みんなの成長ノート
今月はネパールから成長ノートをお届けします。
ぼくの・わたしの成長記録
”もしあなたと直接会うことができたら、一緒にご飯を食べたいです。”
アビシュカール 2020年、2022年
成長記録
名前 Aabishkar アビシュカール
年齢 5歳
身長(何センチ伸びたか) 85cm(cm)
体重(何キロ増えたか) 12kg(kg)
※新型コロナウイルスの影響で身体測定ができなかったため、身長・体重は2020年の情報を掲載しています。
学年 幼稚(保育)園
※ネパールの教育制度 基礎教育(小学校)8年制、中等教育(中等教育課程校)4年制
好きな科目 算数
子どもからお手紙が届いています
もしあなたと直接会うことができたら、一緒にご飯を食べたいです。
アビシュカールくんのような子どもを一対一で支援する「ひとりの成長を見守るコース」の支援を追加したい方はこちら
ここからは現地スタッフが紹介します
現地スタッフ ラジェンドラ 吹き出し
ネパールのスタッフ、ラジェンドラです。アビシュカールはネパール北部のバジュラで、両親、姉妹1人と一緒に暮らしています。今、幼稚(保育)園に通っています。一番好きな教科は算数で、好きな動物はウサギ、好きな色はオレンジ色です。将来の夢は、医者になることです。
バジュラは丘陵地帯にあり、豊かな自然に恵まれた地域です。子どもたちの親の多くは農業や日雇い労働で生計を立てていますが、得られる収入は少なく、生活は楽ではありません。
私の国を紹介します ネパールの国花をご存じですか?ラリグラスという花で、ネパールのナショナルカラーでもある赤い色の花です。毎年3月から4月頃に山岳地域で咲きます。子どもたちのお絵描きの題材としても好まれていて、花が咲くシーズンには、お弁当をもってピクニックにでかける人々の姿も見かけます。 ネパール
吹き出し 現地スタッフ ラジェンドラ
額にたすき掛けをしてかごを背負う子ども
現地スタッフ ラジェンドラ 吹き出し
現在グッドネーバーズ・ジャパンが事業を行っているムグ郡は、ネパール西部の山岳地域に位置しています。山岳地域で荷物を運ぶ際によく見かけるのが、額にたすき掛けをしてかご(ドコといいます)を背負う様子です。この子はまだ4歳ほどですが、お母さんの真似をして、額にたすき掛けをして荷物を運ぶお手伝いをしています。
額に飾り付けをしたラバ
山岳地域は、道路が整備されていない場所も多く、車道がない場合がほとんどです。そのため、荷運びには人力によるものや、ラバや馬がよく使われます。馬よりもふたまわりほど小柄なラバですが、スタミナは抜群で、重い石や穀物などを運びます。荷運び一団の先導を切るラバにはこうして、額に飾り付けをします。
吹き出し 現地スタッフ ラジェンドラ
月経期間中の女性たち
現地スタッフ ラジェンドラ 吹き出し
ネパールの一部地域では、「月経にまつわるタブー」があります。この写真は、月経期間中の女性たちが、自宅のあるコミュニティから離れた場所で沐浴・洗濯をしているようすです。月経中は、コミュニティ内の共同水場を使うことが禁じられているためです。グッドネーバーズでは、地域の慣習を尊重しながら、女性たちが尊厳をもって生活できるよう、学校・地域での「月経に対する正しい知識」の普及活動に力を入れています。
この国で私たちはこんな活動をしています
現地スタッフ ラジェンドラ 吹き出し
グッドネーバーズ・ジャパンでは、2021年3月よりムグ郡で水衛生環境の向上事業を実施しています。今年3月末には1年目の事業が終了し、事業対象校11校において、「飲料水給水設備」「男女別ユニバーサルトイレ」「ゴミ焼却設備」の建設が完了しました。続く2年目では、あらたに10校において、水衛生設備の建設・整備を進めています。
水衛生設備の譲渡式
グッドネーバーズ・ジャパンで建設した水衛生設備の譲渡式が、ことし3月末に学校で行われました。そこでは、地域の人による現地独特の歌と踊り(デウラといいます)が披露され、設備の完成を祝いました。建設した設備が、学校はじめ地域の人々によって長く効果的に使用されるよう、グッドネーバーズでは、設備の正しい使用方法とメンテナンスのトレーニングを行っています。
吹き出し 現地スタッフ ラジェンドラ
視覚障害の特別支援学校に通うシャンティ
現地スタッフ ラジェンドラ 吹き出し
ムグ郡で、視覚障害の特別支援学校に通うシャンティは、現在小学3年生です。彼女は4歳の頃からグッドネーバーズの支援を受けています。ネパールにおける障がい児・障がい者の社会参画は進んでいるとは言えず、特に地方に住む障がい児・者は教育や社会活動にアクセスしにくいのが現状です。そんな中でも、シャンティは点字の授業に積極的に取り組み、学校生活を楽しんでいます。
さいごに
現地スタッフ ラジェンドラ 吹き出し
今回は私の休日の過ごし方を紹介します。自宅があるカトマンズでは、休日はおもに家族と過ごしています。夜は、一人の時間を作ってオンラインで勉強をします。現在、グッドネーバーズの事業のためムグにいますが、ムグはネットワーク環境がよくないため、インターネットの代わりに本を読んだり、近くの丘まで気分転換に散歩に出かけてリフレッシュしています。
支援者様より
子どもスポンサー様からいただいたメッセージをご紹介します。

「みんながスクスク成長する姿を見て嬉しく思います。現地の子ども達にほんの少しでも協力出来たらと思い始めました。また、スタッフの方々の努力、頑張りに心打たれました。素晴らしい活動ですよね。これからもお身体に気をつけて無理せずマイペースでお仕事続けて下さい。皆さん本当尊敬してしまいます。」(東京都・レイニーウォーク様より)

このコーナーでは、支援者の皆さまからのメッセージを募集しています。
以下のコメントフォームより、「子どもたちへのメッセージ」や「みんなの成長ノート」の感想、「ご支援を始めたきっかけ」をお寄せください。
forms.gle/sULCk63rX9pbdnJe7
グッドネーバーズ・ジャパンのスタッフより
 
グッドネーバーズ・ジャパン 佐藤 ネパール担当の佐藤です。私が現在駐在しているムグ郡は、ネパールの中でも”もっとも開発の遅れている地域”のひとつとされています。たしかに、インフラの未整備によって、日常生活や仕事上で不便を感じることがありますが、地域の人の人情や自然の移り変わりを身近に感じることができる環境に、ムグの良さを見つけています。 グッドネーバーズ・ジャパン 佐藤
 
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