしていました。」

一方、食事面では、「グッドごはん」の支援により、大きな打撃を受けずに済んでいるとのこと。皆様からのご支援は、美穂さん一家のお腹を満たすだけでなく、笑顔や優しい時間を生み出しています。
「支給していただける日の朝、保育園に行く前の子ども達に「今日はグッドごはんの日だよ。楽しみにしていてね」と伝えると、「ぐっどあん!?(なぜかそう呼んでいます)」とパッと顔を輝かせます。先生曰く、その日は1日中ソワソワしているらしいです。支給していただいた食材は、必ず子ども達と一緒に開封するようにしています。袋から1つ1つ取り出すごとに「これは何?」「どうやって食べるの?」「食べても良い?」と次々聞いてくる姿がたまらなく愛おしいです。」
 
 
 
「支援者様からの声」への返信をいただきました!
 
支援者の皆様より頂戴したメッセージを、グッドごはんを利用中のひとり親家庭の方にお届けしたところ、以下の返信がありました。
見ず知らずの私たちへのご支援をくださっている事、心から感謝申し上げます。
就労してはおりますが、家を借りるという事は本当に大変です。
家賃のために、様々なことを削り、子どもとの時間も割き続けております。
それでも子どもの成長は待ったなしで、どんどん進んでいきます。
親子関係を良好に保つ事が出来ないのは一番の悩みです。
ご支援いただき、支えとなって下さっているさっているのに申し訳ない想いにもなります。
これまで頂いたご支援を一つ一つ思い出し数えます。ありがとうございます。
(東京・まさこ・40代)

支援者の皆様の声も引き続き募集しています。以下のコメントフォームより、ご感想や利用者への応援メッセージなどをお寄せください!
forms.gle/smTe5dUB6fpbkv7m9
※このフォームで頂いたコメントには事務局からの返信ができません。感想以外のご連絡はこちらからお願いいたします。
 
 
 
GNJPスタッフより
 
スタッフ写真 こんにちは!スタッフインタビュー内の動画に登場した、亀田です!動画内でご紹介した仕事以外にも、外部拠点へ配付に行ったり、新しい配付拠点設置のため区役所や社会福祉協議会などを訪問して協力を要請したり、倉庫以外で勤務することもあります。一方休日には1人で映画を観たり、妻と観劇に行ったり、前職の友人とキャンプに行ったり、プライベートの充実も大切にしています。特に夫婦そろってジャニーズのNEWSの大ファンで、LIVEなら日本全国どこへでも行くつもりで挑みます。
この春からは、社会福祉士の資格取得に向けて通信制の専門学校に通っています。利用者さんの抱える様々な悩みを「グッドごはん」以外のアプローチでも支援できるようになりたいと思っています。これからもどうぞよろしくお願いいたします。
 
 

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