配付世帯数が増え続けています

皆さまのご支援により、3か月間で延べ3,691世帯、6,470人の子どもたちに食品を届けることができました。また、9月には果物の配付も行い、とても喜ばれました。
新型コロナ感染者数の急増、物価高騰、更に給食のない夏休みと、ひとり親家庭にとって苦しい状況が続き、グッドごはんの毎月の食品配付世帯数もこの間に1,190世帯（7月）から1,308世帯（9月）と増大しています。
食品を受け取った利用者からは、「8月は夏休みでしたので、いただく食料を息子が一緒に運びたいと配布場所までついてきてくれました。”こんなにもらっていいの？” と驚いた様子でカバンに詰め、帰り道も “すごいね！” と笑顔で何度も話していました。ひとつひとつ大切にいただきます」などの感謝の声が多く寄せられています。
11月7日、当団体は新たな食品倉庫を東京都板橋区に開設しました。大崎倉庫に続く首都圏第二の事業拠点となり、更に多くの子どもたちに食品を届けることが可能になります。募金にご協力くださった皆さま、ありがとうございました！
大阪京橋ライオンズクラブ様のイベント”Innovationフェス”にて、グッドごはんフードドライブ（食品の寄付受付）を開催します。お近くの方はぜひ、ご家庭で余った食品などお持ちください！
日時：11月23日（水祝）11時～15時
場所：大阪ビジネスパーク　ツイン２１　アトリウム
詳細：こちら

みなさんのご支援のおかげでできたこと

11月20日は「世界こどもの日」、子どもの権利が守られる社会に向けて・・・

11月20日が「世界こどもの日」であることをご存じですか？世界の子どもたちの相互理解と福祉の向上を目指し、国連が制定した記念日です。
1989年のこの日に国連総会で採択された『子どもの権利条約』では、全ての子どもはひとりの人間としての権利を持っており、差別されることなく保証されるべきという理念のもと、さまざまな権利が定められています。例えば第27条では、子どもたちは心身ともに健康に育つために、衣食住など適切な生活水準で暮らす権利があることが書かれています。
しかし、条約採択から30年以上経った今も、貧困や紛争、そしてパンデミックと、様々な要因でこのような権利を奪われている子どもたちが多くいます。
私たちも子どもを支援する団体として、子どもの権利が当たり前に守られる社会を目指して活動し続けなければなりません。

(参考：Convention on the Rights of the Child: The children's version／子どもの権利条約 日本ユニセフ協会抄訳)

グッドごはん利用者の声

"グッドごはんのおかげで、娘との会話が増えました"

神奈川県に住むSさんは、娘さんと二人で暮らしています。区役所でグッドごはんのことを知り、今年の9月から利用し始めたばかりです。早速、お渡しした果物等に嬉しい感想を寄せてくれました。
「シャインマスカット、バナナ、チーズがとてもおいしかったです。パイナップルは冷凍しておいてたら、こどもが毎日少しずつ出して”美味しい”といいながら食べてます」
また10月には、配付食品の中のお吸物を娘さんと楽しく食べたことを報告してくれました。
「娘とわたしは、初めての御吸物でうきうきしながら、娘は、どうやって食べるの？とききました。とても美味しいかったみたいで、笑顔で喜んでました」
グッドごはんで受け取った食品をきっかけに、娘さんとの関係にも良い変化が生まれたそうです。「普段はあまり会話がない親子ですが、グッドごはんのおかけで、子供が笑顔で話かけてくることが私にとっては、とてもうれしいことです。心から感謝してます」