2014.09.09 支援事例

新たな人生を切り開く、収入向上プロジェクト

グッドネーバーズでは、貧困に苦しむ人々が貧困のサイクルを断ち切り、より良い生活を送ることができるように、各地域で収入向上プロジェクトを実施しています。収入向上プロジェクトにおいて、グッドネーバーズが大切にしていることは、起業や就職に必要な資金を融資するだけでなく、それぞれの地域や人々に適した知識や技術を提供することです。
この収入向上プロジェクトにより、新しい人生を送るようになった人々を紹介します。

収入が80%増加しました マラウイに住むウンチョワさん

マラウイ、チオザに住んでいるウンチョワ(35歳)さんは「きのこ栽培」で第2の人生を送ることになりました。
月平均30ドルにも満たない収入でなんとか家族を養ってきたウンチョワさんは、グッドネーバーズが運営している「きのこ栽培プロジェクト」に参加し、きのこ栽培の方法を学び、事業を始めることで徐々に収入を増やしていきました。
さらに、ウンチョワさんはきのこ栽培で得た収益を使い、豆や野菜を売る店を開きました。今ではプロジェクト参加前に比べ、収入は80%増加しました。「今後もトウモロコシ栽培など、事業を拡大していき、今より丈夫な家に住みたい。」と話してくれました。グッドネーバーズの収入向上プロジェクトのひとつである「きのこ栽培」が、彼に新たな人生をもたらしました。

「きのこ栽培」の講習会
きのこの成長を見守るウンチョワさん

裁縫の仕事を始めました バングラデシュに住むシャナズさん

バングラデシュのシラジガンジに住んでいるシャナズ(29歳)さんも、最近生活が一変した一人です。 数年前、シャナズさんは病気で働くことができない夫に代わって、家族のために仕事を始めようとしましたが、起業するにも資金が足りず、女性であるということが原因で、仕事に就くこともできませんでした。
そんな状況の中、お金の貸し出しを行い、小規模な創業をするのを支援してくれる組合があるということを耳にした彼女は、バングラデシュが支援しているシラズカンジ地域の協同組合にやってきました。シャナズさんは、組合のメンバーになって4か月間裁縫の訓練を受け、技術を身に着けた後、今は仕事に就いています。「頑張れば貧困から抜け出すことができるという自信がついた。」とシャナズさんは語ります。

裁縫の仕事をするシャナズさん

「服を作って稼いだお金で、家族の食事代、夫の治療費を支払う事ができるようになりました。基本的なことさえ不足していた暮らしが一変しました。"家族のために何もできない"と思っていた近所の人たちも、私の生活の変化を見て、私のアドバイスを聞きたいと言ってきます。このような機会を与えてくださったグッドネーバーズと協同組合に本当に感謝しています。」
(バングラデシュ支部 ライガンズ協同組合員 シャナズさん)

適切な技術や知識の提供

このように、適切な知識や技術の提供は、現地の住民が生活を安定させ、自立していくためには欠かすことのできないものです。さらに、シャナズさんのように社会から疎外された女性たちは、起業や就業を通して、自分の可能性に気付き、自信を持つことができます。そして、女性が自信を持って、家庭や社会で積極的に活動することが、女性の地位向上を促し、男女平等の考え方の普及に繋がります。

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