みんなの成長ノート
今月はモザンビークから
成長ノートをお届けします。
ぼくの・わたしの成長記録
”私のお気に入りは、保健センターです。”
ダイレンシアちゃん 2022年、2024年
成長記録
名前 ダイレンシア(Dailencia)
年齢 9歳
学年 小学校2年生
子どもからお手紙が届いています
ダイレンシアちゃんからの手紙
ダイレンシアちゃんのような子どもを一対一で支援する「ひとりの成長を見守るコース」の支援を追加したい方はこちら
ここからは現地スタッフが紹介します
現地スタッフ フランシスコ 吹き出し
グッドネーバーズ・モザンビークのスタッフ、フランシスコです。
ダイレンシアは、キャベネ地域に母親、兄弟1人、姉妹3人と暮らしています。父親は南アフリカで働いています。
今、小学校2年生で、兄弟姉妹と一緒に遊ぶことが好きです。陽気な性格で、好きな動物はブタです。
キャベネ地域には水道が通っていないため、ハンドポンプの給水施設や川の水を使用して生活しています。
私の国を紹介します

モザンビークは、アフリカ大陸の南東部に位置する沿岸国で、人口は約3,360万人(世界銀行, 2023)です。これは日本の人口の3分の1以下にあたります。
1975年にポルトガルから独立したモザンビーク。今年で独立50年を迎えます。
宗教的には、首都マプトが位置する南部を中心にキリスト教徒が多数派を占めており、隣国タンザニアと接する北部地域ではイスラム教徒が多数派です。

モザンビーク
吹き出し 現地スタッフ フランシスコ
アカシアの木々
現地スタッフ フランシスコ 吹き出し
こちらはアカシアの木です。毎年10月~3月の雨期(夏)になると、写真のように真っ赤な花を咲かせます。
首都マプトでも「アカシア」の名前がついたレストランやカフェが複数見られるほどこの木は人々に親しまれており、街の至るところで目にすることができます。
アカシアの並木道を通るときは、夏の青空と真っ赤な花のコントラストがなんとも言えないほど美しいです。
この木は直径30mほどに成長するため、その大きな木陰で人々は果物を売ったり、休憩したりしています。
街の風景を彩り、憩いの場を提供するアカシアは、私たちにとってとても大事な存在です。
カーボデルガード州で食べられる昼食
こちらの写真は、北部地域カーボデルガード州で食べられる昼食です。
モザンビークでは、シナモンで炊いたお米に魚の炭火焼きと、葉野菜ケールの炒め物を付け合わせ、お昼ご飯として食べる文化があります。
テイクアウトも可能で、250メティカル(約600円)です。
モザンビークは沿岸部に位置しているため、新鮮な魚介類を楽しむことができます。
また、カーボデルガード州をはじめとする北部地域のお米は特に香りがよく、魚との相性が抜群です。
吹き出し 現地スタッフ フランシスコ
サイクロンで破壊された家
現地スタッフ フランシスコ 吹き出し
モザンビークでは、2017年以降北部での暴力過激主義グループによる治安の悪化や、12月~2月に発生するサイクロンの自然災害が深刻な問題となっています。
特にサイクロンが起きると、多くの家屋がこの写真のように破壊され、道路が寸断されるため、電気や水道の復旧作業に数か月もかかることがあります。
2024年12月に発生したサイクロン「チド」は、カーボデルガード州やナンプラ州を直撃し、45万人以上が被災しました(OCHA, 2025)。
最近では気候変動の影響もあり、サイクロンの規模や直撃の頻度はさらに悪化しており、この地域に住む人々の生活は本当に厳しいものとなっています。
この国で私たちはこんな活動をしています
現地スタッフ フランシスコ 吹き出し
グッドネーバーズは、教育支援、医療・保健支援、生計向上、水衛生環境の改善、コミュニティ開発など、多岐にわたる活動を通じて地域社会を支えています。
また、カーボデルガード州では、グッドネーバーズ・ジャパンのスタッフを派遣し、紛争の影響を受けた国内避難民とホストコミュニティに対する生計向上支援にも取り組んでいます。
お米の配付
モザンビークは、世界が直面する食糧危機の影響を受けている国のひとつです。
グッドネーバーズでは、本年2月、南部のマプト州とガザ州にてお米の配付を現地政府と協働で実施し、1万世帯に届けました。
集まった人々は、笑顔でお米を受け取っていました 。
来月には、紛争の影響が続く北部カーボデルガード州でも配付を実施する予定です。
吹き出し 現地スタッフ フランシスコ
食糧キットを受け取った人々
現地スタッフ フランシスコ 吹き出し
私たちは、食糧危機に直面する人々を助けるため、国内4つの州で食糧キットの配付を継続的に実施しています。
これまでに計7,000世帯の子どもたちに対して、豆、砂糖、メイズ(とうもろこし)、油を配付しました。
さいごに
現地スタッフ フランシスコ 吹き出し
私たちは、スポンサーシップ・プログラムを通じて支援してくださる日本の支援者の皆さまに感謝しています。
教育、保健、水衛生の面でコミュニティの環境が改善され、子どもたちの成長が見られています。
モザンビークの子どもたちが、平和的で調和的な環境で成長できるよう、引き続きご支援をお願いいたします。
支援者様へ
子どもスポンサー様からいただいたメッセージをご紹介します。

「支援を始めたきっかけはパク ヨンハさんのファンだった事からでした。
最初は学校建設、飲水、現地スタッフなどに役立てたいと思い支援活動していました。その後子供の支援に切り替えました。
支援している子供から贈られてくる写真が段々と大人っぽくなり、とても長い時間が経過したことに思い出も沢山出来ました。
自分自身も年齢的にいつまで支援が可能なのかわからないですが、支援している子供の自立を楽しみにしています。」(北海道・きいこ様)

このコーナーでは、支援者の皆さまからのメッセージを募集しています。
以下のコメントフォームより、「子どもたちへのメッセージ」や「みんなの成長ノート」の感想、「ご支援を始めたきっかけ」をお寄せください。
forms.gle/sULCk63rX9pbdnJe7

※このメールは、海外子どもスポンサー(みんなの成長を見守るコース/ひとりの成長を見守るコース)、チャドスポンサー、チャド奨学金スポンサーの方へ送られています。
グッドネーバーズ・ジャパンのスタッフより
 
モザンビーク駐在員 小池より こんにちは。モザンビーク駐在員の小池です。
いつも温かいご支援ありがとうございます。
モザンビークは、豊かな自然と食文化を持ち、多くの魅力がある国です。
しかし一方で、気候変動の影響によるサイクロンや北部で続く紛争による災害が原因で国内避難民の発生など、深刻な問題を抱えており、多くの住民が厳しい生活を余儀なくされています。
私たちはより多くの人に支援を届けられるよう、引き続き活動を続けてまいります。
 
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