日本では広く知られていませんが、エチオピアでは住民のおよそ4人に1人が食べ物を始めとする緊急的な支援を必要としています（2023年3月現在、2千8百万人）。主な原因として、2020年以降全国各地で発生している紛争と近年で最も深刻な干ばつ被害が挙げられます。
エチオピア国内で避難生活を送っている人々は460万人にものぼるといわれており、2千万人以上が食糧支援を必要としている状況が続いています。
元々は工場だった場所で避難生活を送る人々
グッドネーバーズ・ジャパンは、このような避難生活を送る人々や、紛争の影響を受けた学校や病院などを対象に緊急支援を行っています。これまでに、避難民20,962人へ食糧を配布し、約2,200人の妊産婦や子ども達に栄養補助食品を提供し、23か所の医療施設に薬や医療物資を提供しました。
国内避難民に対する小麦粉と塩の配付
現在、駐在員2名を派遣し、複数の事業を実施しており、大きく以下４つの取り組みを行っています。
(1)国内避難民への食糧支援・乳幼児と妊産婦を対象とした栄養補助支援
(2)紛争の影響を受けた学校や医療施設の修繕と教育・医療物資の提供
(3)難民、国内避難民や帰還民、その他弱い立場にいる人々に対する生計・職業支援
(4)難民と周辺住民や、異なる民族間の平和的な共存を促すための啓発活動
膨大な数の人々が支援を必要としていますが、このような人道危機に対する注目は低く、十分な支援を届けるための資金が集まっていません。
少しでも多くの人々の命をつなぐための活動を継続できるよう、ご支援お願いいたします。
認定NPO法人グッドネーバーズ・ジャパンは、国際組織であるグッドネーバーズ・インターナショナルの一員として、国内外を問わず、支援を必要とする子どもたちを守る活動をしています 。
具体的には、アジアやアフリカなど40カ国以上で、世界20万人以上の「子どもスポンサー」とともに、教育支援を中心とした地域開発や、緊急支援活動を行っています。
また日本国内では、ひとり親世帯を対象とした支援を行なっています。
グッドネーバーズ・インターナショナルは、世界に20万人以上いる子どもスポンサーとともに、40か国以上で教育支援を中心とした地域開発や、緊急支援活動を行っています。2007年には、国連からミレニアム開発目標賞(MDGs Award)を授与されました。
グッドネーバーズ·ジャパンは、東京都に認証を受けた認定NPO法人です。日本に50,000以上 [1] あるNPO法人のなかで、「活動や組織運営、情報公開が適切に行われており、公益性が高い」認定NPO法人として認証を受けているのは約2% [1] のみです。
また、認定NPO法人への寄付は寄付金控除の対象となるため、寄付金額の最大40％が所得税額から控除されます。例えば、10,000円のご寄付の場合、年間で最大3,200円が所得税から控除されます。
[出典]
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