みんなの成長ノート
今月はインドネシアから
成長ノートをお届けします。
ぼくの・わたしの成長記録
”あなたが幸せに暮らせるよう願っています。”
マウリアナちゃん 2013年、2022年
成長記録
名前 マウリアナ(Mauliana)
年齢 18歳
学年 職業訓練校 3年生
子どもからお手紙が届いています
あなたが幸せに暮らせるよう願っています
マウリアナちゃんのような子どもを一対一で支援する「ひとりの成長を見守るコース」の支援を追加したい方はこちら
ここからは現地スタッフが紹介します
現地スタッフ ハエカル 吹き出し
グッドネーバーズ・インドネシアのスタッフ、ハエカルです。マウリアナは、ムラボ地域に父親、母親、兄弟1人、姉妹1人と一緒に暮らしています。今、職業訓練校に通っています。学校から家に帰ると、普段は家で皿洗いや掃除、料理などの両親の手伝いをしています。夜はコーランを読んだり、宿題をしたりします。親切な性格で、趣味は料理です。2022年12月にグッドネーバーズの支援を卒業し、今後はTeuku Umar大学で勉強を続ける予定です。
私の国を紹介します インドネシアと日本には、島国であるという共通点があります。インドネシアの島の数は日本の2倍近くにものぼり、世界最大の島嶼国家となっています。島のある範囲も広く、なんと東西の距離はアメリカの東西両海岸間の距離に匹敵する約5,110kmにも及びます。 インドネシア
吹き出し 現地スタッフ ハエカル
森林の豊かな国インドネシア
現地スタッフ ハエカル 吹き出し
インドネシアは緑豊かな国で、国土の半分近くが森林です(2020年時点、ワールド・データ・アトラス)。インドネシア最西端にあるスマトラ島では、その森林の豊かさの中で、日本の動物園でも人気のスマトラトラやスマトラゾウなど希少な動植物が多数生息しています。
ヒジャブの上からマスクをつける女性たち
インドネシアでは6つの宗教が公的に認められていますが、90%近い国民がイスラム教を信仰しています。そのため多くの大人の女性は頭にヒジャブと呼ばれるスカーフを身に着けており、コロナ禍ではマスクの着脱がしやすいように、その上からマスクを着用してる人もいます。
吹き出し 現地スタッフ ハエカル
早婚は国内の大きな問題
現地スタッフ ハエカル 吹き出し
18歳未満での結婚、またはそれに相当する状態にある「児童婚」は、この国の大きな課題の一つです。例えばロンボク島の中央部では、2020年に179件の児童婚が確認されました。本人の意思とは無関係に進められる結婚により、学校に通えなくなる子どもたちがいます。グッドネーバーズはこれに対し、政府関係者やステークホルダーを集めて問題について話し合う場を設けるなど積極的な働きかけをしています。
この国で私たちはこんな活動をしています
現地スタッフ ハエカル 吹き出し
グッドネーバーズはインドネシアで、教育・子どもの保護・保健医療・収入向上などの支援活動を行っています。例えば教育分野では、2021年の間に計11,703人の子どもに対して学校へ通うための経済支援や学用品支援を行いました。 また2022年11月に起きたマグニチュード5.6の地震を受けて、被災者への緊急支援を行っています。支援を必要としている被災者のために、緊急支援募金にご協力をお願いします。

インドネシア地震緊急支援のご寄付はこちら
こころのケアを受ける子どもたち
2022年11月の地震によって被災し避難所へ逃げてきた子どもたちに、心のケアを行っています。災害によって大切な人や家が犠牲になったり、日常が奪われたりすることは、特に子どもたちに大きな影響を与えます。子どもたちが受けた心の傷を緩和し、寄り添うケアが必要とされています。
吹き出し 現地スタッフ ハエカル
母親と赤ちゃんに安心と安全を
現地スタッフ ハエカル 吹き出し
インドネシアの一部の村では、妊娠に対して正しい知識をもっていないことが原因で、妊婦と胎児が危険な状態におかれることがあります。私たちは妊婦やその周りの人々に対し、医療施設で診察を受けることや妊娠中に栄養バランスの良い食事をとることの大切さを伝える活動をしています。
さいごに
現地スタッフ ハエカル 吹き出し
私は、子どもの権利の向上を目指してグッドネーバーズで働いています。子ども達は希望でいっぱいです。私たちスタッフは彼らの成長と発達のために平等な機会を提供していかなければならないと考えています。日本のスポンサーの皆さん、いつもあたたかいご支援をありがとうございます。
支援者様より
子どもスポンサー様からいただいたメッセージをご紹介します。
「退職をし、社会と繋がりたいと思ったのが支援を始めたきっかけです。「みんなの成長ノート」を送っていただき、子どもたちの元気な姿に私の方が癒されていることに気づきました。活動されているスタッフの皆様のご努力に頭が下がる思いです。これからも頑張ってください。そしてよろしくお願いします。」(栃木県・ピース様より)

このコーナーでは、支援者の皆さまからのメッセージを募集しています。
以下のコメントフォームより、「子どもたちへのメッセージ」や「みんなの成長ノート」の感想、「ご支援を始めたきっかけ」をお寄せください。
forms.gle/sULCk63rX9pbdnJe7
グッドネーバーズ・ジャパンのスタッフより
 
グッドネーバーズ・ジャパン アルバイト 柴 本年もどうぞよろしくお願いいたします。インドネシアからの成長ノートは実は今回が最終号となります。
グッドネーバーズ・ジャパンはこの度、インドネシアの近年の経済成長、労働力人口の増加を鑑み、国内で課題を解決していく力が育ってきていると判断したため、インドネシアでの支援活動を終了することを決定しました。
同国では国内での経済格差やインフラ整備など残る課題もあるため、グッドネーバーズ・インターナショナルとしては今後も支援を続けてまいります。
このような経緯の元、グッドネーバーズ・ジャパンがインドネシア・ムラボ地域でこれまで支援してきたすべての子どもが18歳を迎え支援を卒業したため、2022年12月をもってインドネシアにおける子どもスポンサーシップを終了いたしました。
皆さまのこれまでのご支援に、スタッフ一同心よりお礼申し上げます。
今後は、インド・バングラデシュ・ネパール・カンボジア・エチオピア・チャド・モザンビークの7ヵ国の子どもたちを引き続き温かく見守っていただけますと幸いです。
グッドネーバーズ・ジャパン アルバイト 柴
 
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