みんなの成長ノート
今月はチャドから
成長ノートをお届けします。
ぼくの・わたしの成長記録
”学校は私たちにとって大切な贈り物です。”
アダマちゃん 2016年、2024年
成長記録
名前 アダマ(Adama)
年齢 15歳
学年 小学校5年生
子どもからお手紙が届いています
サポーターさん、ありがとう
アダマちゃんのような子どもを一対一で支援する「ひとりの成長を見守るコース」の支援を追加したい方はこちら
ここからは現地スタッフが紹介します
現地スタッフ ディゲラ 吹き出し
グッドネーバーズ・チャドのスタッフ、ティゲラです。
アダマはチャドのファシャアテレ地域に、父親、母親、兄弟1人と一緒に暮らしています。
今、小学校5年生です。好きな科目は外国語で、将来の夢は先生になることです。
彼女の父親は農業で家族を養っていますが、得られる収入は少なく生活は楽ではありません。
私の国を紹介します

チャドは、アフリカ中央部に位置する内陸国です。
国名はチャド湖に由来し、現地の言葉で「広大な水のある地域」という意味です。
しかし、過酷な干ばつなどの影響により湖の面積は年々縮小の一途をたどっています。

チャド
吹き出し 現地スタッフ ディゲラ
郊外の家々
現地スタッフ ディゲラ 吹き出し
首都ンジャメナから郊外に向けて車で少し走ると、この写真のような半乾燥地帯に入り、人の姿はまばらになります。
チャドでは、大きな都市以外では人が密集して住んでいる地域は少なく、人々は小さな集落を形成して暮らしています。
郊外では、このような土壁に藁の屋根の家がよく見られます。
ヤギ肉とバゲット
チャドはフランスの植民地だった影響で、バゲット(フランスパン)が主食として食べられています。
この写真は外食でよく目にするメニューで、調理したヤギの肉にバゲットが添えられています。
吹き出し 現地スタッフ ディゲラ
難民キャンプの風景
現地スタッフ ディゲラ 吹き出し
チャドの隣国スーダンは、1年以上続く紛争によって人道危機下にあり、多くの人々が難民となって国を追われています。 
ここチャドには、4月現在で58.5万人を超えるスーダン難民が流入しており(UNHCR, 2024)、今も増え続けています。
急速な流入増加に対し、難民キャンプでは、水や食糧、医療体制などが不足しており、支援を要する状況が続いています。
この国で私たちはこんな活動をしています
現地スタッフ ディゲラ 吹き出し
チャドでは、人口の35.4%が1日2.15ドル未満で生活しており、食糧やインフラの不足といった問題に直面しています(世界銀行, 2023)。
グッドネーバーズは、このような状況の改善を目指し、医薬品や医療技術の提供をはじめ、野菜の収穫支援や学校教育の拡充など幅広く活動しています。
奨学金を受け取るヨナスクールの生徒
チャドでは、経済的な理由から学校に通うことができない子どもが少なくありません。
グッドネーバーズは、子どもたちが必要な教育を受けられるよう様々な支援を行っています。
この写真は、グッドネーバーズが運営するヨナスクール中等学校の奨学金授与式の様子です。
私たちは、学費のほか、教科書やノート、文房具や通学カバン、制服や運動服などを奨学生に支援しています。
吹き出し 現地スタッフ ディゲラ
完成した井戸
現地スタッフ ディゲラ 吹き出し
マヨー・ケブビ地域では、井戸や水道の設備が整っておらず、濁った川や水たまりの水を使って生活していたため、コレラやマラリア、下痢、腹痛に苦しむ人々が後を絶ちませんでした。
そこで、グッドネーバーズ・チャドは当地域に10基の井戸を建設し、住民たちがきれいな水を飲むことができるよう支援しました。
さいごに
現地スタッフ ディゲラ 吹き出し
私にとって、困難な状況にある子どもたちをサポートすることが、仕事に取り組む原動力です。
私たちは、子どもたちが暮らす地域で教材や文具の提供、学校の建設などを行っています。
子どもたちが尊厳のある暮らしを送れるよう支援してくださる日本のスポンサーの皆さまに、心から感謝しています。
いつも温かいご支援ありがとうございます。
支援者様より
子どもスポンサー様からいただいたメッセージをご紹介します。

「私には3人の娘と男の子の孫が2人います!皆んな幸せに暮らせています。まだまだ大変な子ども達の毎日の笑顔が増える様になれば、私がしているほんの小さな事が役立つのかなぁと思っています。気を強く持ち生きていけますように。皆んなからのお手紙を楽しみに私も頑張ります」(熊本県・ままこ様)

このコーナーでは、支援者の皆さまからのメッセージを募集しています。
以下のコメントフォームより、「子どもたちへのメッセージ」や「みんなの成長ノート」の感想、「ご支援を始めたきっかけ」をお寄せください。
forms.gle/sULCk63rX9pbdnJe7
グッドネーバーズ・ジャパンのスタッフより
 
グッドネーバーズ・ジャパン 野田 こんにちは、東京事務局インターンの野田です。
日頃のご支援、誠にありがとうございます。
チャドは経済的に困難な状況にある子どもたちが多く、継続的な支援が必要とされています。
グッドネーバーズは、チャドにて多岐に渡る分野での活動を行っており、このような支援に皆さまのご支援が役立てられています。
引き続きチャドの子どもたちを温かく見守っていただけますと、ありがたく存じます。
どうぞよろしくお願いいたします。
 
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