みんなの成長ノート
今月はカンボジアから
成長ノートをお届けします。
ぼくの・わたしの成長記録
”お母さんがぼくのために買ってくれたかばんだからです。”
ホン リーくん 2021年、2023年
成長記録
名前 ホン リー(Hong Ly)
年齢 10歳
学年 小学校4年生
子どもからお手紙が届いています
サポーターさん、ありがとう
ホン リーくんのような子どもを一対一で支援する「ひとりの成長を見守るコース」の支援を追加したい方はこちら
ここからは現地スタッフが紹介します
現地スタッフ ケム 吹き出し
グッドネーバーズ・カンボジアのスタッフ、ケムです。
ホン リーは、カンボジアのオーチュローブに父親、母親と暮らしています。今、小学校4年生です。
好きな科目は算数で、普段勉強は朝にしています。将来の夢は、警察官になることです。
両親は農業で生計を立てていますが、得られる収入は少なく生活は楽ではありません。
私の国を紹介します

東南アジアに位置するカンボジアは、近年の目覚ましい経済成長で注目を浴びている国です。
特に首都プノンペンでは、発展途上国であることを忘れてしまうような高層ビル群も立ち並んでいます。
その一方で、農村部ではいまだに基礎的なインフラが整っていない地域も多くあり、地域間格差が問題となっています。

カンボジア
吹き出し 現地スタッフ ケム
若者の集合写真
現地スタッフ ケム 吹き出し
カンボジアの人口統計では、全国民の約45.7%が24歳以下の若者です(世界銀行, 2022)。
彼らの存在は、今後のカンボジア経済の担い手として期待されるだけでなく、外国からの投資を引き付ける要因にもなっています。
写真は、昨年グッドネーバーズ・カンボジアが主催したスキルアップ研修に参加した若者たちです。
マーケットの様子
カンボジアの街中にはいくつものマーケットがあります。
マーケットには食料品はもちろん、衣類や日用品などあらゆるものが売られていて、市民の生活に欠かせません。
また、観光客向けのお土産屋も多いので、カンボジアに来たら訪れてほしい場所の一つです。
吹き出し 現地スタッフ ケム
本を読む子どもたち
現地スタッフ ケム 吹き出し
カンボジアでは、小学校の修了率が男の子の場合76%、女の子の場合81%と非常に低くなっています(UNESCO, 2020)。
理由としては、制服や教材を買うための金銭的余裕のない家庭が多いことや、学校や教室、教員数の不足等、十分な教育環境が整っていないことが挙げられます。
このような状況を改善し、カンボジアの子どもたちの教育の機会均等を達成するべく、私たちは精力的に活動しています。
この国で私たちはこんな活動をしています
現地スタッフ ケム 吹き出し
私たちは、カンボジアの子どもたちにとってより質の高い教育環境を整えるため、校舎の改修や学習教材の提供など、様々な支援を行っています。
加えて、保健や衛生など、様々な分野から複合的にアプローチをすることで、子どもたちの身を守り、成長を支えています。
教師の研修会の様子
この写真は、教員を対象とした研修の様子です。
カンボジアでは教員の数や質不足が顕著であり、子どもたちの学習レベルが停滞している一因となっています。
研修を通じて教員の指導力を上げることは、子どもたちの学力向上のために重要だと考えています。
吹き出し 現地スタッフ ケム
奨学金を受ける学生たち
現地スタッフ ケム 吹き出し
グッドネーバーズ・カンボジアでは、経済的に教育を受け続けることが難しい子どものために奨学金プログラムの運営も行っています。
2022年には、計34名の生徒に奨学金を給付しました。
これにより、子どもたちは経済的な理由で断念することなく、勉強を続けることができます。
さいごに
現地スタッフ ケム 吹き出し
私は、1年程前からグッドネーバーズ・カンボジアで働き始めました。
この仕事を通して、困難な状況にある子どもや家庭を支援できることをとても嬉しく思っています。
私たちの活動が、子どもたちとコミュニティに愛と希望をもたらし、貧困を削減できるよう願っています。
日本のスポンサーの皆さま、カンボジアの子どもたちのために温かいご支援をいただき、ありがとうございます。
支援者様より
このコーナーでは、支援者の皆さまからのメッセージを募集しています。
以下のコメントフォームより、「子どもたちへのメッセージ」や「みんなの成長ノート」の感想、「ご支援を始めたきっかけ」をお寄せください。
forms.gle/sULCk63rX9pbdnJe7
グッドネーバーズ・ジャパンのスタッフより
 
グッドネーバーズ・ジャパン 岩崎 東京事務局インターンの岩崎です。
カンボジアでは満足に教育を受けられていない子どもたちがいると知り、私たち日本人のようにほとんどの人が学校に通えているという状況は当たり前ではないのだと実感します。
今後も自分が支援ができる立場にいることに感謝しつつ、より多くの子どもたちが幸せに暮らせるよう活動を続けていきたいです。
 
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