みんなの成長ノート
今月はカンボジアから
成長ノートをお届けします。
ぼくの・わたしの成長記録
”あなたの国の生き物について知りたいです。”
ナリットくん 2019年、2023年
成長記録
名前 ナリット(Narith)
年齢 11歳
学年 小学校4年生
子どもからお手紙が届いています
サポーターさん、ありがとう
ナリットくんのような子どもを一対一で支援する「ひとりの成長を見守るコース」の支援を追加したい方はこちら
ここからは現地スタッフが紹介します
現地スタッフ チェインホ 吹き出し
グッドネーバーズ・カンボジアのスタッフ、チェインホです。
ナリットは、カンボジアのオーチュローブという村に住んでいます。母親は亡くなっており、父親、姉と一緒にトタンや木でできた家で暮らしています。
今、小学校四年生で、学校では友だちとスポーツをして遊ぶのが好きです。将来の夢は、先生になることです。
私の国を紹介します

壮大な寺院アンコールワットが国旗に描かれるカンボジアは、観光地としても有名な国です。
以前は、アジアの中で最貧国に分類されていましたが、近年は縫製品などの軽工業輸出や観光業を中心に飛躍的な経済成長を遂げています。
特に発展が目覚ましい都市部には、農村部から就職の機会を得ようとたくさんの人々が出稼ぎに来ています。

カンボジア
吹き出し 現地スタッフ チェインホ
水上家屋
現地スタッフ チェインホ 吹き出し
グッドネーバーズ・カンボジアが支援しているエクプノン地域には、写真のように水上家屋で生活する人々がいます。
この家に住むシデスちゃんの両親は魚の養殖で生計を立てており、家にある唯一の船で早朝に漁へ出ます。
そのため、彼女は毎日近所に住む人の船に乗って学校に通っています。
スタッフと遊ぶ子どもたち
カンボジアの義務教育は日本と同様に、初等教育6年間、前期中等教育3年間で、授業料は無償ですが制服や学用品などは自己負担です。
都市部に比べ農村部では、親の厳しい経済状況や教育に対する意識の低さから、学校に入学しても途中で退学してしまう子どもが少なくありません。
このような教育の問題は、私たちが取り組むべき大きな課題のひとつです。
吹き出し 現地スタッフ チェインホ
祖母と孫たち
現地スタッフ チェインホ 吹き出し
農村部に住む人の多くは、収入を得るためタイなどの周辺国に出稼ぎに行きます。
親と離れ残された子どもたちの多くは、祖父母などの親族と暮らしています。
中には出稼ぎに同行する子どももいますが、その先で学校に通えず勉強を続けられないケースも少なくありません。
この国で私たちはこんな活動をしています
現地スタッフ チェインホ 吹き出し
このような問題を解決するため、私たちは、親が子どもたちと離れることなく地元で働いて安定した収入を得ることができるよう、様々なプロジェクトを立ち上げて起業や就職の支援を行っています。
地元住民が自らの力で持続的に収入を生み出すことは、自分たちの生活に希望を見出すことにもつながります。
今回はその中から二つのプロジェクトを紹介します!
養蜂に携わる家族
まず一つ目は、農村部の自然豊かな地形を活かした養蜂事業です。
私たちは、農林水産省のサポートを受けながら、地元住民にミツバチの餌付け方法など養蜂技術の指導をすることで、良質な蜂蜜を生産することに成功しました。
人々は、養蜂のマーケットが大きくなって、より多くの収入を得られるよう、生産品質やブランド力を高める努力を続けています。
吹き出し 現地スタッフ チェインホ
魚網を作る女性たち
現地スタッフ チェインホ 吹き出し
二つ目は、水上家屋の村での漁業資材の生産・販売強化です。
昔からこの地域では、地元住民によって漁網などが作られていましたが、私たちは新たに協同組合を立ち上げ、品質向上のための技術指導や市場開拓の新しいアイデアの提供を行ったことで、より多くの収入が得られるようになりました。
人々は、地元で家族と暮らしながら仕事ができることに幸せに感じています。
さいごに
現地スタッフ チェインホ 吹き出し
私はグッドネーバーズが支援している村で、スポンサーシッププログラムの運営を担当しています。
支援者の皆さまの愛の力で、貧困を減らし子どもたちが健やかに育つことができると信じています。
可能性に満ちた子どもたちが、元気に、力強く成長する姿を見たいです。
いつも子どもたちとコミュニティを支えてくださる皆さまに感謝申し上げます。
支援者様より
このコーナーでは、支援者の皆さまからのメッセージを募集しています。
以下のコメントフォームより、「子どもたちへのメッセージ」や「みんなの成長ノート」の感想、「ご支援を始めたきっかけ」をお寄せください。
forms.gle/sULCk63rX9pbdnJe7
グッドネーバーズ・ジャパンのスタッフより
 
グッドネーバーズ・ジャパン 大寺 東京事務局インターンの大寺です。いつも温かいご支援ありがとうございます。
カンボジアでは、全ての子どもが十分な教育を受けられない現状がありますが、その一方で、グッドネーバーズの活動を通して、皆さまの愛情が子どもたちに届き、その場に笑顔の咲く瞬間をたくさん見てきました。
今後も、この素敵な交換が続くよう精進してまいります。
 
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