今回は、支援者のみなさまからいただいた質問に、グッドごはん担当の綿貫(以下、綿)がお答えします。聞き手は、支援者サービス部・細川(以下、細)です。
細:グッドごはんの現場で働くスタッフは、配付以外にどんな仕事をしているのですか?
綿:メール・電話の対応や届いた食品の確認、計量、配付の準備、ボランティアさんや食品調達の調整など、配付がない日もとても多忙な毎日です。
そんな私たちの一日をご紹介する動画を作りましたので、良かったらご覧ください。youtu.be/S9LazqODVQ0
細:活動の中で難しさを感じること、大変なことなどがあれば教えてください。
綿:利用を希望される方が毎月100人以上のペースで増えているのに対して、
十分な食品を確保するのが、実は一番大変です。量だけでなく、主食、主菜、副菜等バランスを考えて各家庭に食品を配っているため、ご寄付でいただく食品に加えて、月によっては足りないものを購入し、偏りのないよう工夫しています。
細:綿貫さんの、グッドごはんを利用される方への想い、そして今後のグッドごはんの展望や方向性について、教えてください。
綿:利用者の方々とのやり取りから、ひとり親家庭の置かれている状況の厳しさを日々痛感していますが、配付会場で利用者さんやお子さんの嬉しそうな姿を見たりメッセージをもらったりすると、支援を届けられて良かったと心から思います。
今後は、利用者さんが食品を受け取りに来やすいよう配付場所を増やしたいと考えていて、
2023年は、東京23区全てに少なくとも1つ、配付場所を作りたいと思っています。また、首都圏・近畿圏以外の地域でも活動を開始できるよう、計画中です。そして、食の支援以外の繋がりや相談業務についても検討していまして、子どもたちが笑顔で安心して暮らせるよう、サポートできればと思っています。